ジェネリックバイアグラの価格を調査

東和薬品より国内最初のジェネリックバイアグラである、シルデナフィルOD錠 VI「トーワ」が販売開始されてから約1年。現在では国内の製薬会社9社からジェネリックバイアグラが発売されております。

頭を抱える男性ED治療は保険が効かない自由診療のため、費用はできるだけ安く抑えたいと誰しもが思われることと思います。しかし、実際にどれほどの価格となるのかはクリニックによって大きく異なってきます。
また、クリニックのホームページ等には詳細な薬の価格が記載されていないことも多いのが実情です。そのためED治療ナビにも、「料金がいくら掛かるのか」といったご相談が多くの方から寄せられております。ただでさえナイーブな問題にもかかわらず、料金が不明ということでは治療から足が遠のいてしまうのは当然のことだと思います。

そこでクリニックで処方されているジェネリックバイアグラの価格について、ED治療ナビが独自に調査を行いました。皆様が安心して治療に取り組んでいただけるよう、多くのクリニックで取り扱いが確認できた5社のジェネリックバイアグラの価格を公開いたします。
今まで費用が気になってクリニックへ行くことに不安をお持ちだった方は、ぜひこちらを参考にして頂ければと思います。

ジェネリックバイアグラの取り扱い比率

・東和薬品『シルデナフィルOD錠 VI 「トーワ」』…68%
・富士科学工業『シルデナフィル錠VI「FCI」』…11%
・キッセイ薬品工業『シルデナフィル錠VI「キッセイ」』…10%
・テバ製薬『シルデナフィル錠VI「テバ」』…4%
・シオノケミカル『シルデナフィル錠VI「SN」』…2%
・その他…5%

※2015年5月 95件のクリニックを対象としED治療ナビが独自に調査を行った結果となります

調査の結果、シルデナフィルOD錠VI「トーワ」の取り扱いが最も多いという結果となりました。これは、国内で最初に販売開始されたジェネリックバイアグラだということと、東和薬品がジェネリックバイアグラの利用促進に力を入れてきた結果ではないでしょうか。

ジェネリックバイアグラ1錠当たりの価格

towa【シルデナフィルOD錠VI「トーワ」】
コーヒー、レモン風味がある。水なしで飲めるのが大きな特徴のOD錠。
割線入りで半分に割ることが可能なため、50mg錠のみが販売されている。
価格(50mg):1,000円~1,100円

fci【シルデナフィル錠VI「FCI」】
発売されているジェネリックバイアグラの中で最も先発バイアグラに色や形が近い。割線はなく、50mgと25mgが販売されている。
価格(50mg):900円~950円

kissei【シルデナフィル錠VI「キッセイ」】
色が先発バイアグラに似ているが、形は円形をしている。割線はなく、50mgと25mgが販売されている。
価格(50mg):900円~950円

teva【シルデナフィル錠VI「テバ」】
優しいピンク色の丸い錠剤。割線はなく、50mgと25mgが販売されている。
価格(50mg):950円~1,000円

sn【シルデナフィル錠VI「SN」】
優しいピンク色の丸い錠剤でED治療薬を飲んでいると気づかれにくい。割線はなく、50mgと25mgが販売されている。
価格(50mg):950円~1,000円

※2015年5月95件のクリニックを対象としてED治療ナビが独自に調査した結果となります

vi(参考価格)
【先発バイアグラ】
価格(50mg):1,500円~2,000円

※2014年10月 ED治療ナビが独自に調査した結果となります

価格を確認することができた95件のクリニックを対象に調査を行ったところ、シルデナフィル錠VI「FCI」、シルデナフィル錠VI「キッセイ」は価格が900円~950円と今回調査を行った中では最も安価でした。次に安価だったのは、シルデナフィル錠VI「テバ」、シルデナフィル錠VI「SN」で、価格は950円~1,000円でした。
どれも、先発バイアグラよりも大幅に安いことがわかります。

シルデナフィルOD錠VI「トーワ」は価格が1,000円~1,100円と、先発バイアグラよりも安いですが、他のジェネリックバイアグラと比べると若干高い印象があります。しかし、2014年10月の調査では価格が1,000円~1,250円、今回の調査では1,000円~1,100円と価格が下がっていることが確認できました。

また、今回の調査で取り扱いが多かった5社のジェネリックバイアグラの中で唯一、割線が付いているためピルカッター等を使用することなく手で半分に割ることができるという特徴があります。
ジェネリックバイアグラの25mgで良ければ、手で簡単に半分の25mgに割って服用することができます。その場合の価格としては500円~550円(1錠当たりの価格)ととても経済的です。シルデナフィルOD錠VI「トーワ」以外のジェネリックバイアグラの25mgは最安値でも600円~650円ほどですので、さらに安価にED治療を受けることが可能となるのです。

ジェネリックバイアグラに乗り換える人が増えています

笑顔で通話する男性国内でジェネリックバイアグラが発売されてから月日が経ち、より安くED治療を受けたいと先発バイアグラから乗り換えた方々の声が、ED治療ナビに多く寄せられております。
今までジェネリックバイアグラを敬遠していた方も、こちらを参考にして頂き、治療への第一歩を踏み出して頂ければと思います。

・いつも先発バイアグラを飲んでいたがジェネリックバイアグラの方が安かったので変えた。効果は特に変わらなかった。(45歳/公務員)
・行きつけの専門病院でジェネリックバイアグラの取り扱い開始。私も早速試してみました。少し効き目が薄いような気がしましたが、ちゃんと勃起しました。(51歳/自営業)
・節約のためジェネリックバイアグラに変更。値段は安くなったが見た目も効き目も同じで満足。(32歳/フリーター)
・彼女とのデートでレモン風味の水なしOKなのを試しました。薬っぽくないので気軽に飲める。これはイイと思います!(24歳/大学生)
・ED治療を始めるにあたって治療費をできるだけ抑えたかったのでジェネリックバイアグラを選びました。値段も効果も全く問題ない。(39歳/会社員)

ED治療ナビが2014年10月に調査を行った結果と比較すると、ジェネリックバイアグラの取り扱いは拡大していることが分かりました。これは今後も広がっていくことでしょう。
今後もED治療の費用に対して不安を持っている方のために、ジェネリックバイアグラの価格に関する調査を定期的に行い公開して参ります。

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