新しい年が始まりました。リオオリンピックに向かって私達の気持ちも景気も上を向けばいいなと願っています。個人的に2016年のEDセックスレスの動向を予想してみます。
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2016年リオオリンピック景気でED夫が急増する!?
景気上向きが実現するよう願掛けの意味も込めて、上向きを前提にセックスレスについて動向予測をしてみます。
景気が上を向く→国民の仕事量が増える→疲労とストレスも増える→心因性EDの男性が増え、夫婦の寝室事情が手薄に。
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という予想ができますが、もうひとつのmy予想はこれです。
景気が上を向く→男性ホルモン値(つまりヤル気)活性化→仕事もセックスも頑張ろう→浮気増加&家庭ではセックスレス。
この「英雄色を好む問題」も夫婦のセックスレス問題と平行して増えるのではと。事象には裏と表があると言われます。セックスレス問題も裏と表があるのです。
「健康管理」という観点からセックスレスを考える
そして2016年は、健康管理意識と若々しく生きたい意識はますます盛り上がり、スポーツ施設、健康食品、サプリ、美容医療、更年期対策、アンチエイジングエステなど、「身体によい」関連の産業が更に人気になることでしょう。
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セックスレス問題を憂えている私としては、愛あるセックスは「心によい」「身体によい」という視点で捉えることができます。そうです。「セックスレスになると健康と若さを損なう」と警鐘を鳴らしたほうがエッジが効いて刺さるかもしれません。
実際、セックスレスによる健康減退の事例は発表されており、海外では研究が進んでいます。「月に21回以上射精する男性は前立腺癌のリスクが減る」、「セックスをすると免疫力が高まりウイルスに対する抵抗力を強める。つまり風邪をひきにくくなる」などはニュースで流れてくるので目にしたことがある人もいるのではないでしょうか。
スコットランドの学者さんは「週3回以上セックスしている人はしていない人より10歳以上若く見える」という研究を発表したそうです。「若く見えるなんて感覚的なものだ」と反論もありそうですが、実際、周りの友達で調べてみると明確になります。
2016年もスキンシップでEDセックスレス回避
セックスレスカップルが多く、年間セックス回数が少ない日本人にとって、マユツバに映りやすい「定期的にセックスしている人は若く見える」説。私は職業柄、それを調べやすい位置にいますが、まさに「している人は若くていきいきしている!」です。
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スキンシップによって愛と癒しのホルモンとも呼ばれる「オキシトシン」が出るのは、皆さんもすでにご存知でしょうが、これで二人の関係性がより親密にラブラブになります。いいセックスをした翌日は妻が夫にやさしくなるという事例を多数聞いています。「恋愛は科学だ」というテレビ番組でルネ・ハーレマン博士は「キスやスキンシップで分泌するオキシトシンは夫婦の絆を強め、浮気防止をする」と発表されました。
2016年も、EDセックスレスに陥るリスク回避には、意識的なスキンシップによるオキシトシン分泌がキーポイントなのです。