夫婦の性生活についての調査

背中合わせの夫婦男女の生活と意識に関する調査2012年版で既婚者のセックスレスの割合が41.3%という結果が出ました。2004年の31.9%から着実に増加し続けています。私は割合よりその理由に着目しています。

セックスレス夫婦の理由

セックスレスの理由の第1位は、男性の場合「仕事で疲れている」、女性の場合「面倒くさい」です。二位は出産後なんとなくです。
調査結果には浮き出てこない倦怠感やマンネリ、妻のモンスター化による「妻だけED」そして「夫とはしたくない症候群」、実はパートナーとの異性愛が冷めているけれど家族として過ごしているからセックスなどあるわけないという本音には触れられることはありません。
そして男性のしたくない理由「仕事で疲れている」を深読みすると忙しさから来るED、仕事のストレスが原因のEDも含まれているのではと推測できます。
男性は「疲れてるから勃起に自信ないんだよ。だから今夜はやめとこう」とは決して言いません。このくらいの疲れならできるのだけど、途中で中折れするとかっこ悪いからやめとこう、マスターベーションで抜けばいいやとなります。

「疲れている」には要注意

疲れている男性「疲れているからしたくない」正当な理由としてもろもろをオブラートする言葉です。疲れているのに無理矢理する必要がないのがセックスです。よって、妻も従います。
これが、1年、2年「今夜も疲れている」というように先延ばししているうちに復活不可能なセックスレスカップルになりますので、「疲れている」という万能言葉には注意しておかなければなりません。
もちろん、女性側もめんどうくさいからしなくていいと考えているなら何も問題ないですが、こちらのED治療ナビをお読みになっている女性の方々は「セックスは夫婦にとって大切なこと」ととらえておられるので「疲れている」という言葉が続くようなら、本当はEDかもしれないと心の隅に置いてください。

【出典】(社)日本家族計画協会調査
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2265.html