さよさん(29歳)からの相談
EDの彼と付き合い始めて1年以上経ちます。
腸炎のせいにしてEDだと認めていない彼に、治して欲しくて私の方から切り出して話し合いをしました。
私が伝えた内容は『普通は待てないって周りなら言うと思うけど、私はあなたのことが好きだから待ってるんだよ。疲れが取れないとか腸炎を再発しているのは免疫力が低下してるかもしれないから、改善するためにもサプリとか飲んで試してもいいんじゃないかな。前向きにいろいろチャレンジしていこう。』等を話したところ、彼も素直に頷いたりして、話から逃げようとはしませんでした。
彼も私がエッチをしたいと思ってることは分かってるといい、1ヶ月前からスキンシップも多くとってくれるようになりました。
ただ、疑問があります。本人は自分がEDだと気づいているのでしょうか?
彼のプライドもあり、私から病院に行こうとは言えず、最後の手段にしようと思っているのですが、私が彼に伝えた内容はEDの改善にプラスなりますか?
一緒に頑張ろうと伝えたつもりですが、彼にきちんと伝わっているのか心配です。
三松真由美 氏からのアドバイス
相談者さんの伝え方は間違ってないと思います。「あなたのことが好き」という事はどれだけ言っても多すぎることはありませんので、日々伝えるようにしてください。
彼が話をちゃんと聞いてくれたことに関しても、「聞いてくれてありがとう」と言葉に出すのがいいでしょう。
EDのことを女性から切りだされると、100%の男性はムっとしていやがります。「そんなにしたいの?」「女性のくせに」などという心ない言葉、あるいは「そんなにしたいならほかとしろ」という逆切れ言葉を吐く男性もほんとうに多いのです。
その言葉にダメージをうけ、もう二度とEDについて話し合いはできないとふさぎ込む女性もいるわけです。
そんな中、相談者さんの彼は、聞いてくれるすてきな彼氏です。向き合ってくれてありがとうと伝えましょうね。
「本人は自分がEDだと気づいているのでしょうか?」というご質問ですが、はい、気づいています。気づいているからこそ、腸炎のせいにしたり、その話題から逃げたいのだと思います。
スキンシップは復活したのですよね。そのときに陰茎の硬度はどうでしょう。まったく反応しませんか。露骨に触らなくてもよいので、太ももとかで確かめてみてください。
もし全く反応しないのであれば、病院に行くのがよいのですが、本来は男性側から「病院に行ってみる」という流れにしなければならないナーバスな問題です。
相談者さんが思っておられるように女性側が発する「病院へ」という言葉は、刀のようなものです。ショックだと思います。プライドも何もガタガタになるので、その言葉は避けましょう。
彼にはわかりすぎるくらい伝わっているので、最後の切り札とか言わずに、しばらくスキンシップのみのベッドコミュニケーションで待ってみましょう。
本当に彼が相談者さんのことを愛しているなら必ず治してくれます。といいますか、ほんとうに腸炎かもしれないのなら、腸炎を完治させなくてはなりません。
消化器外科の先生にうかがいましたが、腸の手術のあとの患者さんにED症例が見られるそうです。それもふくめ、身体の悪いところは結婚前にお互い治そうという言葉がけもしてみてください。