米製薬会社のバイバスは、自社開発した男性向け性機能障害治療薬(ED治療薬)「ステンドラ(一般名:アバナフィル)」について、米食品医薬品局(FDA)からの承認を得たことを明らかにしました。
バイアグラよりも短時間で効果
ED治療薬でシェア最大のバイアグラは、服用後、効果が表れるまでに30分~1時間を要しますが、今回発表されたステンドラはバイアグラより大幅に短い15分以内で効果が表れるということです。
副作用はED治療薬と共通
そしてステンドラの気になる副作用についてFDAは、「頭痛、顔の紅潮、鼻づまり、背中の痛み」などを挙げています。これに対して、バイバスで新薬の開発から市販までをトータルで手がけるメディカル・アフェアーズ(MA)部門担当責任者のバーバラ・トルーピン氏は、「副作用は、市場に出回っている他のED治療薬と共通のものだ」と説明しているとのことです。
このステンドラ、米国では本年中(2012年)の販売を目標にしているようです。実際の効果のほどが気になるところですが、日本上陸にはまだまだ時間がかかりそうです。厚生労働省の認可が早くおりることを祈りましょう。
※画像はイメージです。