トレンダーズ社が調査!『セカンド処女』の実態とは
性体験はあるが、長い年月セックスをしていない『セカンド処女』がどうやら増えているようです。トレンダーズ社の調査によるとセカンド処女の割合が5人に1人という数値でした。
ノットバージンの女性370人中77人が「2年以上性交渉がない」という結果です。この調査を既婚女性に限って行えばどうなるのか?おそらくもっと高い数値が出てくると推測されます。
セカンド処女の定義として、一部では”未婚で彼氏がいない女性”に限定するという見方があるようですが、既婚や交際中の女性だって、性交渉がない期間が長く続けば同じことです。
これまでの呼び方として「セックスレス」という単語があった、というだけのことなのですから。
セカンド処女を未婚だけの問題にすべきではない
結婚して5年も経たないうちに立派なセカンド処女になってしまう主婦は、世間が思っている以上にたくさんいます。
日々、セックスレスについて様々なカップルからの相談を受けている私としては「パートナーがいる=定期的に性交渉がある」という概念自体が、今の日本ではすでに成立困難になってきていると感じます。
むしろ、パートナーがいるのに「セカンド処女化」している方のほうが、状況的にはかなりツライといっていいでしょう。
そういう女性たちをこれまでに何人も見てきた私としえは、それが非常によくわかるのです。
パートナーありでもセカンド処女にはなり得る
正常な欲求があって、彼氏や夫がそばにいるにもかかわらず、まったく性交渉がない。この状況が何年も続いてしまうことを想像してみてください。受けるストレス、自己肯定感のなさ、満足感や幸福感のなさ・・・想像を絶するものがあります。
結婚前、新婚当初はもちろん性交渉があったものの、しだいに回数が減って来て気がつくと5年も経っている。子供が小さい頃は忙しくて気にならなかったが、ふと気づくと、子供は大学生になり、リビングではいつも夫と二人。
寝室は一緒だけれど肌の触れ合いがまったくない。このタイプのご夫婦が一般的な現状かと。
お互いが「それでよし」ならなんの問題もありません。どちらかが「触れ合いたい」「セクシーなスキンシップを復活させたい」と少しでも思っている場合が問題となってくるのです。
私が運営する恋人・夫婦仲相談所には、そんなご夫婦のどちらかお一人が相談に来られます。
春枝さん(仮名)のセカンド処女事例
春枝さん(47歳・仮名)は高校生のお子さんがいる主婦です。旦那さんとは15年以上のセックスレスです。結婚・子持ちというだけで、周囲からそういうふうには見られませんが、まだ30代だった頃から春枝さんはすでに「セカンド処女化」していたのです。
最近、女友達4人とランチをする機会があり、エッチな話題になりました。春枝さん以外は「セックスしている」という事実に気付き、驚きました。
その中で「夫に裸を見られるって、ダイエットする決心つくわね。太いって言われたくないから体型の維持をがんばれる」という発言があり、春枝さんはなるほどと納得。
家事とパートの仕事中心の生活で自分の身体を顧みる機会がない15年。たるんできた腰回り、縦皺がある首筋。ほかの3人が自分より色っぽいし、きれいだなと感じました。
そこで春枝さんは、週末の夜、子供が留守をしていたので、旦那さんに「一緒にお風呂に入ろう」と伝えました。
「背中流してくれるならいいよ」とあっさり答えてくれたので、お風呂でのスキンシップは復活。と言っても背中を流すだけです。
お風呂に入っている旦那さんは、春枝さんの身体に見向きもせず下半身を指差してポツリと一言。
「俺も50過ぎてから、こっちの方は全然だめだから。昔は強かったのになあ」
春枝さんは返事に困り、「そうなの?浮気されるよりいいわ」と強がってしまいました。
月に2回ほど、お風呂で背中を流す事はするようになりましたが「だめだから」と宣言した旦那さんに不満を持つようになっています。
この先、どう展開したかは次回に。