ロザジェル(酒さ治療薬:ロゼックス ジェネリック)
ロザジェル(Rozagel)は、酒さやがん性皮膚潰瘍の治療に用いられる外用薬(塗り薬)です。有効成分メトロニダゾール0.75%を含有し、先発品ロゼックスゲルと同一の成分・濃度で製造されたジェネリック医薬品にあたります。
メトロニダゾールは皮膚の炎症を抑える作用と抗菌作用を併せ持ち、酒さに伴う顔の赤みや丘疹(ブツブツ)を改善します。効果が実感できるまでには一般的に2〜3週間ほどかかりますが、症状の程度や個人差により異なる場合もあります。
なお、本ページは薬剤師が執筆しております。
Atsu薬剤師資格をもち、現在でも調剤薬局で勤務しています。また医療雑誌の編集にも携わっております。
さらに、医学誌編集経験を持つ看護師が最終確認を行い、医療の専門家による二重のチェック体制で情報の正確性を担保しています。
Ray看護師資格を有し、総合病院で勤務。退職後、出版社に勤務し、医学誌の編集も担当しておりました。
※本ページの初稿は薬剤師が執筆しております。メドノア編集部が必要に応じて加筆・修正を行いますが、その際も情報の正確性と信頼性を損なわないよう細心の注意を払っています。
また、ロゼックスの口コミ・効果・感想(レビュー)もございますので、あわせてご覧ください。

ロザジェルの概要
- 有効成分メトロニダゾール0.75%を含有する酒さ治療用塗り薬
- 先発品ロゼックスゲル(ガルデルマ社)のジェネリック医薬品
- 酒さに伴う顔面の赤みや丘疹を改善し、がん性皮膚潰瘍の殺菌・臭気軽減にも使用される
- 1日2回、患部に塗布する外用ジェル(1本30g入り)
- オルバ(ORVA İlaç)製
ロザジェルの製造元はオルバ(ORVA İlaç Sanayi ve Ticaret A.Ş.)です。1987年にトルコで創業した皮膚科領域に強みを持つ製薬会社で、外用薬を中心とした医薬品を製造しています。先発品のロゼックスゲルはガルデルマ(Galderma)社が開発しました。
| 商品名 | ロザジェル(Rozagel) |
|---|---|
| 内容量 | 0.75%:30g |
| 効果・効能 | ・酒さに伴う紅斑、丘疹の改善 ・がん性皮膚潰瘍部位の殺菌・臭気の軽減 |
| 有効成分 | メトロニダゾール 0.75% |
| 副作用 | ・潰瘍部位からの出血 ・接触皮膚炎 ・乾燥 ・そう痒 |
| 形状・剤形 | ジェル剤(外用薬) |
| ブランド | オルバ(ORVA İlaç) |
Atsuメトロニダゾール外用薬は、日本でも2014年12月に「ロゼックスゲル0.75%」として製造販売承認を取得しており、皮膚科で処方される医薬品です。
酒さの治療では、殺菌作用よりも抗炎症作用が中心的な役割を果たすと考えられています。
先発品ロゼックスゲルとロザジェルは有効成分・濃度が同一であるため、同等の効果が期待できます。
ロザジェルはこんな方におすすめ
- 酒さ(赤ら顔)の症状を改善したい方
- 顔の赤みやブツブツ(丘疹)が気になる方
- ロゼックスゲルと同等の効果をより手頃な価格で求めている方
- がん性皮膚潰瘍の臭気対策を行いたい方
- 通院せずに酒さ治療薬を入手したい方
ロザジェルの有効成分について
ロザジェルの有効成分はメトロニダゾール(metronidazole)です。ニトロイミダゾール系の抗菌薬に分類され、内服薬としては嫌気性菌感染症やトリコモナス症の治療にも広く使われている成分です。
外用薬として皮膚に塗布した場合、メトロニダゾールは炎症を引き起こす活性酸素の産生を抑制し、酒さに伴う紅斑や丘疹を軽減します。また、皮膚に存在する微生物の増殖を抑える作用もあります。
酒さの治療においては、殺菌作用よりも抗炎症作用が主な治療効果として重要とされています。日本では2014年12月にロゼックスゲル0.75%として製造販売承認を取得(YJコード:2699713Q1026)し、海外ではメトロジェル(MetroGel)としてFDA承認を受けています。
ロザジェルの効果・効能
- 酒さに伴う紅斑(赤み)、丘疹(ブツブツ)の改善
- がん性皮膚潰瘍部位の殺菌・臭気の軽減
酒さ治療では、メトロニダゾールが皮膚の過剰な炎症反応を抑え、顔面の持続的な赤みや丘疹を改善します。使用開始から2〜3週間ほどで効果を実感できるケースが多く、通常は12週間を目安に治療を行います。
がん性皮膚潰瘍に対しては、潰瘍面に増殖する嫌気性菌を殺菌し、壊死組織から発生する悪臭を軽減する効果が期待できます。この場合、ガーゼに均一に広げて貼付するか、患部に直接塗布して使用してください。
ただし、酒さの中でも毛細血管拡張のみの症状には効果が限定的とされています。丘疹や膿疱を伴うタイプ(第II度酒さ)に対して最も効果が期待できます。
ロザジェルの使用方法
酒さ治療に用いる場合
| 1回の使用量 | 適量(患部全体に薄く伸ばせる量) |
|---|---|
| 1日の使用回数 | 2回(朝・夜) |
| 使用するタイミング | 洗顔後、患部を清潔にした状態で塗布 |
| 治療期間の目安 | 原則12週間以内 |
患部を洗浄して清潔にした後、1日2回、適量を患部に薄く伸ばすように塗布してください。12週間を超えて使用する場合は、継続の必要性を十分に検討してください。漫然とした使用は避けましょう。
がん性皮膚潰瘍に用いる場合
症状の程度や病変部の範囲に応じて、適切な量を用います。潰瘍部を清潔にした後、1日1〜2回、本剤をガーゼなどに均一に広げて貼付するか、患部へ直接塗布し、その上からガーゼ等で覆って保護します。
使用上の注意
- 使用中は日光や紫外線への曝露を避けてください。紫外線によりメトロニダゾールが分解され、効果が低下するおそれがあります
- 眼やその周囲、口唇、鼻腔内など粘膜部分には使用しないでください
- 皮膚潰瘍部位に塗布した場合、全身への吸収が認められています。塗布範囲が広い場合は、経口剤投与時にみられる副作用(末梢神経障害、白血球減少等)が発現する可能性があります
- 化粧品や保湿剤を使用する場合は、本剤の塗布後十分に乾かしてから使用してください
Atsu酒さ治療でロザジェルを使用する際は、紫外線対策が非常に重要です。
メトロニダゾールは紫外線に当たると不活性化するため、日中に塗布する場合は日焼け止めを上から重ねるか、物理的な遮光を行ってください。
また、効果を実感するまでに2〜3週間かかることが多いので、すぐに効果がないからといって使用を中断しないようにしましょう。
12週間使用しても改善が見られない場合は、医師に相談のうえ治療方針の見直しを検討してください。
酒さとメトロニダゾール外用薬の位置づけ
酒さ(rosacea)は30〜50歳代に多く見られる慢性の皮膚疾患で、顔面の持続的な赤み、毛細血管拡張、丘疹、膿疱などを特徴とします。原因は完全には解明されていませんが、免疫応答の異常や毛包虫(デモデックス)の関与が指摘されています。
メトロニダゾール外用薬は、酒さの治療において第一選択薬として国際的に広く使用されています。米国皮膚科学会(AAD)のガイドラインでも、丘疹膿疱型の酒さに対する標準治療として位置づけられている薬剤です。
日本では2014年12月にロゼックスゲル0.75%が製造販売承認を取得し、皮膚科で処方が可能となりました。ロザジェルはそのジェネリック医薬品であり、有効成分メトロニダゾール0.75%の含有量は先発品と同一です。
ロザジェルの禁忌・副作用
禁忌(使用してはいけない方)
- メトロニダゾールまたは本剤の成分に対してアレルギーの既往がある方
- 脳・脊髄に器質的疾患のある方(脳・脊髄腫瘍の方を除く)
- 妊娠3ヶ月以内の女性
使用前に相談が必要な方
- 血液疾患のある方
- 脳・脊髄腫瘍の方
- 妊娠3ヶ月を過ぎた女性
- 授乳中の方
- 小児・高齢者
副作用
使用部位の局所反応として、以下の副作用が報告されています。
| 関係部位 | 5%以上 | 5%未満 | 頻度不明 |
|---|---|---|---|
| 皮膚 | 潰瘍部位からの出血(9.5%) | ・接触皮膚炎 ・乾燥 ・そう痒 ・つっぱり感 ・皮脂欠乏症 | ・紅斑 ・皮膚不快感(灼熱感、疼痛、刺激痛) ・皮膚剥脱 ・顔面腫脹 |
| 神経系 | — | — | 末梢神経障害(四肢のしびれ、感覚鈍麻等)、味覚異常(金属味) |
| 胃腸障害 | — | — | 悪心 |
| 過敏症 | — | — | 蕁麻疹、血管浮腫 |
皮膚の局所反応(乾燥、刺激感など)は使用初期に現れやすく、多くの場合は使用を継続するうちに軽減します。末梢神経障害や血管浮腫など全身性の症状が現れた場合は、直ちに使用を中止し医療機関を受診してください。
Atsu外用薬のため内服薬と比べると全身性の副作用は起こりにくい傾向にあります。
ただし、広範囲の潰瘍に塗布した場合はメトロニダゾールが皮膚から吸収され、経口投与時と同様の副作用が現れる可能性があるため注意が必要です。
特に末梢神経障害(手足のしびれ、感覚の鈍さ)は早期発見が重要となります。
このような症状に気づいたら直ちに使用を中止し、速やかに医師にご相談ください。
ロザジェルの他の薬との相互作用
外用薬のため、内服薬ほど相互作用のリスクは高くありません。ただし、広範囲に塗布した場合や潰瘍面から吸収された場合は、以下の薬剤との相互作用に注意が必要です。
併用に注意すること
アルコール(飲酒)
メトロニダゾールにはアルコール代謝を阻害する作用があり、腹痛、嘔吐、ほてりなどの症状が現れるおそれがあります。
- 使用期間中の飲酒は避けてください
クマリン系抗凝血剤(ワルファリンなど)
メトロニダゾールがワルファリンの代謝を阻害し、抗凝血作用が増強されるおそれがあります。
- ワルファリンを服用中の方は、使用前に医師にご相談ください
リトナビル含有製剤
HIV治療薬の一種です。リトナビルとの併用により、ジスルフィラム様反応(悪心、嘔吐、腹痛)が報告されています。
- リトナビルを含む薬を服用中の方は、本剤の使用を避けてください
ジスルフィラム
アルコール依存症治療薬です。メトロニダゾールとの併用で精神症状(錯乱、妄想など)が報告されています。
- ジスルフィラムを服用中の方は、本剤を使用しないでください
リチウム
双極性障害などの治療に使用される薬剤です。メトロニダゾールがリチウムの腎排泄を低下させ、血中濃度を上昇させるおそれがあります。
- リチウム製剤を服用中の方は、使用前に医師にご相談ください
その他の併用注意薬
以下の薬剤もメトロニダゾールとの相互作用が報告されています。
- 5-フルオロウラシル(抗がん剤) — 毒性が増強されるおそれ
- ブスルファン(抗がん剤) — 血中濃度が上昇するおそれ
- シクロスポリン(免疫抑制剤) — 血中濃度が上昇するおそれ
- フェノバルビタール(抗てんかん薬) — メトロニダゾールの代謝を促進し効果を減弱させるおそれ
ロザジェルの注意事項
- 使用中は日光や日焼けランプなどによる紫外線への曝露を避けてください
- 眼やその周囲、口唇、鼻腔内などの粘膜部分には使用しないでください
- 直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください
- 小児の手の届かない所に保管してください
- 使用期限を過ぎたものは使用しないでください
ロザジェルのよくある質問
ロザジェルとロゼックスゲルの違いは何ですか?
有効成分と濃度は同一です。どちらもメトロニダゾール0.75%を含有しています。
ロゼックスゲルはガルデルマ社が開発した先発品、ロザジェルはオルバ社が製造するジェネリック医薬品です。有効成分が同じため、同等の効果が期待できます。添加物(基剤など)に多少の違いがある場合がありますが、治療効果に大きな差はありません。
効果が出るまでどのくらいかかりますか?
一般的に2〜3週間ほどで改善が実感できるとされています。ただし、酒さの重症度や個人差によって効果の現れ方は異なります。
臨床試験では12週間の使用で有意な改善が確認されています。効果が出るまでに時間がかかるため、焦らず継続して使用することが大切です。
顔全体に塗ってもいいですか?
症状のある部位にのみ塗布してください。顔全体に広く塗る必要はありません。
ただし、眼やその周囲、口唇、鼻腔内などの粘膜部分には使用できません。また、塗布後は紫外線を避ける必要があるため、日中に使用する場合は日焼け止めの併用を検討してください。
12週間を超えて使い続けても大丈夫ですか?
原則として12週間以内の使用が目安です。12週間を超えて使用する場合は、その必要性を十分に検討したうえで判断してください。
漫然とした長期使用は耐性菌の出現リスクなどの観点から避けるべきとされています。症状が改善しない場合や再発した場合は、他の治療法も含めて検討することが望ましいです。
メイクの上から塗っても効果はありますか?
洗顔後の清潔な肌に直接塗布してください。メイクの上からでは有効成分が皮膚に十分に浸透しません。
朝のスキンケアの順番としては、洗顔→ロザジェル塗布→十分に乾燥→保湿剤→日焼け止め→メイクの流れが適切です。
ロゼックスの口コミ・効果・感想(レビュー)
当サイトが独自に取材したロゼックスの口コミ・効果・感想(レビュー)もございますので、あわせてご覧ください。

ロザジェルの口コミ・効果・感想(レビュー)
当サイトが独自に取材したロザジェルの口コミ・効果・感想(レビュー)もございますので、こちらもぜひご覧ください。

また、ロザジェルの口コミ・効果・感想(レビュー)もございますので、あわせてご覧ください。

ロザジェルの概要
- 有効成分メトロニダゾール0.75%を含有する酒さ治療用塗り薬
- 先発品ロゼックスゲル(ガルデルマ社)のジェネリック医薬品
- 酒さに伴う顔面の赤みや丘疹を改善し、がん性皮膚潰瘍の殺菌・臭気軽減にも使用される
- 1日2回、患部に塗布する外用ジェル(1本30g入り)
- オルバ(ORVA İlaç)製
ロザジェルの製造元はオルバ(ORVA İlaç Sanayi ve Ticaret A.Ş.)です。1987年にトルコで創業した皮膚科領域に強みを持つ製薬会社で、外用薬を中心とした医薬品を製造しています。先発品のロゼックスゲルはガルデルマ(Galderma)社が開発しました。
| 商品名 | ロザジェル(Rozagel) |
|---|---|
| 内容量 | 0.75%:30g |
| 効果・効能 | ・酒さに伴う紅斑、丘疹の改善 ・がん性皮膚潰瘍部位の殺菌・臭気の軽減 |
| 有効成分 | メトロニダゾール 0.75% |
| 副作用 | ・潰瘍部位からの出血 ・接触皮膚炎 ・乾燥 ・そう痒 |
| 形状・剤形 | ジェル剤(外用薬) |
| ブランド | オルバ(ORVA İlaç) |
Atsuメトロニダゾール外用薬は、日本でも2014年12月に「ロゼックスゲル0.75%」として製造販売承認を取得しており、皮膚科で処方される医薬品です。
酒さの治療では、殺菌作用よりも抗炎症作用が中心的な役割を果たすと考えられています。
先発品ロゼックスゲルとロザジェルは有効成分・濃度が同一であるため、同等の効果が期待できます。
ロザジェルはこんな方におすすめ
- 酒さ(赤ら顔)の症状を改善したい方
- 顔の赤みやブツブツ(丘疹)が気になる方
- ロゼックスゲルと同等の効果をより手頃な価格で求めている方
- がん性皮膚潰瘍の臭気対策を行いたい方
- 通院せずに酒さ治療薬を入手したい方
ロザジェルの有効成分について
ロザジェルの有効成分はメトロニダゾール(metronidazole)です。ニトロイミダゾール系の抗菌薬に分類され、内服薬としては嫌気性菌感染症やトリコモナス症の治療にも広く使われている成分です。
外用薬として皮膚に塗布した場合、メトロニダゾールは炎症を引き起こす活性酸素の産生を抑制し、酒さに伴う紅斑や丘疹を軽減します。また、皮膚に存在する微生物の増殖を抑える作用もあります。
酒さの治療においては、殺菌作用よりも抗炎症作用が主な治療効果として重要とされています。日本では2014年12月にロゼックスゲル0.75%として製造販売承認を取得(YJコード:2699713Q1026)し、海外ではメトロジェル(MetroGel)としてFDA承認を受けています。
ロザジェルの効果・効能
- 酒さに伴う紅斑(赤み)、丘疹(ブツブツ)の改善
- がん性皮膚潰瘍部位の殺菌・臭気の軽減
酒さ治療では、メトロニダゾールが皮膚の過剰な炎症反応を抑え、顔面の持続的な赤みや丘疹を改善します。使用開始から2〜3週間ほどで効果を実感できるケースが多く、通常は12週間を目安に治療を行います。
がん性皮膚潰瘍に対しては、潰瘍面に増殖する嫌気性菌を殺菌し、壊死組織から発生する悪臭を軽減する効果が期待できます。この場合、ガーゼに均一に広げて貼付するか、患部に直接塗布して使用してください。
ただし、酒さの中でも毛細血管拡張のみの症状には効果が限定的とされています。丘疹や膿疱を伴うタイプ(第II度酒さ)に対して最も効果が期待できます。
ロザジェルの使用方法
酒さ治療に用いる場合
| 1回の使用量 | 適量(患部全体に薄く伸ばせる量) |
|---|---|
| 1日の使用回数 | 2回(朝・夜) |
| 使用するタイミング | 洗顔後、患部を清潔にした状態で塗布 |
| 治療期間の目安 | 原則12週間以内 |
患部を洗浄して清潔にした後、1日2回、適量を患部に薄く伸ばすように塗布してください。12週間を超えて使用する場合は、継続の必要性を十分に検討してください。漫然とした使用は避けましょう。
がん性皮膚潰瘍に用いる場合
症状の程度や病変部の範囲に応じて、適切な量を用います。潰瘍部を清潔にした後、1日1〜2回、本剤をガーゼなどに均一に広げて貼付するか、患部へ直接塗布し、その上からガーゼ等で覆って保護します。
使用上の注意
- 使用中は日光や紫外線への曝露を避けてください。紫外線によりメトロニダゾールが分解され、効果が低下するおそれがあります
- 眼やその周囲、口唇、鼻腔内など粘膜部分には使用しないでください
- 皮膚潰瘍部位に塗布した場合、全身への吸収が認められています。塗布範囲が広い場合は、経口剤投与時にみられる副作用(末梢神経障害、白血球減少等)が発現する可能性があります
- 化粧品や保湿剤を使用する場合は、本剤の塗布後十分に乾かしてから使用してください
Atsu酒さ治療でロザジェルを使用する際は、紫外線対策が非常に重要です。
メトロニダゾールは紫外線に当たると不活性化するため、日中に塗布する場合は日焼け止めを上から重ねるか、物理的な遮光を行ってください。
また、効果を実感するまでに2〜3週間かかることが多いので、すぐに効果がないからといって使用を中断しないようにしましょう。
12週間使用しても改善が見られない場合は、医師に相談のうえ治療方針の見直しを検討してください。
酒さとメトロニダゾール外用薬の位置づけ
酒さ(rosacea)は30〜50歳代に多く見られる慢性の皮膚疾患で、顔面の持続的な赤み、毛細血管拡張、丘疹、膿疱などを特徴とします。原因は完全には解明されていませんが、免疫応答の異常や毛包虫(デモデックス)の関与が指摘されています。
メトロニダゾール外用薬は、酒さの治療において第一選択薬として国際的に広く使用されています。米国皮膚科学会(AAD)のガイドラインでも、丘疹膿疱型の酒さに対する標準治療として位置づけられている薬剤です。
日本では2014年12月にロゼックスゲル0.75%が製造販売承認を取得し、皮膚科で処方が可能となりました。ロザジェルはそのジェネリック医薬品であり、有効成分メトロニダゾール0.75%の含有量は先発品と同一です。
ロザジェルの禁忌・副作用
禁忌(使用してはいけない方)
- メトロニダゾールまたは本剤の成分に対してアレルギーの既往がある方
- 脳・脊髄に器質的疾患のある方(脳・脊髄腫瘍の方を除く)
- 妊娠3ヶ月以内の女性
使用前に相談が必要な方
- 血液疾患のある方
- 脳・脊髄腫瘍の方
- 妊娠3ヶ月を過ぎた女性
- 授乳中の方
- 小児・高齢者
副作用
使用部位の局所反応として、以下の副作用が報告されています。
| 関係部位 | 5%以上 | 5%未満 | 頻度不明 |
|---|---|---|---|
| 皮膚 | 潰瘍部位からの出血(9.5%) | ・接触皮膚炎 ・乾燥 ・そう痒 ・つっぱり感 ・皮脂欠乏症 | ・紅斑 ・皮膚不快感(灼熱感、疼痛、刺激痛) ・皮膚剥脱 ・顔面腫脹 |
| 神経系 | — | — | 末梢神経障害(四肢のしびれ、感覚鈍麻等)、味覚異常(金属味) |
| 胃腸障害 | — | — | 悪心 |
| 過敏症 | — | — | 蕁麻疹、血管浮腫 |
皮膚の局所反応(乾燥、刺激感など)は使用初期に現れやすく、多くの場合は使用を継続するうちに軽減します。末梢神経障害や血管浮腫など全身性の症状が現れた場合は、直ちに使用を中止し医療機関を受診してください。
Atsu外用薬のため内服薬と比べると全身性の副作用は起こりにくい傾向にあります。
ただし、広範囲の潰瘍に塗布した場合はメトロニダゾールが皮膚から吸収され、経口投与時と同様の副作用が現れる可能性があるため注意が必要です。
特に末梢神経障害(手足のしびれ、感覚の鈍さ)は早期発見が重要となります。
このような症状に気づいたら直ちに使用を中止し、速やかに医師にご相談ください。
ロザジェルの他の薬との相互作用
外用薬のため、内服薬ほど相互作用のリスクは高くありません。ただし、広範囲に塗布した場合や潰瘍面から吸収された場合は、以下の薬剤との相互作用に注意が必要です。
併用に注意すること
アルコール(飲酒)
メトロニダゾールにはアルコール代謝を阻害する作用があり、腹痛、嘔吐、ほてりなどの症状が現れるおそれがあります。
- 使用期間中の飲酒は避けてください
クマリン系抗凝血剤(ワルファリンなど)
メトロニダゾールがワルファリンの代謝を阻害し、抗凝血作用が増強されるおそれがあります。
- ワルファリンを服用中の方は、使用前に医師にご相談ください
リトナビル含有製剤
HIV治療薬の一種です。リトナビルとの併用により、ジスルフィラム様反応(悪心、嘔吐、腹痛)が報告されています。
- リトナビルを含む薬を服用中の方は、本剤の使用を避けてください
ジスルフィラム
アルコール依存症治療薬です。メトロニダゾールとの併用で精神症状(錯乱、妄想など)が報告されています。
- ジスルフィラムを服用中の方は、本剤を使用しないでください
リチウム
双極性障害などの治療に使用される薬剤です。メトロニダゾールがリチウムの腎排泄を低下させ、血中濃度を上昇させるおそれがあります。
- リチウム製剤を服用中の方は、使用前に医師にご相談ください
その他の併用注意薬
以下の薬剤もメトロニダゾールとの相互作用が報告されています。
- 5-フルオロウラシル(抗がん剤) — 毒性が増強されるおそれ
- ブスルファン(抗がん剤) — 血中濃度が上昇するおそれ
- シクロスポリン(免疫抑制剤) — 血中濃度が上昇するおそれ
- フェノバルビタール(抗てんかん薬) — メトロニダゾールの代謝を促進し効果を減弱させるおそれ
ロザジェルの注意事項
- 使用中は日光や日焼けランプなどによる紫外線への曝露を避けてください
- 眼やその周囲、口唇、鼻腔内などの粘膜部分には使用しないでください
- 直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください
- 小児の手の届かない所に保管してください
- 使用期限を過ぎたものは使用しないでください
ロザジェルのよくある質問
ロザジェルとロゼックスゲルの違いは何ですか?
有効成分と濃度は同一です。どちらもメトロニダゾール0.75%を含有しています。
ロゼックスゲルはガルデルマ社が開発した先発品、ロザジェルはオルバ社が製造するジェネリック医薬品です。有効成分が同じため、同等の効果が期待できます。添加物(基剤など)に多少の違いがある場合がありますが、治療効果に大きな差はありません。
効果が出るまでどのくらいかかりますか?
一般的に2〜3週間ほどで改善が実感できるとされています。ただし、酒さの重症度や個人差によって効果の現れ方は異なります。
臨床試験では12週間の使用で有意な改善が確認されています。効果が出るまでに時間がかかるため、焦らず継続して使用することが大切です。
顔全体に塗ってもいいですか?
症状のある部位にのみ塗布してください。顔全体に広く塗る必要はありません。
ただし、眼やその周囲、口唇、鼻腔内などの粘膜部分には使用できません。また、塗布後は紫外線を避ける必要があるため、日中に使用する場合は日焼け止めの併用を検討してください。
12週間を超えて使い続けても大丈夫ですか?
原則として12週間以内の使用が目安です。12週間を超えて使用する場合は、その必要性を十分に検討したうえで判断してください。
漫然とした長期使用は耐性菌の出現リスクなどの観点から避けるべきとされています。症状が改善しない場合や再発した場合は、他の治療法も含めて検討することが望ましいです。
メイクの上から塗っても効果はありますか?
洗顔後の清潔な肌に直接塗布してください。メイクの上からでは有効成分が皮膚に十分に浸透しません。
朝のスキンケアの順番としては、洗顔→ロザジェル塗布→十分に乾燥→保湿剤→日焼け止め→メイクの流れが適切です。
ロゼックスの口コミ・効果・感想(レビュー)
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