トイレ皆さんはご自宅でオシッコをする時、立ってしていますか?座ってしていますか?「男なら立ってするのが当たり前!」と思う方が大半だと思いますが、最近では「飛び散るから」という理由で、奥さんから「座りション(洋式便座に座ってオシッコをすること)」を命じられている男性も多いといいます。しかし、この「男の座りション」がEDや癌を引き起こすという可能性が浮上しました。

立ちション用にできている男の身体
ご存知だと思いますが、オス犬は自分のテリトリーを主張するために、片足を上げて電柱に向かってオシッコをします。オス犬のこの行為が男性の「立ちション」にあたります。つまり立ちションには男性性の本質があるといえます。

そして、そもそも人間の男性の身体というのは、立ちション用にできています。座ってしまうと足はもちろんですが、腹筋や肛門括約筋に力が入らない上に、不自然にペニスを折り曲げる必要が出てくるため、気づかないうちに残尿しているのだそうです。尿管に、尿素やアンモニアなどの強い酸性の成分が常に溜まっていると、炎症を引き起こし、排尿障害や前立腺肥大が生じやすくなります。そして、前立腺がダメージを受けてしまうと、EDや最悪の場合は睾丸癌を引き起こすと言われています。

トイレ使用後は自分で掃除
このように男性の座りションには、様々なリスクが潜んでいます。もし今現在、奥さんに座りションを強要されている方は、使用後のトイレの拭き掃除は自分ですることを約束し、立ちションを許してもらった方が今後のためかもしれません。