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メトホル(Metfor)の20錠が入ったシート(表面)
メトホル(Metfor)の20錠が入ったシート(裏面)
メトホル(Metfor)の20錠が入ったシート(表面)
メトホル(Metfor)の20錠が入ったシート(裏面)
商品の写真(医薬品のパッケージ)に関するご注意事項
メトグルコのジェネリック(有効成分メトホルミン)にあたる糖尿病治療薬です。肝臓の糖新生抑制とインスリン感受性改善を兼ね、メディカルダイエットにも活用されています。

メトホル

MIU 薬剤師が執筆
看護師 医療系国家資格を有する専門家(看護師)が確認済み
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メトホル(メトホルミン/ダイエット・糖尿病薬)

「食事制限や運動をしても痩せない」という悩みを持つ人は多いかもしれません。最近、糖尿病で用いられる有効成分「メトホルミン」がダイエットにも効果があるとして注目されています。メトホルミンは、インスリンの働きを改善し、脂肪の蓄積を抑えることで健康的な減量をサポートします。

しかし、適切な知識なしで使用すると、副作用やリスクが伴う可能性があります。このメディカルダイエットでも使用されるメトホルの効果と安全な使用方法について薬剤師が解説します。

なお、本ページは薬剤師が執筆しております。

本ページを執筆した薬剤師
MIU

薬剤師資格を有し、総合病院・国立私立大学で勤務。現在、美容専門学校に勤務し、講師業も担当しております。

さらに、医学誌編集経験を持つ看護師が最終確認を行い、医療の専門家による二重のチェック体制で情報の正確性を担保しています。

本ページを確認した医療系国家資格を有する専門家
Ray

看護師資格を有し、総合病院で勤務。退職後、出版社に勤務し、医学誌の編集も担当しておりました。

※本ページの初稿は薬剤師が執筆しております。メドノア編集部が必要に応じて加筆・修正を行いますが、その際も情報の正確性と信頼性を損なわないよう細心の注意を払っています。

また、メトホルの体験談インタビュー、口コミ・効果・感想(レビュー)もございますので、あわせてご覧ください。

メトホルの概要

  • メトホルは、先発品メトグルコ、グリコランと同じ成分のジェネリック医薬品
  • 血糖値に関連する項目に対して幅広く作用する
  • メディカルダイエットとして使用される医薬品成分
商品名 メトホル
内容量 20錠
効果・効能 2型糖尿病
多嚢胞性卵巣症候群における排卵誘発、多嚢胞性卵巣症候群の生殖補助医療における調節卵巣刺激
(ただし、肥満、耐糖能異常、またはインスリン抵抗性のいずれかを呈する方に限る)
有効成分 メトホルミン塩酸塩500mg
副作用 乳酸アシドーシス
低血糖
肝機能障害、黄疸
横紋筋融解症 
消化器症状(下痢、吐き気、食欲不振、腹痛など)
形状・剤形 錠剤
製造元CIPLA LTD.

メトホルはこんな方におすすめ

  • 食事や運動で血糖コントロールできない2型糖尿病の方
  • 2型糖尿病患者で肥満症の方
  • 自然に食欲を抑えてダイエットしたい方
  • 食後の急激な血糖上昇(血糖値スパイク)が気になる方
  • 先発品メトグルコと同じ効果のジェネリック薬を安価に探している方

メトホルの有効成分について

メトホルは、有効成分「メトホルミン」を含んだ先発品メトグルコ、グリコランと同じ成分のジェネリック医薬品です。主に肝臓における糖新生の抑制、筋肉および脂肪組織でのインスリン感受性の改善によるグルコース取り込み促進、小腸でのグルコース吸収抑制という複数の作用機序に基づき、血糖値を効果的に改善する薬です。

メトホルの効果・効能

メトホルは、主に肝臓における糖を生み出す糖新生を抑制し、膵臓のβ細胞のインスリン分泌を介することなく血糖降下作用を示します。また、末梢組織における糖の取り込みの促進、小腸における糖吸収の抑制等も知られています。

⚠️薬剤師による補足
MIU

食事からの糖の吸収を抑えるだけでなく、体内のインスリンの効く感度を高めるなど幅広く血糖コントロールに作用する薬です。

メトホルの服用方法・使用方法 

1回の用量 250mg
1日の服用回数 2〜3回
服用間隔 6時間以上
服用するタイミング 食直前、食後

服用量の考え方

  • メトホルの適切な投与量は、初期量として1日500mgを開始し、1日2〜3回に分割して食直前または食後に経口で服用します。維持量は効果を観察して決定しますが、通常1日750〜1,500mgとします。状態に応じて適宜調整しますが、1日の最大量は2,250mgまでとします。 
  • 通常、10歳以上の小児には初期量として1日500mgから開始し、1日2〜3回に分割して食直前または食後に経口投与します。維持量は効果を見て決定しますが、通常1日500〜1,500mgとします。患者の状態に応じて適宜調整しますが、1日の最大投与量は2,000mgまでとします。
⚠️薬剤師による補足
MIU

健康診断での糖尿病予備軍や、メトホルミンダイエットを行う場合では、初期量1日500mgで開始し、1日2〜3回に分割して食直前または食後に経口投与して様子をみましょう。

場合によっては、250mgを半錠にする工夫も大切になります。

使用上の注意

  • まれに重篤な乳酸アシドーシスを起こすことがあります。

リスク因子には腎機能障害、肝機能障害、低酸素血症、脱水(利尿薬併用時など)、過度のアルコール摂取、感染症、高齢者などが含まれます。

  1. 服用中は、可能であれば定期的に腎・肝機能を確認することがおすすめです。高齢者は特に慎重に経過観察します。
  2. 脱水症状があらわれた場合は服用を中止しましょう。利尿薬併用時は脱水に特に注意します。
  3. 服用中は過度のアルコール摂取を避けましょう。また、発熱、下痢、嘔吐、食事不良など体調不良時には服用を中止し、医師に相談してください。
  4. ヨード造影剤使用時は、検査前に服用を一時的に中止し、造影剤投与後48時間後に再開しましょう。
  • 低血糖症状が起こる可能性があるため、高所作業や運転時には注意が必要です。

メトホルの警告・禁忌・副作用

 警告

重篤な乳酸アシドーシスを発症する恐れがあり、死亡例も報告されています。乳酸アシドーシスのリスクが高い方は服用を控えましょう。

腎機能障害や肝機能障害がある方、高齢者の場合は、定期的に腎機能および肝機能検査をすることが望ましいです。

禁忌

  • 乳酸アシドーシスを起こしやすい方
    • 既往歴がある方
    • 重度の腎機能障害または透析中の方
    • 重度の肝機能障害のある方
    • 心血管系や肺機能に高度の障害がある方
    • 脱水症の患者または脱水状態が懸念される方
    • 過度のアルコール摂取者
  • 重症ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、1型糖尿病の方
  • 重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある方
  • 栄養不良状態、飢餓状態、衰弱状態、脳下垂体機能不全または副腎機能不全の方
  • 妊婦または妊娠の可能性がある女性
  • メトホルまたはビグアナイド系薬剤に過敏症の既往歴のある方

副作用

重大な副作用

  • 乳酸アシドーシス
  • 低血糖
  • 肝機能障害、黄疸
  • 横紋筋融解症

他にも副作用として下痢、悪心、食欲不振、腹痛、嘔吐といった消化器症状や乳酸上昇などが報告されています。

メトホルの他の薬との相互作用

併用しないこと

  • アルコール(過度の摂取)

乳酸アシドーシスを起こすことがあるため。服用中は過度のアルコール摂取(飲酒)を避けてください。

併用に注意すること

乳酸アシドーシスを起こすことがある薬剤

  • ヨード造影剤

併用により乳酸アシドーシスを起こすことがあるため、ヨード造影剤を用いて検査を行う場合には、メトホルの投与を一時的に中止する必要があります。

  • 腎毒性の強い抗生物質(ゲンタマイシン等)

併用により乳酸アシドーシスを起こすことがあります。併用する場合はメトホルの投与を一時的に減量・中止するなど適切な処置を行う必要があります。

  • 利尿作用を有する薬剤(利尿剤・SGLT2阻害剤等)

脱水により乳酸アシドーシスを起こすことがあります。脱水症状があらわれた場合には、服用を中止し、適切な処置を行う必要があります。

血糖降下作用を増強する薬剤

  • 糖尿病用薬(インスリン製剤、スルホニルウレア剤、速効型インスリン分泌促進薬、α-グルコシダーゼ阻害剤、チアゾリジン系薬剤、DPP-4阻害剤、GLP-1受容体作動薬、SGLT2阻害剤、イメグリミン塩酸塩等)
  • その他:たん白同化ホルモン剤、サリチル酸剤(アスピリン等)、β遮断剤(プロプラノロール等)、モノアミン酸化酵素阻害剤

併用により低血糖が起こることがあるため、状態を十分観察しながら投与する必要があります。

  •  アドレナリン、副腎皮質ホルモン、甲状腺ホルモン、卵胞ホルモン、利尿剤、ピラジナミド、イソニアジド、ニコチン酸 フェノチアジン系薬剤

併用により血糖降下作用が減弱するため、状態を十分観察しながら投与する必要があります。

メトホルの注意事項 

さまざまな薬との相互作用があるため、メトホル以外の薬の服用は控える方が望ましいです。

副作用として出現しやすい乳酸アシドーシスは、主な症状として強い倦怠感、息切れ、意識混濁などがあります。だるさや息切れの兆候が出た際には直ちに服薬を中止して様子を見てください。

また重度な低血糖症についても、ふらつき、発汗、意識が遠のく感覚があります。糖分を含んだものを口にすれば改善するため、服用中は甘いものやブドウ糖を携帯しておくのも大切です。

⚠️薬剤師による補足
MIU

糖の吸収を妨げる効果があることで、脱水も起きやすくなります。糖質は水と共依存関係にあるため、服用による軟便や下痢は脱水が起きているサインです。水分補給も忘れないようにしましょう。

メトホルのよくある質問 

ダイエット目的で使用しても大丈夫ですか?

医療ダイエットとしても用いられている糖尿病治療薬の成分を含んだメトホルミンですが、肥満やインスリンの効きをよくするために使われることもあります。

糖尿病でなくても飲んでもいいですか?

肥満治療や多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の方に処方されることがあるため、糖尿病でなくても使用は可能です。

マンジャロと併用して飲んでもいいですか?

マンジャロ(チルゼパチド)とメトホルミンは、併用が可能な糖尿病治療薬です。両剤を併用することで、血糖降下作用や体重減少効果がより高まります。その分だけ、副作用のリスクもあります。

韓国アイドルのように痩せたいのですが可能ですか

そもそも肥満とされているBMI25未満であれば薬を使ってまで痩せる必要はありません。逆に、乳酸アシドーシスや低血糖のリスクが高くなります。

メトホルはサプリメントと併用できますか?

ビタミンやミネラルのようなサプリメントであれば併用は可能です。しかし、サプリによっては腸からの糖の吸収をさらに高めたり、血糖コントロールを乱すこともありますので、分からない場合には医師や薬剤師に相談しましょう。

メトホルの体験談インタビュー、口コミ・効果・感想(レビュー)

当サイトが独自に取材したメトホルの体験談インタビュー、口コミ・効果・感想(レビュー)もございますので、あわせてご覧ください。

メトホルに関連する添付文書等の参考資料

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