バイアグラのジェネリック医薬品その気になる効果・効能・副作用

先発医薬品とジェネリック医薬品

処方せんジェネリック医薬品と言えば、まず「先発医薬品に比べて価格が安い」という点を思い浮かべる方が多いかと思いますが、成分や効果についてはご存じでしょうか。
厚生労働省が発行しているジェネリック医薬品に関する資料には以下の様に書かれております。

<厚生労働省後発医薬品(ジェネリック医薬品)の品質などについて>
先発医薬品と同一の有効成分を同一量含み、同一経路から投与する製剤で、効能・効果、用法・用量が原則的に同一であり、先発医薬品と同等の臨床効果・作用が得られる医薬品
参考:『ジェネリック医薬品への疑問に答えます
～ジェネリック医薬品Q&A～』

この記載の通り、ジェネリック医薬品の有効成分や効果は先発医薬品と同一・同等です。
近年問題視されている偽造薬とはこの部分が全く異なっており、ジェネリックバイアグラはその有効成分や効果が先発バイアグラと同一・同等であることによって国に承認されているのです。

ジェネリックバイアグラの効果・効能

先発バイアグラ同様、ジェネリックバイアグラの服用は性行為の1時間前が目安となり、効果は個人差がありますが3～5時間程度続きます。
この効果時間中ずっと勃起してしまうと誤解されている方が多いのですが、そうではありません。薬を服用していない時と同様に、あくまで「性的興奮や刺激」があった時にのみ勃起します。

服用時の注意事項としては、先発バイアグラ同様、食事やアルコールの影響を受け易いという点が挙げられます。
お腹に食物等がある状態で服用すると、薬剤吸収の悪化や、効果発現の遅延などが起こることがありますので、十分な効果を得るには空腹の状態で服用してください。

また、他にお薬を飲まれている方も注意が必要です。
硝酸薬やニトログリセリンなどのお薬を飲まれている方は、先発バイアグラ同様、ジェネリックバイアグラの服用はできません。
他にも注意の必要なお薬がありますので、病院を受診される際に必ず医師へご相談ください。

ジェネリックバイアグラの副作用

医師に相談先発バイアグラ同様、主な副作用に「気分が悪くなる」「頭痛」「顔のほてり」「消化不良」などの症状が出る場合があります。
また、光に過敏になる、色が変化してみえるなど、一時的に目に影響が出る方もいらっしゃいます。
これらの症状は必ず現れるわけではありませんし、多くの方が心配されるほど深刻なものではありませんが、異常を感じた場合には服用を中止し、医師にご相談ください。