入籍後にEDが発覚し夫婦生活も駄目になりそう

相談者さん、お寄せいただいた文面のみではEDにいたる現状がよく見えないのですが、お見合い結婚ということでしょうか。
交際期間のデートの時にも性交渉が成立しなかったということでしょうか。

結婚を前提にお付き合いしている未婚女性から「彼がEDみたいなんですけど、結婚してもだいじょうぶでしょうか」という相談をよく受けています。

そういう時は、「大切なことだからそこを話合ってから結婚しないと大変なことになる」とお伝えしています。

話しにくいテーマではありますが、そこを先送りにして結婚してしまうと、妻が悲しい想いをするのは眼に見えています。
その話題を女性側が切り出したら避けるとか、うやむやにしようとする彼なら結婚を見直すべきだと言っています。

そんな重要な事から逃げる男性はほかに困った事が起きたときにも逃げ腰になってしまいます。

セックスは快楽のためにするだけでの行為ではありません。パートナーを女性として大切に扱う行為、自然な愛の行為ととらえていない男性がときとして存在します。
そんな男性は「しなくても俺が平気なら妻も平気」という男性目線でセックスを考えています。

射精のみならマスターベーションで事足ります。

EDの場合は、勃起しなくてかっこう悪いから一人で射精するほうが気も楽です。それでも、女性側がセックスの大切さをあきらめずに伝える事で改善されるケースも多々あります。

相談者さんの場合、同居しているだけの関係と自己判断されていますが、ED改善よりもまず先に二人の関係を見直すことが大切かと思います。
思いやり、慈しみが存在しない二人に愛溢れる性交渉は成立しません。
片方だけが「したい」と考えていても一方通行のまま年月が経ちます。
相談者さんは寝室問題だけでなく、おそらくほかの事も不安があるのではとお察しします。

どんな会話をしていますか。

一緒に行きたい場所や夢を語っていますか。

会話をするとき、旦那様の事を「あー、好きだなあ、この人のこと」と思いながら見つめていますか。

旦那さまからキスされないとしても、自分から抱きついていますか。

旦那様のどんなところを好きになって添い遂げる決心をしたのか今一度振り返ってみてください。
そこを徹底的に好きになると光が見えます。結婚生活がだめになるのは、EDのせいだけではありません。

セックスレスを改善するために一歩踏み出すには、「抱かれたい」欲望を前面に押し出さず、小さな事からひとつずつ見直す事が必要です。

何が原因かわからない、それは旦那様もそう感じているかもしれません。

相談者さんが「あなたのことが大切、大好き」という言葉がけや日々の行動をとれば、少しずつ変化が見えると思います。

その時に、EDのことを話合うのがベストかと。いかがでしょうか。