隣のED事情
パートナーがEDかどうか心配になっている女性の方は多いことと思います。ほかの人の旦那さんや彼はいったいどうなの?と気になるときもあるでしょう。
私がよく取材を受けているエルシーラブコスメティックという女性向けの性のケアをサポートするコミュニティがあります。(以下LC)LC会員の成人女性300名にアンケート調査をしてもらいました。
認めようとしないED予備軍
回答者は既婚未婚両者います。
「パートナーが最近ペニスが柔らかいんだと告白してくれた事がある人」は8・3%。「セックスのときパートナーのペニスが途中でフニャっとなってしまった経験がある人」は、たまにあるという人を入れると45・3・%です。
男性は自分で「勃起硬度に自信がない」とは言いませんが、女性側が「あら?」と勃起硬度の不完全さを感じる場面は半数近いということです。もちろん、お酒を飲みすぎていた、睡眠不足が続いていたなど体調やコンディションの問題もありますが、自分では認めようとしないED予備軍が実は水面下にたくさん潜んでいるということです。
複雑な男心
この途中で萎えてしまって最後まで完遂しない状況を中折れと言いますが、中折れが数回続くと、男性は本当に自信がなくなってきます。
「この前もできなかったから、今夜もできないかもしれない。さすがに3回も、ゴメン状態が続くと奥さんもガッカリだろう。というかなんか、俺、恥ずかしいし」「彼女の前でかっこ悪い。ふられるかも」という複雑な感情が芽生えます。
陰茎の事を「ムスコ」という熟年男性もいるほど陰茎は男性のシンボルです。ムスコが言う事をきかない、女性を満足させることができないということは男性にとって致命的な事件。
勃起硬度が意地できなくて恥ずかしい、気まずいという感情から、セックスそのものを遠ざけるようになる。これがEDセックスレスの序章です。
LC調査の結果の8.3%と45・3%の違いを深読みし、では「あら?」と感じたらどうすればよいかを次回から考えてみましょう。「あら?」の時点でどうするかがとても重要なのです。
※エルシーラブコスメティック:女性特有の身体の悩みを解決するヘルスケアのコミュニティ