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イトロタブ(ITROTAB)が4錠入ったシート(表面)
イトロタブ(ITROTAB)が4錠入ったシート(裏面)
イトロタブ(ITROTAB)の箱(表面)
イトロタブ(ITROTAB)の箱(裏面)
イトロタブ(ITROTAB)が4錠入ったシート(表面)
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イトロタブ(ITROTAB)の箱(表面)
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商品の写真(医薬品のパッケージ)に関するご注意事項
スポラノックスのジェネリックで、イトラコナゾール100mg配合のカプセル剤。爪白癬をはじめ、皮膚カンジダ症や深在性真菌症など幅広い真菌感染に対応します。
ブランド:ヒーリングファーマ(Healing Pharma)

イトロタブ

Yuu 薬剤師が執筆
看護師 医療系国家資格を有する専門家(看護師)が確認済み
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イトロタブ(水虫治療薬:スポラノックス ジェネリック)

イトロタブは、爪水虫のパルス療法が認められている抗真菌薬スポラノックスのジェネリック医薬品です。有効成分イトラコナゾール100mgを含有し、白癬菌やカンジダ菌をはじめとする真菌感染症の治療に用いられます。湿気や光に弱い成分をカプセルに閉じ込めることで品質を安定させ、胃で効率よく溶け出して吸収されるようになっています。

先発薬と同等の治療効果が期待でき、パルス療法にかかる費用を抑えられる点がメリットです。

なお、本ページは薬剤師が執筆しております。

本ページを執筆した薬剤師
Yuu

総合病院で院内薬剤師として勤務し、糖尿病病棟の担当や患者さん向けの講座開催を経験しました。その後は調剤薬局にて在宅訪問や無菌調剤にも携わり、幅広い現場での知識と実践を積んでいます。

また、食と健康のつながりを深めるため薬膳アドバイザーの資格も取得しています。

さらに、医学誌編集経験を持つ看護師が最終確認を行い、医療の専門家による二重のチェック体制で情報の正確性を担保しています。

本ページを確認した医療系国家資格を有する専門家
Ray

看護師資格を有し、総合病院で勤務。退職後、出版社に勤務し、医学誌の編集も担当しておりました。

※本ページの初稿は薬剤師が執筆しております。メドノア編集部が必要に応じて加筆・修正を行いますが、その際も情報の正確性と信頼性を損なわないよう細心の注意を払っています。

イトロタブの概要

  • 爪水虫を3ヶ月で治すパルス療法に対応した経口抗真菌薬
  • 有効成分イトラコナゾール100mgを含有するカプセル剤
  • 白癬菌、カンジダ菌、アスペルギルス菌など幅広い真菌に効果が期待できる
  • 先発薬スポラノックスと同等の治療効果を持つジェネリック医薬品
  • アメリカンレメディーズヘルスケア(American Remedies Healthcare)社製

イトロタブの製造元はアメリカンレメディーズヘルスケア(American Remedies Healthcare)です。イトロタブは先発薬スポラノックス(Sporanox)と同一の有効成分イトラコナゾールを含有するジェネリック医薬品で、品質の高い抗真菌薬として幅広い真菌感染症の治療に使用されています。

商品名イトロタブ(ITROTAB)
内容量10カプセル
効果・効能・爪白癬(爪水虫)
・表在性皮膚真菌症(体部白癬、股部白癬、手白癬、足白癬、頭部白癬 等)
・皮膚カンジダ症
・深在性真菌症
有効成分イトラコナゾール 100mg
副作用・肝機能検査値の上昇
・胃の不快感
・吐き気
・発疹
形状・剤形カプセル剤
ブランドアメリカンレメディーズヘルスケア(American Remedies Healthcare)

イトロタブはこんな方におすすめ

  • 爪水虫を3ヶ月のパルス療法で治したい方
  • 塗り薬では改善しない水虫にお悩みの方
  • 角質増殖型の水虫で内服薬による治療を検討している方
  • パルス療法にかかる薬代を抑えたい方

イトロタブの有効成分について

イトロタブの有効成分はトリアゾール系抗真菌薬に分類されるイトラコナゾールです。

イトラコナゾールは、真菌の細胞膜を構成するエルゴステロールの生合成を阻害します。具体的には、エルゴステロールの前駆体であるラノステロールからの変換に必要な酵素(シトクロムP450)を阻害することで、エルゴステロールの生成を妨げます。

エルゴステロールは真菌の細胞膜の主要構成脂質であるため、その欠乏により細胞膜の透過性が変化し、真菌の増殖が抑制されます。イトラコナゾールは白癬菌、カンジダ属、アスペルギルス属、クリプトコックス属など幅広い真菌に対して抗菌活性を示すのが特徴です。

⚠️薬剤師による補足
Yuu

イトラコナゾールは体の内側から真菌に作用する経口抗真菌薬です。

塗り薬(外用薬)は皮膚の表面にしか届かないため、爪の中に入り込んだ白癬菌には十分な効果が得られません。イトロタブのような内服薬は血流を通じて爪の根元から薬効成分が届くため、爪水虫の治療に適しています。

また、角質が厚くなった水虫(角質増殖型)にも内服薬が有効です。

イトロタブの効果・効能

  • 爪白癬(爪水虫)
  • 表在性皮膚真菌症(体部白癬、股部白癬、手白癬、足白癬、頭部白癬、ケルスス禿瘡、白癬性毛瘡)
  • 口腔カンジダ症、皮膚カンジダ症、爪カンジダ症、カンジダ性爪囲爪炎
  • 癜風、マラセチア毛包炎
  • 深在性真菌症(真菌血症、呼吸器真菌症、消化器真菌症、尿路真菌症、真菌髄膜炎)

イトロタブは、白癬菌やカンジダ菌をはじめとする真菌に対する抗菌効果を持つ内服薬です。塗り薬が効きにくい爪水虫や角質増殖型の水虫に対して、体の内側から高い治療効果が期待できます

国内の臨床試験では、イトラコナゾールのパルス療法(400mg/日を1週間投薬+3週間休薬を3サイクル)により、全体の84.6%にあたる方に爪水虫の改善が確認されています。爪水虫以外の真菌感染症に対しても、角質増殖型の水虫やいんきんたむし、頭部白癬などで80〜100%の有効率が報告されています。

爪水虫に対してはパルス療法を行うことで3ヶ月で治癒が見込めます。ただし、爪の変形や濁りが完全に消えるまでには6〜12ヶ月ほどの期間を要するでしょう。

⚠️薬剤師による補足
Yuu

パルス療法を3カ月(3サイクル)終えた直後に、爪の見た目が完全に綺麗になっていることは稀です。

薬によって菌が死滅した後、「菌のいない健康な爪」が根元から伸びて、濁った古い爪を押し出すのを待つ必要があります。

足の爪が生え変わるには1年近くかかることも多いため、服用終了後も焦らずに爪の成長を見守ることが大切です。

イトロタブの服用方法・使用方法

イトロタブは水またはぬるま湯と一緒に、食後すぐに服用してください。食事の影響で吸収率が向上するため、空腹時の服用は避けてください。

⚠️薬剤師による補足
Yuu

イトラコナゾールは、胃の中が「酸性」の状態でないと十分に溶けず、吸収率が落ちる性質があります。

食後すぐ(食直後)に服用を推奨するのは、食事によって胃酸が分泌され、薬が最も溶けやすい環境になるためです。もし空腹時に服用すると、薬効成分が十分に体に吸収されない可能性があります。

また、胃酸を抑える薬(H2ブロッカーやPPIなど)を服用中の方は、吸収が妨げられる可能性があるため注意が必要です。

爪白癬(パルス療法)

1回の用量2カプセル(イトラコナゾール200mg)
1日の服用回数2回(朝・夕食直後)
服用パターン1週間服用 → 3週間休薬 → これを3サイクル繰り返す(計12週間)

爪白癬以外の表在性皮膚真菌症

1回の用量1カプセル(イトラコナゾール100mg)
1日の服用回数1回(食直後)

深在性真菌症

1回の用量1〜2カプセル(イトラコナゾール100〜200mg)
1日の服用回数1回(食直後)

使用上の注意

  • 必ず食直後に服用してください。空腹時は吸収が低下します。
  • パルス療法では、休薬期間中はイトロタブを服用しないでください。
  • 自己判断で服用を中止すると、真菌が再び増殖する可能性があります。
⚠️薬剤師による補足
Yuu

パルス療法は「1週間飲んで3週間休む」を3回繰り返す治療法です。

休薬期間中も薬効成分は爪の中に留まり続けるため、休んでいる間も治療効果は持続しています。服用を忘れた場合は、気づいた時点で1回分を服用し、次の服用時間が近い場合は1回分を飛ばしてください。

1日の用量(400mg)を1度に服用するのではなく、朝と夕の2回に分けて服用することが大切です。

イトロタブでパルス療法を行うメリット

イトロタブを使ったパルス療法は、爪水虫の標準的な治療法として広く用いられています。連続服用と比べて服薬期間が短く、肝臓への負担が軽減されるのが特徴です。

パルス療法の合計服薬日数は21日間(7日×3サイクル)であり、1日4カプセルを服用するため、12週間の治療に必要なイトロタブは合計84カプセルとなります。ジェネリック医薬品であるイトロタブは先発薬よりも費用を抑えられるため、長期にわたるパルス療法の経済的な負担を軽減できるでしょう。

イトラコナゾールは脂溶性が高く、爪や皮膚の角質層に蓄積しやすい性質があります。服薬を終えた後も爪の中に有効成分が留まるため、休薬期間中も抗真菌効果が持続します。パルス療法の効果を判定する際は、爪が生え替わる期間(6〜12ヶ月)を考慮してください。

イトロタブの警告・禁忌・副作用

警告

  • イトロタブは多くの薬剤と相互作用を起こす可能性があります。併用禁忌薬を必ず確認してください。
  • 重篤な肝障害があらわれることがあります。服用中は定期的な肝機能検査が推奨されます。
  • うっ血性心不全のリスクがあるため、心機能に異常がある方は慎重に使用してください。

禁忌

以下に該当する方はイトロタブを服用できません。

  • 併用禁忌薬を服用中の方(下記「相互作用」参照)
  • イトラコナゾールに対して過敏症の既往歴がある方
  • 重篤な肝疾患の現症または既往歴がある方
  • 妊婦または妊娠している可能性がある方
  • 肝臓または腎臓に障害のある方で、コルヒチンを服用中の方

副作用

イトロタブの主な副作用は、肝機能検査値の上昇、胃の不快感、吐き気、発疹などです。

発症頻度0.1〜5%未満

  • 消化器系:腹痛、吐き気、便秘、下痢、嘔吐、消化不良、食欲不振
  • 肝臓:肝機能異常、AST増加、ALT増加、γ-GTP増加、ALP増加
  • 皮膚:発疹、そう痒症
  • その他:倦怠感、浮腫、好酸球増多

重篤な副作用

ごく稀に以下の重篤な副作用が報告されています。これらの症状がみられた場合は、服用を直ちに中止し、速やかに医師の診察を受けてください

  • うっ血性心不全、肺水腫
  • 肝障害、胆汁うっ滞、黄疸
  • 中毒性表皮壊死融解症(TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)
  • ショック、アナフィラキシー
⚠️薬剤師による補足
Yuu

イトラコナゾールは肝臓で代謝されるため、肝機能に影響を及ぼす可能性があります

パルス療法は、あえて「休薬期間(飲まない期間)」を設けることで、肝臓への継続的な負荷を減らします。

実質の服薬期間は合計21日間(3週間)と短いため、肝臓への負担は比較的少ないとされていますが、もともと肝機能に問題がある方や、肝臓に負担のかかる薬を服用中の方は注意が必要です

服用中に体のだるさ、食欲低下、皮膚や白目の黄変(黄疸)がみられた場合は、服用を中止して医師に相談してください。

イトロタブの他の薬との相互作用

イトラコナゾールは肝臓の薬物代謝酵素CYP3A4を強力に阻害するため、多数の薬剤と相互作用を起こす可能性があります。服用中の薬がある方は、必ず確認してください。

併用しないこと(併用禁忌)

  • ピモジド(オーラップ)
  • キニジン
  • ベプリジル(ベプリコール)
  • トリアゾラム(ハルシオン)
  • シンバスタチン(リポバス)
  • アゼルニジピン(カルブロック)
  • バルデナフィル(レビトラ)
  • エプレレノン(セララ)
  • ブロナンセリン(ロナセン)
  • スボレキサント(ベルソムラ)
  • ダビガトラン(プラザキサ)
  • リバーロキサバン(イグザレルト)
  • アリスキレン(ラジレス)

※上記は代表的な併用禁忌薬の一部です。その他の併用禁忌薬については、添付文書を確認してください。

併用に注意すること(併用注意)

  • ワルファリン(血液凝固能が増強される可能性)
  • ジゴキシン(血中濃度が上昇する可能性)
  • 免疫抑制剤:シクロスポリン、タクロリムス
  • ベンゾジアゼピン系薬剤:ミダゾラム、アルプラゾラム
  • ジヒドロピリジン系Ca拮抗剤:ニフェジピン、フェロジピン
  • H2遮断薬、プロトンポンプ阻害剤(イトラコナゾールの吸収が低下する可能性)
  • リファンピシン、フェニトイン、カルバマゼピン(イトラコナゾールの血中濃度が低下する可能性)

イトロタブの注意事項

  • 服用中は定期的に肝機能検査を行うことが推奨されます。
  • 低カリウム血症が起こる可能性があるため、血中電解質検査も適宜行ってください。
  • 妊娠を考えている方は、服用終了後も一定期間は避妊が必要です。
  • 授乳中の方は服用を避けてください。イトラコナゾールは母乳中に移行します。
  • グレープフルーツジュースとの併用は避けてください。薬の血中濃度に影響を与える可能性があります。
  • 高齢の方は肝機能や腎機能が低下している場合があるため、慎重に使用してください。

イトロタブのよくある質問

イトロタブはどのくらいで効果が出ますか?

爪水虫に対するパルス療法では、12週間(3サイクル)の治療を行います。治療効果は服薬終了後に徐々にあらわれ、新しい健康な爪が伸びてくるまでに6〜12ヶ月程度かかります。

爪の変色や変形が完全に消失するには時間を要するため、根気よく経過を観察してください。

パルス療法の休薬期間中は本当に効果がありますか?

イトラコナゾールは脂溶性が高く、爪や皮膚の角質層に蓄積する性質があります。1週間の服薬で爪に十分な濃度の薬剤が蓄積されるため、休薬期間中も抗真菌効果は持続しています。この特性を利用したのがパルス療法です。

イトロタブを服用中に飲酒しても問題ありませんか?

イトラコナゾールは肝臓で代謝されるため、アルコールとの併用は肝臓への負担を増加させる可能性があります。服用中は飲酒を控えるか、量を減らすことが望ましいでしょう。肝機能に問題がある方は、飲酒を避けてください。

以前イトラコナゾールを飲んでいたのですが、別の薬を飲んでも大丈夫ですか?

イトラコナゾールは脂溶性が高く、服用を終えた後も数日間は体内に成分が残ります。別の薬を飲み始める際は、必ず医師や薬剤師に「いつまでイトラコナゾールを飲んでいたか」を伝えてください

イトロタブに関連する添付文書等の参考資料

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