こうさん(男性)からの質問
睡眠が不足するとEDになるというのは本当ですか?
どんなメカニズムですか?
回答
睡眠不足でEDになる最大の要因は、ホルモンバランスが崩れることだと言われています。
ここでいうホルモンバランスとは、具体的には男性ホルモンの分泌のことです。
男性ホルモンは、夜寝ている間に分泌されますので、その時間が短くなるという事は、結果的に男性ホルモンの分泌量が低下するということですから、性欲低下や勃起力(精力)の減退を招くことに繋がり、EDを発症しやすくなります。
また、睡眠時間が長くてもEDになるケースがあり、原因は、睡眠時無呼吸症だと言われています。
睡眠時無呼吸症は肥満男性でイビキをかく方に多く見られますが、無呼吸状態の数秒間は血中酸素が不足します。
体内で酸素が不足すれば、当然、ホルモンを分泌する脳も酸欠状態ということになりますから、男性ホルモンの正常分泌が阻害され、結果的にEDになる可能性が高いのです。
なるべく7~8時間程度の、質のいい睡眠を維持できるように心がけて頂くことが大切かと存じます。