前編では「妻だけED」と言って強がる旦那さんがED治療薬を飲んでもダメだったという話で、原因は食事にあったとお伝えしました。
フレンチのフルコースとED治療薬は相性が悪い?! 前編
後編ではED治療薬に対する食事内容の重要性とセックスレス解消にまで至った経緯をお伝えしたいと思います。
牛丼以上の脂肪はED治療薬も効きにくくなる
こちらの計算は竹越先生のウェブサイトから引用させていただきます。
牛丼並の総エネルギーは
674kcalで脂肪が22.4g
栄養学では脂肪1gが9kcalですので牛丼並の脂肪は
22.4g×9kcal=201.6kcal
201.6kcal÷674kcal=0.299kcal
牛丼の脂肪が占める割合は29.9%なのでOK!
ということは、S子さんの旦那さん、だめじゃないですか。
アミューズでキッシュやパテ。続いてフォアグラ、牛フィレ、ポタージュ、チーズワゴンにクリームたっぷりのデザート。
メニューを見ただけでアウトです。
ED治療薬はお医者さんの説明をよーく聞き、最善の状態で飲みましょう。
知識を得てセックスレス解消
とはいえ、S子さんの旦那さんは、病院に行ってED治療薬を処方してもらったという「妻のための愛情行為」をしてくれました。
ホテルも予約してくれました。
S子さんにそのことについては絶対に感謝してくださいと伝えました。
その後、正しい服用の仕方をして、S子さんご夫婦のセックスレスは解消。
「妻だけEDや」という暴言はなくなったそうです。
女性側は食事にも気をつける気遣いを
結果オーライですが、女性側もED治療薬の特徴については知識を持っておくといらぬ心配をしなくてよくなります。
まずフレンチフルコースや焼き肉大盛りを食べた後でED治療薬を飲んでも「なんだかなあ?」の結果になる可能性があるということを覚えておきましょう。
次回もユニークな事例をお届けします。
<参考>浜松町第一クリニック 浜松町院 院長 竹越昭彦医師
http://www.hama1-cl.jp/first_time/