ビカデキサミン(マルチビタミン・ミネラルサプリメント)
ビカデキサミン(Becadexamin)は、複数のビタミンとミネラルを1カプセルに配合したマルチビタミン・ミネラルサプリメントです。
日々の食事だけでは不足しがちな水溶性ビタミン(B群・C)から脂溶性ビタミン(A・D・E)まで幅広くカバーしており、1日1カプセルの摂取で栄養バランスの維持をサポートします。疲労感の軽減や肌のコンディションを整えたい方にも適しているでしょう。
なお、本ページは薬剤師が執筆しております。
Atsu薬剤師資格をもち、現在でも調剤薬局で勤務しています。また医療雑誌の編集にも携わっております。
※本ページの初稿は薬剤師が執筆しております。メドノア編集部が必要に応じて加筆・修正を行いますが、その際も情報の正確性と信頼性を損なわないよう細心の注意を払っています。
ビカデキサミンの概要
- 11種類のビタミンとミネラルを1錠に配合したマルチサプリメント
- 水溶性ビタミン(B群・C)と脂溶性ビタミン(A・D・E)をバランスよく配合
- 1日1錠の摂取で栄養バランスの維持をサポート
- 60錠入りボトル(約2か月分)
- グラクソ・スミスクラインが製造
ビカデキサミンの製造元はグラクソ・スミスクライン(GlaxoSmithKline / GSK)です。GSKは英国に本社を置くグローバル製薬企業で、医療用医薬品から一般用医薬品、サプリメントまで幅広い製品を製造・販売しています。
なお、2022年にGSKはコンシューマーヘルスケア部門をヘイリオン(Haleon)として分社化しており、ビカデキサミンの取り扱い元は地域や時期によって異なる場合があります。
| 商品名 | ビカデキサミン(Becadexamin) |
|---|---|
| 内容量 | 60錠(1ボトル) |
| 期待される働き | ・ビタミン・ミネラルの補給 ・疲労感の軽減サポート ・肌や粘膜の健康維持サポート |
| 主成分 | ・ビタミンA ・ビタミンB1 ・ビタミンB2 ・ニコチンアミド(ビタミンB3) ・パンテノール(ビタミンB5) ・ビタミンB6 ・葉酸(ビタミンB9) ・ビタミンB12 ・ビタミンC ・ビタミンD ・ビタミンE |
| 摂取上の注意 | 適量の範囲であれば重篤な症状の報告はほとんどありません |
| 形状・剤形 | ソフトカプセル |
| ブランド | グラクソ・スミスクライン(GlaxoSmithKline) |
Atsuビカデキサミンは、食経験の長いビタミンを組み合わせた栄養補助サプリメントです。
医薬品ではないため、特定の疾病の治療や予防を目的としたものではありません。
あくまで日常の食事で不足しがちな栄養素を補うことが主な目的であり、バランスの取れた食事を基本としたうえで補助的に摂取するようにしましょう。
なお、各成分の含有量は製品パッケージに記載されていますので、他のサプリメントと併用する際は重複がないか事前にご確認ください。
ビカデキサミンはこんな方におすすめ
- 毎日の食事で栄養バランスが偏りがちな方
- 疲れやすさや日々の倦怠感が気になる方
- 肌荒れやコンディションの低下を感じている方
- ダイエット中で栄養不足が心配な方
- 手軽に複数のビタミン・ミネラルをまとめて摂取したい方
ビカデキサミンの成分について
ビカデキサミンには、8種類のビタミンB群を含む計11種類のビタミンとミネラルが配合されています。それぞれの成分が体内でエネルギー産生、皮膚や粘膜の健康維持、免疫機能のサポートなど、さまざまな役割を担っています。
水溶性ビタミン(B群・C)は体内に蓄積されにくく、日々の食事から継続的に摂取する必要があります。一方、脂溶性ビタミン(A・D・E)は体内に蓄積されるため、過剰摂取には注意が必要です。
Atsuビカデキサミンに含まれるビタミンB群は、エネルギー産生に深く関わる栄養素です。
たとえば、ビタミンB1は糖質の代謝、ビタミンB2は脂質の代謝、ビタミンB6はタンパク質(アミノ酸)の代謝をそれぞれ助ける働きがあるとされています。
これらが不足すると、疲労感や口内炎といった症状につながることもあるでしょう。
また、ビタミンCはコラーゲンの生成に関与し、ビタミンD3はカルシウムの吸収を促進するなど、それぞれ異なる役割を担っています。
ただし、脂溶性ビタミン(A・D・E)は体内に蓄積されやすい性質があるため、定められた摂取量を守ることが大切です。
特にビタミンAは過剰摂取による健康被害(頭痛、肝障害など)が知られていますので、複数のサプリメントからの重複摂取にはご注意ください。
ビカデキサミンの特徴
- 1錠で11種類のビタミン・ミネラルをまとめて摂取できる
- 水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンをバランスよく配合
- エネルギー産生、肌の健康維持、免疫機能のサポートなど幅広い働きが期待できる
- 1日1錠のシンプルな摂取方法で継続しやすい
ビカデキサミンの各成分と期待される働きは以下のとおりです。
| 成分名 | 期待される働き |
|---|---|
| ビタミンA | 目の健康維持、皮膚や粘膜の保護 |
| ビタミンB1 | 糖質の代謝を助ける、皮膚や粘膜の健康維持 |
| ビタミンB2 | 脂質の代謝を助ける、皮膚や粘膜の健康維持 |
| ニコチンアミド(B3) | エネルギー産生、血行のサポート |
| パンテノール(B5) | エネルギー代謝の補助、皮膚の保湿 |
| ビタミンB6 | タンパク質の代謝、神経伝達物質の合成 |
| 葉酸(B9) | 赤血球の形成、DNA合成 |
| ビタミンB12 | 赤血球の形成、神経機能の維持 |
| ビタミンC | コラーゲン生成、抗酸化作用、鉄の吸収促進 |
| ビタミンD | カルシウムの吸収促進、骨の健康維持 |
| ビタミンE | 抗酸化作用による細胞保護、血行のサポート |
ビカデキサミンの使用方法
ビカデキサミンは1日1錠を食後に水またはぬるま湯で摂取してください。
| 1日の摂取量 | 1錠 |
|---|---|
| 摂取タイミング | 食後 |
| 摂取方法 | 水またはぬるま湯で摂取 |
使用上の注意
- 定められた摂取量を守ってください(脂溶性ビタミンの過剰摂取を避けるため)
- 他のビタミン・ミネラルサプリメントとの併用は、成分の重複による過剰摂取にご注意ください
- 脂溶性ビタミン(A・D・E)は食事と一緒に摂取すると吸収がよくなります
- 体質や体調に合わない場合は摂取を中止してください
Atsuビカデキサミンは食後に摂取するのが望ましいです。
脂溶性ビタミン(A・D3・E)は食事に含まれる脂質と一緒に摂ることで吸収率が高まります。
空腹時に摂取すると吸収が不十分になる場合があるため、食後の習慣化をお勧めします。
サプリメントは即効性のあるものではなく、継続して摂取することで栄養状態の維持につながるとされています。
数週間から数か月を目安に続けてみてください。
なお、すでに他のビタミン剤やサプリメントを摂取している場合は、同じ成分が重複して過剰摂取にならないよう、成分表を照らし合わせてから併用するようにしましょう。
ビカデキサミンに含まれるビタミンの働き
ビカデキサミンに含まれるビタミンは、大きく水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンに分けられます。それぞれの特性を理解しておくと、より効果的な摂取につながるでしょう。
水溶性ビタミン(B群・C)
水溶性ビタミンは体内に蓄積されにくく、余分な量は尿とともに排出されます。そのため、毎日継続して摂取することが大切です。
ビタミンB群はエネルギー産生や代謝に深く関与しており、不足すると疲労感や倦怠感の原因となることがあります。ビタミンCはコラーゲンの生成に関与するほか、抗酸化作用により体の酸化ストレスから細胞を守る働きがあるとされています。
脂溶性ビタミン(A・D・E)
脂溶性ビタミンは体内の脂肪組織や肝臓に蓄積されるため、水溶性ビタミンに比べて過剰摂取のリスクがあります。定められた摂取量を守ることが重要です。
ビタミンAは目や皮膚の健康維持に、ビタミンDはカルシウムの吸収と骨の健康維持に、ビタミンEは抗酸化作用による細胞保護にそれぞれ寄与するとされています。
ビカデキサミンの注意事項
- 定められた摂取量を超えて摂取しないでください(特にビタミンA・Dの過剰摂取にご注意ください)
- 妊娠中・授乳中の方は、摂取前に医師にご相談ください(ビタミンAの過剰摂取は胎児への影響が報告されています)
- 服用中の薬がある方は、自己判断で併用せず医師または薬剤師にご相談ください
- こどもの手の届かない場所に保管してください
- 直射日光や高温多湿を避けて保管してください
ビカデキサミンのよくある質問
ビカデキサミンは1日何錠飲めばよいですか?
1日1錠を食後に摂取してください。脂溶性ビタミン(A・D・E)が含まれているため、食事に含まれる脂質と一緒に摂ることで吸収が促進されます。
1日の摂取量を超えて摂取しないでください。特にビタミンAやビタミンDは過剰摂取により体調に影響を及ぼす可能性があります。
どのくらいの期間続ければよいですか?
サプリメントに即効性はないため、数週間から数か月の間、継続して摂取することが目安とされています。ビタミンB群やビタミンCは水溶性のため体内に蓄積されにくく、毎日の摂取が大切です。
体調に変化を感じた場合や、長期間摂取しても実感が得られない場合は、医師にご相談ください。
他のサプリメントと一緒に飲んでも大丈夫ですか?
ビカデキサミンは11種類のビタミン・ミネラルを含んでいるため、他のビタミン剤やマルチサプリメントと併用すると成分が重複するおそれがあります。
特に脂溶性ビタミン(A・D・E)は体内に蓄積されやすいため、併用する場合は含有成分が重複しないか確認してから摂取してください。
妊娠中に飲んでも大丈夫ですか?
妊娠中・授乳中の方は、摂取前に医師にご相談ください。ビカデキサミンにはビタミンAが含まれており、妊娠中のビタミンA過剰摂取は胎児への影響が報告されています。
妊娠中に必要な葉酸やビタミンDは含まれていますが、妊婦向けに配合が調整されたサプリメントではないため、医師の判断を仰いでください。
ビカデキサミンに関連する参考資料
ビカデキサミンの成分に関する参考資料を以下に掲載します。