警視庁未認証医薬品を「勃起不全解消」とED(勃起不全)に効果があると広告するなどしたとして、警視庁生活環境課と富坂署は、健康食品販売会社「ライトゲイト」社長、鈴木香織容疑者(39)を薬事法違反(承認前の医薬品広告の禁止)などの疑いで逮捕したということです。同容疑者は「薬事法の認識が甘かった」と容疑を認めているようです。

インターネット上の広告に惑わされないで!
同課によると、同社は平成14年に設立され、東京都から4回、同法違反で行政指導を受けていたそうです。それにも関わらず、2012年6月26日~8月31日の約2ヶ月の間、インターネット上で未承認の医薬品である精力剤13点を「精力・勃起力・持続力で悩んでるアナタ!完全解消」などと、効能があるように広告し、これらの精力剤を販売目的で計1230個貯蔵したとしています。

また、鈴木容疑者はツイッター上で男性医師を名乗ってEDに関する相談に乗っていたといいます。

このようにインターネット上では、未認証の医薬品でも、いかにも効果があるように謳って販売しているケースが多数あります。未認証の医薬品はどのような効能があるのか、どのような副作用が起こるのかわかりません。ED治療薬は医師の診察、処方が必要な医薬品です。EDで悩んでいる方は、インターネット上の広告に惑わされずに、必ず医師に正規のED治療薬を処方してもらうようにしましょう。