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パタジン(Patadin)が10錠入ったシート(表面)
パタジン(Patadin)が10錠入ったシート(裏面)
パタジン(Patadin)が10錠入ったシート(表面)
パタジン(Patadin)が10錠入ったシート(裏面)
商品の写真(医薬品のパッケージ)に関するご注意事項
アレロックのジェネリック医薬品(有効成分オロパタジン塩酸塩5mg)、アジャンタファーマ製。効き目が強い第2世代抗ヒスタミン薬として、アレルギー性鼻炎・蕁麻疹・皮膚疾患のかゆみに広く適応します。

パタジン

Atsu 薬剤師が執筆
看護師 医療系国家資格を有する専門家(看護師)が確認済み
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パタジン(アレルギー治療薬:アレロック ジェネリック)

パタジンは、第二世代抗ヒスタミン薬アレロックと同じ有効成分オロパタジン塩酸塩を含むジェネリック医薬品です。花粉症やハウスダストによるアレルギー性鼻炎、じん麻疹、皮膚疾患に伴うかゆみなど、幅広いアレルギー症状に効果が期待できます。

オロパタジンはヒスタミンH1受容体を選択的にブロックするだけでなく、肥満細胞からのヒスタミン遊離を抑制する作用も持ちあわせています。第一世代の抗ヒスタミン薬と比べて眠気や口渇が起こりにくく、1日2回の服用で持続的にアレルギー症状を抑えます。

なお、本ページは薬剤師が執筆しております。

本ページを執筆した薬剤師
Atsu

薬剤師資格をもち、現在でも調剤薬局で勤務しています。また医療雑誌の編集にも携わっております。

さらに、医学誌編集経験を持つ看護師が最終確認を行い、医療の専門家による二重のチェック体制で情報の正確性を担保しています。

本ページを確認した医療系国家資格を有する専門家
Ray

看護師資格を有し、総合病院で勤務。退職後、出版社に勤務し、医学誌の編集も担当しておりました。

※本ページの初稿は薬剤師が執筆しております。メドノア編集部が必要に応じて加筆・修正を行いますが、その際も情報の正確性と信頼性を損なわないよう細心の注意を払っています。

パタジンの概要

  • パタジンは、処方薬アレロックと同一の有効成分オロパタジン塩酸塩5mgを含む第二世代抗ヒスタミン薬のジェネリック医薬品です。
  • アレルギー性鼻炎(くしゃみ・鼻水・鼻づまり)やじん麻疹、皮膚疾患に伴うかゆみに効果が期待できます。
  • ヒスタミンH1受容体拮抗作用に加え、肥満細胞安定化作用によりアレルギー反応を二重に抑制します。
  • 第一世代抗ヒスタミン薬に比べて眠気や口渇などの副作用が起こりにくいとされています。

パタジンの製造元はインドのアジャンタファーマ(Ajanta Pharma)です。1973年創業のムンバイ本社の製薬企業で、世界30か国以上に医薬品を供給しており、WHO-GMP基準に準拠した製造体制を持つ信頼性の高いメーカーです。

商品名パタジン(Patadin)
内容量10錠
効果・効能・アレルギー性鼻炎
・じん麻疹
・皮膚疾患に伴うそう痒(かゆみ)
有効成分オロパタジン塩酸塩(Olopatadine Hydrochloride)5mg
副作用・眠気
・口渇
・倦怠感
・頭痛
形状・剤形錠剤
ブランドアジャンタファーマ(Ajanta Pharma)

パタジンはこんな方におすすめ

  • 花粉症やハウスダストによるくしゃみ・鼻水・鼻づまりを抑えたい方
  • 処方薬アレロックと同等の効果を持つ薬を、より手頃な価格で探している方
  • じん麻疹や湿疹・皮膚炎に伴うかゆみに悩んでいる方
  • 他の抗ヒスタミン薬で十分な効果が得られなかった方
  • 眠気の少ない第二世代抗ヒスタミン薬を探している方

パタジンの有効成分について

パタジンの有効成分であるオロパタジン塩酸塩は、第二世代抗ヒスタミン薬に分類される抗アレルギー成分です。日本では2000年12月に先発薬アレロックとして承認され、アレルギー性鼻炎やじん麻疹の治療に広く使用されています。

オロパタジンの作用機序には大きく2つの特徴があります。まず、アレルギー反応の主因であるヒスタミンがH1受容体に結合するのを選択的にブロックし、くしゃみや鼻水、かゆみなどの症状を抑制します。

加えて、肥満細胞からのヒスタミン遊離そのものを抑制する作用(メディエーター遊離抑制作用)があり、ロイコトリエンやトロンボキサンなどの炎症性脂質メディエーターの放出も抑えます。この二重の抗アレルギー作用がオロパタジンの特徴です。

体内への吸収後、尿中への排泄が58%以上を占め、代謝による消失は少ないとされています。腎排泄型の薬剤であるため、肝機能への負担が比較的少ない点も特徴の一つです。

⚠️薬剤師による補足
Atsu

オロパタジンは第二世代抗ヒスタミン薬のなかでも抗ヒスタミン作用が比較的強いことで知られています。

海外の複数の臨床試験において、アレルギー性鼻炎の鼻症状スコア(TNSS)の改善効果が確認されており、他の第二世代抗ヒスタミン薬と比較しても良好な有効性が報告されています。

一方で、第二世代とはいえ眠気の発現率が約2.7%あり、添付文書上も自動車の運転など危険を伴う機械の操作は避けるよう記載されている点にご注意ください

パタジンの効果・効能

パタジンは以下の症状に対して効果が期待できます。

  • アレルギー性鼻炎:花粉やハウスダストが原因のくしゃみ、鼻水、鼻づまりを緩和します。
  • じん麻疹:皮膚に突然あらわれるかゆみを伴う膨疹を抑制します。
  • 皮膚疾患に伴うそう痒:湿疹・皮膚炎、痒疹、皮膚そう痒症、尋常性乾癬、多形滲出性紅斑に伴うかゆみを軽減します。

オロパタジンの効果は服用後すみやかにあらわれ、1日2回の服用で朝から就寝時まで持続的にアレルギー症状を抑えることが期待できます。季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)だけでなく、通年性のアレルギー症状にも対応可能です。

パタジンの服用方法

パタジンを安全かつ効果的に使用するために、以下の服用方法をお守りください。

1回の用量1錠(オロパタジン塩酸塩として5mg)
服用回数1日2回(朝および就寝前)
服用方法水またはぬるま湯で服用
食事の影響食事による影響は少ないとされています

年齢や症状に応じて適宜増減される場合があります。自己判断で用量を変更せず、医師の指示に従ってください。

飲み忘れた場合は、気づいた時点で1回分を服用してください。ただし、次の服用時間が近い場合は飲み忘れた分は服用せず、次回の通常の時間に1回分のみを服用してください。2回分をまとめて服用してはいけません。

⚠️薬剤師による補足
Atsu

パタジンは朝と就寝前の1日2回服用が基本です。

花粉症シーズンに使う場合は、症状が出始める前から服用を開始する「初期療法」が推奨されています。

花粉飛散の1〜2週間前から服用を始めることで、シーズン中の症状を軽減できる可能性があります。

PTPシートから錠剤を取り出す際は、シートごと飲み込む事故を防ぐため、必ず1錠ずつ切り離してから取り出すようにしてください

パタジンの警告・禁忌・副作用

禁忌

以下に該当する方はパタジンを服用できません

  • 過去にオロパタジン塩酸塩に対して過敏症(アレルギー反応)を起こしたことがある方

使用上の注意

以下に該当する方はパタジンを使用する前に医師にご相談ください。

  • 腎機能に障害のある方(オロパタジンは腎排泄型のため、血中濃度が上昇するおそれがあります)
  • 肝機能に障害のある方
  • 高齢の方
  • 妊娠中または妊娠の可能性がある方
  • 授乳中の方(オロパタジンは動物実験で乳汁中への移行が報告されています)

主な副作用

パタジンの服用により、以下のような副作用があらわれることがあります。多くの場合は軽度で、服用を続けるうちに軽減する可能性もありますが、症状が長引く場合は医師に相談してください。

  • 眠気(発現率約2.7%)
  • 口渇(約0.8%)
  • 倦怠感(約0.6%)
  • 頭痛(約1.2%)
  • 腹部不快感、吐き気

重篤な副作用

まれに以下のような重篤な副作用が報告されています。これらの症状があらわれた場合は、直ちに服用を中止し医師の診察を受けてください。

  • 劇症肝炎、肝機能障害、黄疸
  • アナフィラキシー(呼吸困難、血圧低下、じん麻疹など)
⚠️薬剤師による補足
Atsu

パタジンは第二世代抗ヒスタミン薬のなかでは眠気がやや生じやすい部類に入ります。

同じ第二世代でもフェキソフェナジン(アレグラ)やロラタジン(クラリチン)などは添付文書上「運転注意」の記載がないのに対し、オロパタジンは運転を避けるよう明記されている点が異なります。

服用後は眠気の出方を確認し、運転や高所作業など危険を伴う行動は控えるようにしてください

重篤な副作用の頻度は極めて低いものの、服用開始後に体調に異変を感じた場合は速やかに医師へ相談してください。

パタジンの他の薬との相互作用

パタジンを他の薬と併用する場合は、以下の相互作用に注意が必要です。現在服用中の薬がある方は、事前に医師または薬剤師にご相談ください。

併用に注意が必要な薬

中枢神経抑制薬

睡眠薬や抗不安薬などの中枢神経抑制薬とパタジンを併用すると、眠気やめまいなどの中枢神経抑制作用が増強されるおそれがあります。

  • ベンゾジアゼピン系睡眠薬(トリアゾラム、ニトラゼパムなど)
  • 抗不安薬(ロラゼパム、アルプラゾラムなど)
  • 鎮静薬・催眠薬

アルコール(飲酒)

アルコールには中枢神経抑制作用があるため、パタジンとの併用により眠気やめまいが強くあらわれる可能性があります。

  • パタジン服用中はできるだけ飲酒を控えてください
  • 飲酒後の服用は眠気が強くなるリスクが高まります

抗コリン作用を持つ薬剤

抗コリン作用を持つ薬剤と併用すると、口渇や便秘、排尿困難などの抗コリン性の副作用が強くあらわれることがあります。

  • 三環系抗うつ薬(アミトリプチリンなど)
  • 第一世代抗ヒスタミン薬(クロルフェニラミンなど)

パタジンの注意事項

  • 眠気を催すことがあります。パタジン服用中は、自動車の運転など危険を伴う機械の操作は避けてください。
  • 定められた用法・用量を守り、自己判断で服用回数や用量を増やさないでください。
  • 小児(7歳未満)への安全性は確立されていません。小児への投与は医師の判断に従ってください。
  • 高温多湿・直射日光を避け、室温で保管してください。
  • 使用期限を過ぎた薬は服用しないでください。
⚠️薬剤師による補足
Atsu

アレルギー性鼻炎で長期間服用される場合は、定期的に症状の状態を確認しながら継続の要否を医師と相談することが大切です。

漫然と服用を続けるのではなく、花粉シーズンの終了後など症状が落ち着いた時点で、服用の中止や減量を検討するとよいでしょう。

また、通年性アレルギー性鼻炎の場合でも、ダニ対策などの環境整備を並行して行うことで、薬の効果をより高めることが期待できます。

パタジンのよくある質問

パタジンとアレロックは何が違いますか?

パタジンはアレロックのジェネリック医薬品であり、有効成分(オロパタジン塩酸塩5mg)は同一です。先発薬のアレロックは日本の協和キリンが製造しており、パタジンはインドのアジャンタファーマが製造しています。

有効成分が同じため、効果や副作用のプロファイルは基本的に同等です。ジェネリック医薬品のため、アレロックと比べて手頃な価格で入手できる点がメリットといえるでしょう。

パタジンはどのくらいで効果があらわれますか?

パタジンは服用後すみやかに効果が発現します。個人差はありますが、多くの場合30分〜1時間程度で症状の改善を実感できるとされています。

ただし、継続的に服用することで安定した効果が得られるため、症状がない日でも医師の指示どおりに服用を続けてください。

パタジンを飲むと眠くなりますか?

眠気が生じる可能性があります。臨床試験での眠気の発現率は約2.7%と報告されており、第二世代抗ヒスタミン薬のなかではやや高い部類に入ります。

そのため、添付文書では自動車の運転や危険を伴う機械の操作を避けるよう記載されています。日中の服用後は眠気の出方を確認し、運転や精密な作業を控えることをおすすめします。

パタジンは花粉症以外にも使えますか?

花粉症以外のアレルギー症状にも効果が期待できます。パタジンの適応症にはじん麻疹、湿疹・皮膚炎、痒疹、皮膚そう痒症、尋常性乾癬、多形滲出性紅斑に伴うかゆみが含まれています。

通年性のアレルギー性鼻炎(ダニやハウスダストが原因)にも対応しているため、季節を問わず使用できます。

パタジンと他の花粉症薬を一緒に飲んでも大丈夫ですか?

同じ抗ヒスタミン薬との併用は避けてください。パタジンと同系統の抗ヒスタミン薬(フェキソフェナジン、セチリジンなど)を併用すると、副作用が増強されるおそれがあります。

一方、点鼻ステロイド薬や点眼薬など、作用機序の異なるアレルギー治療薬との併用は可能な場合があります。併用を検討される場合は、必ず医師または薬剤師にご相談ください。

パタジンに関連する添付文書等の参考資料

パタジンに関連する参考資料は以下の通りです。パタジンの有効成分オロパタジン塩酸塩に関する公的機関の情報をまとめています。

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