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テルビシル(Terbisil)が14錠入ったシート(表面)
テルビシル(Terbisil)が14錠入ったシート(裏面)
テルビシル(Terbisil)の箱(表面)
テルビシル(Terbisil)の箱(側面1)
テルビシル(Terbisil)の箱(側面2)
テルビシル(Terbisil)が14錠入ったシート(表面)
テルビシル(Terbisil)が14錠入ったシート(裏面)
テルビシル(Terbisil)の箱(表面)
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商品の写真(医薬品のパッケージ)に関するご注意事項
テルビシルは抗真菌薬「ラミシール」のジェネリック医薬品です。外用薬では届きにくい爪の内部や厚い角質層まで浸透し、難治性の爪水虫にも対応する内服薬です。

テルビシル

Atsu 薬剤師が執筆
看護師 医療系国家資格を有する専門家(看護師)が確認済み
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テルビシル(抗真菌薬:ラミシールジェネリック)

テルビシルは、爪水虫(爪白癬)や足水虫(足白癬)などの真菌感染症を体の内側から治療する内服タイプの抗真菌薬です。先発薬であるラミシール錠125mgと同一の有効成分テルビナフィン塩酸塩を含むジェネリック医薬品であり、同等の治療効果が期待できます。

内服薬の大きな利点は、外用薬では届きにくい爪の内部や厚くなった角質層の奥にまで有効成分が行き渡る点です。臨床試験では、爪白癬に対して約84%の有効率が報告されており、高い治療効果が確認されています。

1箱28錠入りで56日分の服用量に相当するため、先発薬と比べて経済的な負担を抑えながら治療を続けることができます。

なお、本ページは薬剤師が執筆しております。

本ページを執筆した薬剤師
Atsu

薬剤師資格をもち、現在でも調剤薬局で勤務しています。また医療雑誌の編集にも携わっております。

さらに、医学誌編集経験を持つ看護師が最終確認を行い、医療の専門家による二重のチェック体制で情報の正確性を担保しています。

本ページを確認した医療系国家資格を有する専門家
Ray

看護師資格を有し、総合病院で勤務。退職後、出版社に勤務し、医学誌の編集も担当しておりました。

※本ページの初稿は薬剤師が執筆しております。メドノア編集部が必要に応じて加筆・修正を行いますが、その際も情報の正確性と信頼性を損なわないよう細心の注意を払っています。

テルビシルの概要

  • 先発薬ラミシール錠125mgのジェネリック医薬品で、有効成分テルビナフィン塩酸塩を含有
  • 内服タイプの抗真菌薬で、爪白癬や角質増殖型水虫など難治性の白癬症に高い有効性を発揮
  • 臨床試験で爪白癬に約84%の有効率が確認されたテルビナフィンを配合
  • 1箱28錠入り(56日分)、サンタファルマ(Santa Farma)製

テルビシルの製造元はサンタファルマ(Santa Farma İlaç Sanayii A.Ş.)です。1944年にトルコ・イスタンブールで創業した製薬企業で、EU-GMP認証を4回取得しており、品質の高い医薬品を製造しています。

商品名テルビシル(Terbisil)
内容量28錠
効果・効能・爪白癬(爪水虫)
・手・足白癬(水虫)
・生毛部白癬(いんきんたむし等)
・頭部白癬
・皮膚カンジダ症
・スポロトリコーシス
有効成分テルビナフィン塩酸塩 250mg
副作用・胃部不快感
・下痢
・腹痛
・肝機能検査値異常
形状・剤形錠剤(内服)
ブランドサンタファルマ(Santa Farma)
⚠️薬剤師による補足
Atsu

テルビシルは、先発薬ラミシール錠と同じ有効成分テルビナフィン塩酸塩を含有するジェネリック医薬品であり、同等の治療効果が期待できます

ただし、服用にあたっては肝機能検査が欠かせません

テルビナフィンには重篤な肝障害が報告されているため、服用開始前だけでなく、服用中も定期的に肝機能検査を受けるようにしてください。

テルビシルはこんな方におすすめ

  • 爪水虫(爪白癬)で外用薬では効果が得られなかった方
  • 角質が厚くなった水虫に悩んでおり、体の内側から治療したい方
  • ラミシール錠と同じ効果の治療薬を、より安価に入手したい方
  • いんきんたむしやぜにたむしなどの白癬症を早期に改善したい方
  • 爪水虫の長期治療にかかる費用を抑えたい方

テルビシルの有効成分について

テルビシルの有効成分はテルビナフィン塩酸塩です。テルビナフィンはアリルアミン系に分類される抗真菌薬で、真菌の細胞膜を構成するエルゴステロールの生合成を阻害することで抗真菌作用を発揮します。

具体的には、エルゴステロール合成の過程で必要な酵素であるスクアレンエポキシダーゼの働きを阻害します。これにより真菌の細胞膜が正常に機能しなくなり、増殖が抑えられる仕組みです。

テルビナフィンは白癬菌(皮膚糸状菌)に対して特に強い抗真菌活性を示すほか、カンジダ属やスポロトリクス属にも有効です。経口投与後は皮膚や爪に高濃度で分布するため、外用薬では届きにくい部位にもしっかりと効果を発揮します

成分名効能・効果
テルビナフィン塩酸塩
(Terbinafine Hydrochloride)
・爪白癬(爪水虫)
・手・足白癬(水虫)
・生毛部白癬(いんきんたむし、ぜにたむし等)
・頭部白癬
・ケルスス禿瘡
・白癬性毛瘡
・爪カンジダ症
・白癬性肉芽腫
・スポロトリコーシス
・クロモミコーシス
⚠️薬剤師による補足
Atsu

テルビナフィンの大きな特徴は、白癬菌に対して殺菌的に作用する点にあります。

多くの抗真菌薬が真菌の増殖を抑える「静菌的作用」にとどまるのに対し、テルビナフィンは白癬菌を直接死滅させるため、再発リスクの低減が期待できるでしょう。

なお、臨床試験では爪白癬に対して約84%、生毛部白癬に対して約93〜96%の有効率が確認されており、高い治療効果が示されています。

テルビシルの効果・効能

  • 白癬菌による真菌感染症(爪水虫・足水虫・いんきんたむし等)の治療
  • 外用薬では効果が不十分な爪白癬や角質増殖型水虫にも有効
  • カンジダ症やスポロトリコーシスなどの深在性真菌症にも使用

テルビシルは、体の内側から白癬症を治療する内服タイプの抗真菌薬です。外用薬が浸透しづらい爪の内部や厚くなった角質層にも有効成分が行き渡るため、難治性の水虫にも優れた効果を発揮します。

薬効が全身に行き渡るため、いんきんたむし(股部白癬)やぜにたむし(体部白癬)など広い範囲に生じる白癬症にも効果的です。爪カンジダ症やスポロトリコーシスといった深在性真菌症にも用いられます。

テルビシルの効果は、決められた期間の服用を継続することで現れます。いんきんたむし等の生毛部白癬では約2週間、角質増殖型水虫では約8〜12週間、爪水虫では約24週間(半年)以上の継続服用が必要です。

テルビシルの服用方法・使用方法

テルビシルを安全かつ効果的に使用するために、以下の用法・用量を必ずご確認ください。

1回の用量1/2錠(テルビナフィンとして125mg)
※必ずピルカッター等で半分に割って服用してください
1日の服用回数1回
服用間隔24時間
服用するタイミング食後

テルビシルは1錠250mgのテルビナフィンを含有しています。日本の用法用量に基づく1回の服用量は125mgのため、必ずピルカッター等で錠剤を半分に割ってから服用してください。

テルビナフィンは胃酸によって吸収が促進されるため、空腹時ではなく食後の服用が推奨されています。毎日できるだけ同じ時間に服用することで、血中濃度を安定させることができます。

症状別の服用期間の目安

症状服用期間の目安
生毛部白癬(いんきんたむし等)約2週間
角質増殖型水虫約8〜12週間
爪水虫(爪白癬)約24週間(半年)以上

※爪や皮膚の生え変わりには個人差があるため、上記はあくまで目安です。特に爪水虫の場合は、爪の濁った部分が完全になくなるまで服用を続けることが重要となります。

使用上の注意

  • 飲み忘れた場合は、気づいた時点で1回分を服用してください。ただし、次の服用時間が近い場合は1回分を飛ばしてください
  • 絶対に2回分を一度に服用しないでください
  • 錠剤を半分に割った場合は、残りの半錠も湿気を避けて保管し、なるべく早く服用してください
  • 自己判断で服用を中断すると再発のリスクがあるため、指示された期間は必ず継続してください
⚠️薬剤師による補足
Atsu

テルビシルは1錠250mgですが、日本国内では通常1回125mgで服用されるため、必ず半分に割ってから服用してください。

また、テルビナフィンは胃酸を利用して吸収される性質があるため、食後に服用することが大切です。

空腹時に服用すると吸収率が低下し、十分な治療効果が得られない可能性があります。

テルビシルの服用前に必要な検査

テルビシルの服用にあたっては、服用開始前に肝機能検査および血液検査を受けることが重要です。テルビナフィンには重篤な肝障害の報告があるため、安全に治療を進めるうえで欠かせないステップとなります。

服用中も定期的な検査が必要です。特に服用開始後2ヶ月間は月1回の肝機能検査が推奨されており、その後も体調に変化がないか注意しながら検査を継続するようにしてください。

なお、テルビシルは皮膚真菌症の治療に精通した医師の指導のもとで使用することが望ましい医薬品です。服用を検討される際は、事前に医師へご相談されることをおすすめします。

テルビシルの警告・禁忌・副作用

テルビシルの服用にあたっては、副作用の可能性や禁忌事項について必ず事前にご確認ください。

警告

  • テルビナフィンの投与により、重篤な肝障害(肝不全、肝炎、胆汁うっ滞、黄疸等)が報告されており、死亡に至った例もあります
  • 重篤な肝障害は、主に服用開始から2ヶ月以内に現れやすいとされています
  • 汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少が報告されており、死亡に至った例もあります
  • 中毒性表皮壊死融解症(TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)などの重篤な皮膚症状が報告されています

禁忌

以下に該当する方はテルビシルを服用できません。

  • 重篤な肝障害のある方
  • 汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少等の血液障害のある方
  • 過去にテルビナフィン塩酸塩に対して過敏症(アレルギー反応)を起こしたことがある方

また、肝障害や腎障害のある方、高齢の方、妊娠中または妊娠の可能性がある方、授乳中の方は、服用前に必ず医師に相談してください。

副作用

テルビシルの主な副作用として、消化器系の症状が報告されています。副作用の発現頻度は高くありませんが、以下のような症状が現れた場合は服用を中止し、医師に相談してください。

分類主な症状
消化器系・胃部不快感
・下痢
・腹痛
・吐き気
・腹部膨満感
肝臓・肝機能検査値異常(γ-GTP上昇、AST/ALT上昇)
皮膚・発疹
・蕁麻疹
・かゆみ
精神神経系・めまい
・眠気
・頭痛
その他・味覚異常
・倦怠感
⚠️薬剤師による補足
Atsu

テルビシルで最も注意すべきは肝機能障害です。

重篤な肝障害は服用開始後2ヶ月以内に現れやすいため、この期間は月1回の肝機能検査を必ず受けてください。

体のだるさや食欲不振、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)といった症状が出た場合は、直ちに服用を中止して医師の診察を受けるべきです

なお、胃部不快感や軽い下痢は比較的よく見られる症状ですが、多くの場合は服用を続けるうちに軽減されます。

テルビシルの他の薬との相互作用

テルビシルと他の薬を併用する場合、相互作用により効果が変化する可能性があります。現在服用中の薬がある方は、必ず医師または薬剤師に相談してください。

併用禁忌

テルビシルと併用が禁止されている薬は、現在のところ報告されていません。

併用注意

以下の薬とテルビシルを併用する場合、テルビシルの作用が変化したり副作用が強まったりする可能性があります。

シメチジン・フルコナゾール(テルビナフィンの血中濃度を上昇させる薬剤)

シメチジン(胃薬)やフルコナゾール(抗真菌薬)は、テルビナフィンの代謝を阻害し、血中濃度を上昇させる可能性があります。これにより副作用が強まるおそれがあります。

  • これらの薬を服用中の方は、テルビシルの服用前に必ず医師に伝えてください
  • 用量の調整が必要になる場合があります

リファンピシン(テルビナフィンの血中濃度を低下させる薬剤)

リファンピシン(抗結核薬)はテルビナフィンの代謝を促進し、血中濃度を低下させます。テルビシルの治療効果が十分に得られない可能性があります。

  • リファンピシンを服用中の方は、テルビシルの効果が弱まる可能性があるため医師に相談してください

三環系抗うつ剤・選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)

テルビナフィンは肝臓のCYP2D6を阻害するため、この酵素で代謝される三環系抗うつ剤やSSRIの血中濃度が上昇する可能性があります。併用により抗うつ剤の副作用が増強されるおそれがあります。

  • 抗うつ剤を服用中の方は、必ず医師にテルビシルの使用を伝えてください
  • めまいや眠気などの症状が強く現れた場合は、速やかに受診してください

経口避妊薬

テルビナフィンとの併用により、不正出血や月経異常が報告されています。経口避妊薬の効果が低下する可能性は否定されていません。

  • 経口避妊薬を服用中の方は、テルビシルとの併用について医師に相談してください

テルビシルの注意事項

  • 服用開始前に必ず肝機能検査および血液検査を受けてください
  • 服用中は定期的に検査を受け、体調の変化に十分注意してください
  • 服用中に眠気、めまい、ふらつきが現れることがあります。自動車の運転や高所での作業には十分注意してください
  • 使用期限を過ぎたテルビシルは服用せず、適切に廃棄してください
  • 高温多湿を避け、室温で保管してください
  • 小児の手の届かない場所に保管してください

テルビシルのよくある質問

テルビシルとラミシール錠の違いは何ですか?

テルビシルはラミシール錠125mgのジェネリック医薬品です。有効成分テルビナフィン塩酸塩の含有量や効果・効能は先発薬と同等ですが、価格面でメリットがあります。

特に爪水虫のように半年以上の長期服用が必要な治療では、ジェネリック医薬品を選ぶことで経済的な負担を大幅に軽減できるでしょう。

爪水虫の治療にはどのくらいの期間がかかりますか?

爪水虫(爪白癬)の治療には、一般的に約24週間(半年)以上の継続服用が必要です。爪の生え変わりには個人差が大きく、完治までに1年程度かかる場合もあります。

治療の終了時期は、爪の濁った部分が完全になくなったかどうかで判断されます。自己判断で服用を中断すると再発のリスクが高まるため、医師の指示に従い継続してください。

テルビシルの副作用で特に注意すべきことは何ですか?

最も注意が必要なのは重篤な肝障害です。テルビナフィンには肝不全や肝炎などの報告があり、死亡例も確認されています。服用開始前と服用中の定期的な肝機能検査は必須です。

体のだるさ、食欲不振、吐き気、皮膚や白目が黄色くなる(黄疸)といった症状が現れた場合は、直ちに服用を中止して医師の診察を受けてください。

テルビシルはなぜ半分に割って服用するのですか?

テルビシルは1錠あたり250mgのテルビナフィンを含有していますが、日本での承認用量は1回125mgです。そのため、ピルカッター等で錠剤を半分に割り、1/2錠を服用します。

1錠をそのまま服用すると過剰摂取となるため、必ず半分に割ってから服用してください。残りの半錠は湿気を避けて保管し、翌日の服用に使用しましょう。

外用薬(塗り薬)との違いは何ですか?

外用薬は皮膚の表面から薬剤を浸透させるため、爪の内部や厚くなった角質層には十分に届かない場合があります。テルビシルのような内服薬は、血流に乗って体の内側から患部に有効成分を届けます。

そのため、爪水虫や角質増殖型水虫など外用薬では効果が得にくい症状に対して、内服薬はより高い治療効果が期待できます。ただし内服薬には肝機能への影響があるため、定期的な検査が必要です。

テルビシルに関連する添付文書等の参考資料

テルビシルの有効成分テルビナフィンに関する参考資料です。

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