2018年3月以降に起きたレビトラの在庫切れにより、全国のED治療患者、とくにレビトラを使用していた人たちの間で悲鳴があがっています。なんと、どこの医療機関へ問い合わせてもレビトラの在庫がなく、普段使っているED治療薬「レビトラ」を処方してもらえない事態が起きているというのです。これは一体どういうことなのでしょうか?
お知らせ
2024年現在、レビトラは製造・販売が中止されておりますが、後発薬(ジェネリック)は販売されています。
現在、レビトラの後発薬(ジェネリック)が処方可能なクリニック
目次
相談ダイヤルに連日寄せられる「レビトラありますか?」の声
当サイトED治療ナビが運営しているED相談のフリーダイヤルに、最近多くの患者様から「レビトラ扱ってるクリニックありませんか?」という声が寄せられています。
普段からED治療薬に関するご質問や、ED治療についてのお問い合わせを多数頂くのですが、2018年2月後半くらいから、なぜかレビトラへのお問い合わせが集中して寄せられる状況が続きました。
これはナゼなのか? オペレーターが調べてみたところ、なんと世界的にレビトラが不足している事態が起きていることが分かったのです。
様々なクリニックのHPに「レビトラ欠品」のお知らせが・・・
オペレーター調べによると、ED治療を専門として行っているクリニックをはじめとして、ED治療を行っている一般診療の病院などでも次々に「レビトラの欠品」が起きていることが分かりました。
なかには、2018年1月早々にも「お知らせ」をHPに掲載し、欠品をHPに明記した病院もありました。メーカーからクリニックに通達があってすぐの段階で「在庫切れ」をしてしまったことが伺えます。
ED治療はほとんどの病院が、内服薬の処方をメインの治療方法として対応しているわけですから、処方薬の在庫が切れてしまうのは一大事。極端にいうと、処方ができないということは、治療してあげられないにも等しいからです。
ですから、病院は薬の在庫量には敏感です。それは他の疾患でもEDでも変わりありません。通常であれば、在庫が少なくなればすぐにメーカーに発注して在庫を補充するのが当然の流れなのですが、今年に入ってから、レビトラに関しては発注できないか、注文しても品物が届かない状況が発生していたようです。
レビトラ製造工場で生産に遅れが発生! 欠品の原因は「改修工事」?
レビトラの在庫減少は日本に限ったことではなく、全世界的に起きていることのようです。原因は、レビトラを生産している本国ドイツ レバークーゼンにある工場の「改修工事」だとか。
この「改修工事」を行うにあたって生産ラインは一時的に止めなければならないため、レビトラ錠の製造が行えなくなり、出荷が一時的に停止し、全世界で品薄が起こっているというのが今回の騒動の構図のようです。
それにしても、ナゼこのタイミングに、世界的な在庫不足を招いてまでバイエル社が「改修」を行っているのでしょうか? これについては、ネットでもいろいろな憶測が飛び交っているのですが、どれも「単なる噂」の域を出ておらず、詳細な理由までは分かっていません。
とにかく突然の「改修工事」によるショックは本国のバイエル社のみならず、日本のバイエル薬品にも波及して、ED治療の現場に少なからず混乱を引き起こしたのは間違いないでしょう。
特に「レビトラ 20mg錠」が品薄?
レビトラ錠のラインナップには5mg錠、10mg錠、20mg錠と3つの容量があり、日本国内では一般的に10mgもしくは20mg錠が処方されます。
その中でも、どちらかというと20mg錠のほうが、治療の現場で欠品する傾向にあるようです。調べてみると、10mg錠であれば少しは在庫があるというようなクリニックも散見されましたが、10mg錠・20mg錠ともにしっかり在庫が揃っています、という病院や専門クリニックは、ごく僅かな限られたクリニックだけでした。
なぜ20mg錠がすぐに無くなってしまうのかについては、やはりニーズの高さが原因だと考えられます。レビトラを使用する患者さんの多くが、高容量で確実に効果を得たいと考えているのかもしれませんし、10mg錠と比較したうえで効果の違いを実感し、選択しているのかもしれません。
「レビトラ以外にもバイアグラやシアリスといった薬がるんだから、そんなに大袈裟に騒がなくても…」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ほかの薬では処方ができない場合もありますし、レビトラの特徴である即効性や力強い効果と適度な持続というのは、その他のED治療薬を飲んで必ず得られるものではないのです。
したがって、「欠品しているなら他の薬でいいか」と簡単にはいかず、できるだけ普段から使用していたレビトラを求めようとするかもしれません。
また、お薬と体との相性も重要です。ED治療薬の種類を変えることで、思わぬ副作用に悩まされるケースは珍しくないため、慣れている薬以外は使いたくない、という心理も多分に働いていることが考えられます。
レビトラの供給はいつ再開するのか
今のところ、レビトラの供給再開については明確なメドは立っていません。
その他の都道府県ED治療病院データはこちらから
レビトラと同等の効果を、ほかのED治療薬で得るには?
なかなか手に入らなくなってしまった今、レビトラを使っていた人はどのような対策をとればいいのでしょうか?
まずは先ほど紹介したような、まだ若干の在庫を確保しているクリニックを探し出して処方してもらうというのが一つです。もし20mg錠の在庫がなくても、10mg錠を処方してくれるところがあれば、そこで10mg錠を処方してもらい、10mg1錠でどの程度違いがあるのか、2錠服用で20mgの代わりとなるか、などについて医師に相談してみると良いかもしれません。
※2錠を一度に服用することの可否については、医師の診察・診断を受け、指導のもとに行ってください。
とはいえ、在庫のある医療機関がない!どこも在庫が切れている!という方もいらっしゃるでしょう。そういう場合は別の方法として、レビトラ以外のED治療薬で、レビトラと同じような効果を得るというやり方もあるようです。実際、そういった処方の提案を行っているED治療専門クリニックもいくつか見受けられました。
他の治療薬でレビトラと同等の効果を得たい場合には、バイアグラ(シルディナフィル)がチョイスされる場合が多く、容量の対応としては、下記のようなバランスが目安として考えられているようです。
・レビトラ10mg1錠=バイアグラ(シルディナフィル)50mg1錠
・レビトラ20mg1錠=バイアグラ(シルディナフィル)50mg2錠
当然これについては医師の間でも意見が分かれるところでしょうし、処方には慎重を期する必要があります。
特にバイアグラ(シルディナフィル)の場合は、日本向けには服用者の体型等から肉体的負担などを考慮して、100mg錠剤は公式に発売されていないわけですから、同じことになる服用には慎重さが求められます。
手元にバイアグラ(シルディナフィル)がたくさんあるからといって、安易に服用するのは危険です。医師の判断を仰いでからにしましょう。
偽造品市場が活気づく!? ニセモノにご用心
正規品の供給が少なくなると、活気付くのが偽造品市場です。「どうしても欲しい」という気持ちから、騙されてニセモノを掴まされてしまう人が多いからです。
しかも、ニーズが高まっている状況であれば通常より価格が高くても売れる場合があるので、悪徳な販売業者からしてみれば「待っていました」といわんばかりの状況です。
ネット通販や雑誌広告などで「激安」「本物」などと書かれているのを信じ込んで、効果のないニセモノを売りつけられてしまう方が未だに多くいます。
騙されただけならまだ良いほうで、なかには実際にニセモノの薬を飲んでしまい、深刻な健康被害を被る人もいるのです。
偽造品の多くは衛生管理など行われていない製造現場で作られることが多いため、飲むと健康を害する可能性がとても高く危険です。また、違法な成分や危険な成分が基準量などお構いなしに含有されていたりするため、安易に入手しないほうが賢明であるといえます。
ED治療薬においては、もしも正規品が入手できない場合、入手できる状況になるまで待つか、他の正規ED治療薬を医師に処方してもらって使用するのが一番安全であるといえます。
・こちらもご参照ください →偽造品の説明
まとめ
レビトラがこれまでのように普通に処方してもらえるようになるまでには、いましばらくの我慢が必要なようです。
今までレビトラを使用していた方はとても心配だと思いますが、まずは慌てず冷静な対応を心がけましょう。まだ在庫のある医療機関で処方を受けるか、他の薬で代用するか、いずれにせよ、供給が再開されるまでのことですから、あまり深刻に受け止めないことが大事です。
不安な気持ちからパニックのような状態になってしまうと、怪しい通販広告などにも惑わされやすくなります。損をしたり健康被害を受けたりする可能性もありますから十分注意しましょう。
あくまで正規のルートで、医師の診察を経たうえでED治療薬を処方をしてもらうというのが、一番安全で確実な方法だということを忘れずに行動することが大切です。
現在、レビトラの後発薬(ジェネリック)が処方可能なクリニック(主要都道府県)【2024年更新】
レビトラの後発薬(ジェネリック)を扱うED治療ができる北海道の病院リスト
レビトラの後発薬(ジェネリック)を扱うED治療ができる栃木県の病院リスト
レビトラの後発薬(ジェネリック)を扱うED治療ができる埼玉県の病院リスト
レビトラの後発薬(ジェネリック)を扱うED治療ができる千葉県の病院リスト
レビトラの後発薬(ジェネリック)を扱うED治療ができる東京都の病院リスト
レビトラの後発薬(ジェネリック)を扱うED治療ができる神奈川県の病院リスト
レビトラの後発薬(ジェネリック)を扱うED治療ができる新潟県の病院リスト
レビトラの後発薬(ジェネリック)を扱うED治療ができる岐阜県の病院リスト
レビトラの後発薬(ジェネリック)を扱うED治療ができる静岡県の病院リスト
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