おしゃれ女性雑誌にも男性ホルモンと男性更年期の特集が
先日、女性誌an-anで、男性ホルモンの特集が組まれていたのをみて、「男性ホルモンの秘密を徹底解剖ですって?なぜan-anで男性ホルモンの特集を?」と不思議に思ったので読んでみました。
記事の内容は女性でも男性ホルモンが高いとオヤジっぽくなる、というもの。しかし仕事のパフォーマンスは上がるとのことなので、上司でイライラしてるような人は男性更年期障害かもしれないですね、とも書かれていました。なるほど、おしゃれな女性誌でも男性ホルモンが大々的に解説される時代になったのだな、と嬉しくなりました。
男性更年期障害の特徴
パートナーの男性ホルモンが加齢とともに減ってゆくのは仕方ないことです。それによって男性更年期特有の症状が現れます。疲労感、不安、鬱っぽい感じ、記憶力の低下などに加え、性欲が低下、そしてEDの症状も出てくると泌尿器科の先生が説明してくださっています。大阪大学大学院医学系研究科の辻村晃先生は「EDについては、日本人の有病率は世界的にも高いというデータがあります。」と述べておられます。
まじめで勤勉な男性ほど更年期障害からのEDになりやすい
私のところに相談にいらっしゃる男性のかたのお話を聞いてもED気味(心因性)のかたは、まじめで完璧主義のタイプが多いように見受けられます。世界を見渡してもこんな勤勉な国民はいないのではとさえ思います。まじめ、勤勉、細かいところに配慮できる日本人のよい部分が多様なストレスに耐えきれなくなる。男性ホルモン分泌量が少なくなる年代になると、男性更年期の症状が現れ、ED患者さんが増えてゆく。ちょっぴり悲しい現状です。
ED予防にもつながる男性更年期障害への知識と理解
パートナーのED予防のためにも、男性更年期障害について知っておきましょう。女性更年期障害は母親やお友達からいろいろ知識を得るけれど男性更年期障害についてはあまり知る機会がありません。女性である私たちはパートナーがEDになりうる原因を女性誌だけでなく健康関連の書物や、「ED治療ナビ」を始めとするED情報ポータルサイト等でもっと勉強しなくてはなりませんね。
引用:http://www.nippon-shinyaku.co.jp/healthy/male_urinaryorgans/male_menopause.html