潤さん(48歳・男性)からの質問

EDでも朝立ちがなくなると、近い将来重大な病気にかかる可能性があると聞きました。ED症状が出ていても、朝立ちがあればまだマシな状態であると判断してよいですか?

回答

まったくもって朝立ちがなくなった状態であるよりは、まだ危険度は低いと考えることができますが、それでも油断は禁物。ED原因が血管性のものであれば進行は早めに食い止めなければ、いずれ大変なことになってしまうかもしれません。

勃起と朝立ち、そして朝立ちのなくなった状態の危険度に関しましては、札幌医大の名誉教授である熊本悦明先生に詳しく語って頂いておりますので、〝朝立ち〟が消えたら心筋梗塞や脳卒中にご用心をご参照ください。

男性の寿命は、男性ホルモンの分泌維持と、それによって保たれる血管のしなやかさであると言っても過言ではありません。また、既に性行為をする機会が減ってしまった男性でも、勃起がある、勃起がおこせることは非常に重要なことなのです。QOL(生活の質)にも大きく関与し、QOL(生活の質)や寿命にも大きく影響を与えます。

現在、朝立ちがある方でも、既に減ってきていたりEDの症状をきたしている方は要注意です。早めに治療を行うことで重病化を防ぐことが出来ますから、後回しにせず、速やな受診をご検討ください。