エフペシア(AGA治療薬:プロペシア ジェネリック)
エフペシアは、AGA(男性型脱毛症)治療薬として広く普及しているプロペシアのジェネリック医薬品であり、有効成分フィナステリドを1mg含有する内服薬です。
プロペシアと同等の薄毛改善効果が期待でき、ジェネリック医薬品ならではの手頃な価格で長期的なAGA治療の経済的な負担を軽減できるでしょう。
なお、本ページは薬剤師が執筆しております。
Atsu薬剤師資格をもち、現在でも調剤薬局で勤務しています。また医療雑誌の編集にも携わっております。
さらに、医学誌編集経験を持つ看護師が最終確認を行い、医療の専門家による二重のチェック体制で情報の正確性を担保しています。
Ray看護師資格を有し、総合病院で勤務。退職後、出版社に勤務し、医学誌の編集も担当しておりました。
※本ページの初稿は薬剤師が執筆しております。メドノア編集部が必要に応じて加筆・修正を行いますが、その際も情報の正確性と信頼性を損なわないよう細心の注意を払っています。
エフペシアの概要
- プロペシアと同一の有効成分フィナステリド1mgを配合したAGA治療薬のジェネリック医薬品
- プロペシアの国内臨床試験では、1年間の服用で98%の方に薄毛の進行抑制(不変以上の効果)が確認されている
- 着色料キノリンイエロー(黄色203号)を使用していない
エフペシアの製造元はシプラ社(Cipla Ltd.)です。インド・ムンバイに本社を置くアジア有数の製薬企業であり、WHO(世界保健機関)のプレクォリフィケーションを取得した医薬品を多数製造するなど高い信頼性を誇ります。
| 商品名 | エフペシア(F-Pecia) |
|---|---|
| 内容量 | 100錠 |
| 効果・効能 | ・男性型脱毛症(AGA)の進行抑制 ・薄毛の改善 |
| 有効成分 | フィナステリド 1mg |
| 副作用 | ・リビドー減退 ・勃起機能不全 ・射精障害 ・精液量減少 |
| 形状・剤形 | フィルムコーティング錠 |
| ブランド | シプラ(Cipla Ltd.) |
Atsuエフペシアはプロペシアと同じフィナステリド1mgを含有するジェネリック医薬品であり、先発薬と同等の薄毛改善効果が期待できます。
先発薬プロペシアの国内臨床試験(48週間投与)では、フィナステリド1mg投与群の98%にAGAの進行抑制(不変以上の効果)が確認されています。
また、そのうち58%の方に毛髪量の改善(軽度改善以上)がみられました。
効果の発現には個人差があり、通常6ヶ月以上の継続服用で効果を判断します。
ジェネリック医薬品は先発薬と同一の有効成分・用量で製造されるため、安心してお使いいただけるでしょう。
エフペシアはこんな方におすすめ
- AGA(男性型脱毛症)による薄毛や抜け毛に悩んでいる方
- プロペシアと同等の効果をより手頃な価格で求めている方
- フィナステリドによるAGA治療をこれから始めたい方
- キノリンイエローフリーのフィナステリド製品を探している方
- AGAの進行を止め、長期的に治療を継続していきたい方
エフペシアの有効成分について
エフペシアの有効成分はフィナステリド(Finasteride)で、1錠あたり1mg含有されています。フィナステリドは2型5αリダクターゼ阻害薬に分類される医薬品成分です。
男性ホルモンであるテストステロンは、毛乳頭細胞などに存在する2型5αリダクターゼという酵素の働きにより、DHT(ジヒドロテストステロン)に変換されます。
DHTは毛乳頭細胞の男性ホルモン受容体に結合し、毛髪の成長サイクルを短縮させることでAGAを引き起こします。フィナステリドは2型5αリダクターゼの働きを選択的に阻害し、DHTの産生を抑制します。
DHTの減少により毛乳頭の正常な機能が回復し、短縮されたヘアサイクルが本来の成長期に戻ることで、薄毛の進行抑制と毛髪の改善効果が得られます。
Atsuフィナステリドは2型5αリダクターゼのみを選択的に阻害するため、1型5αリダクターゼが関与する他の代謝経路への影響は少ないとされています。
1型・2型の両方を阻害するデュタステリド(ザガーロ等)とは作用範囲が異なりますので、どちらが適切かは医師にご相談ください。
AGAの原因物質であるDHTの産生を効率的に抑制しながら、体内のテストステロン自体の濃度には大きな影響を与えない点がフィナステリドの特徴です。
ただし、血中DHT濃度は有意に低下します。
効果の持続には毎日の継続服用が不可欠であり、服用を中止するとDHTの産生が再開しAGAが再び進行する点にご注意ください。
エフペシアの効果・効能
- 男性における男性型脱毛症(AGA)の進行遅延
エフペシアは、男性型脱毛症(AGA)による薄毛の進行を抑制し、毛髪量の改善が期待できます。女性のAGAや他の脱毛症には適応がありません。
先発薬プロペシアの国内臨床試験では、フィナステリド1mgの48週間(約1年間)投与で98%の方に薄毛の進行抑制(不変以上の効果)が確認されています。そのうち58%の方に毛髪量の改善(軽度改善以上)がみられました。
毛髪量の増加は、2年、3年と治療を継続するほどより多くの方に確認されています。効果が実感できるまでの目安は6ヶ月ですので、早期に中止せず継続することが大切です。
エフペシアの服用方法・使用方法
下記の用量を守り、水またはぬるま湯と一緒に服用してください。
| 1回の用量 | 1錠(フィナステリドとして1mg) |
|---|---|
| 1日の服用回数 | 1回 |
| 服用間隔 | 24時間 |
| 服用するタイミング | 食前・食後どちらでも可 |
使用上の注意
フィナステリドの効果を十分に得るため、毎日決まった時間に服用することが重要です。食事の影響を受けにくい薬のため、朝食後や就寝前など生活リズムに合わせた時間帯を選ぶとよいでしょう。
服用を忘れた場合は、気づいた時点で1錠を服用してください。ただし、次の服用時間が近い場合は飛ばして通常通り服用し、1日2錠を服用しないよう注意してください。
外用のミノキシジル製剤との併用も可能です。フィナステリド(内服)とミノキシジル(外用)は作用機序が異なるため、併せて使用することでより効果的なAGA治療が期待できるでしょう。
Atsuフィナステリドの効果を最大限に引き出すためには、毎日同じ時間に1錠を服用する習慣を身につけることが大切です。
AGA治療は長期にわたるため、飲み忘れを防ぐためにも食事や歯磨きなどの日常動作と組み合わせて服用するとよいでしょう。
フィナステリドは主に肝臓(CYP3A4)で代謝されます。日常的な飲酒量であれば問題ありませんが、過度な飲酒は肝臓に負担をかけるため注意が必要です。肝機能に不安のある方は医師にご相談ください。
また、最低6ヶ月は服用を継続したうえで効果を判断してください。
AGA治療とフィナステリドの役割
AGA治療において、フィナステリドは脱毛の原因となるDHTの産生を抑制する内服薬として中心的な役割を担っています。AGAは進行性のため、治療を継続することで効果が維持されます。
一方、外用のミノキシジル製剤は毛根周囲の血流を改善し、発毛を促進する作用があります。フィナステリドとミノキシジルは作用機序が異なるため、両者を併用することでより効果的なAGA治療が期待できるでしょう。
フィナステリドの服用を中止するとDHTの産生が再開し、AGAが再び進行します。治療効果を維持するためには毎日の継続服用が欠かせません。
エフペシアの警告・禁忌・副作用
警告
エフペシアの使用にあたり、以下の点に特に注意してください。
- 妊婦の方が服用した場合、男子胎児の生殖器官の正常発育に影響を及ぼすおそれがあります
- 錠剤を分割・粉砕しないでください
- 割れた錠剤や粉砕された錠剤に妊婦・妊娠の可能性がある女性・授乳中の女性が触れないようにしてください
- 通常、錠剤はフィルムコーティングされているため、割れたり砕けたりしない限り有効成分に触れることはありません
禁忌
以下に該当する方はエフペシアを服用できません。
- フィナステリドに対して過敏症の既往歴がある方
- 妊婦または妊娠している可能性がある女性、授乳中の女性
副作用
エフペシアの主な副作用は、男性ホルモンへの影響に伴う性機能の変化です。発現率はいずれも低い水準にとどまっています。
なお、服用開始後にみられる一時的な脱毛症状(初期脱毛)は副作用ではありません。ヘアサイクルが正常化する過程で今生えている毛髪が新しい毛髪に押し出される自然な反応であり、薬の効果が現れはじめたサインです。
1~5%未満
- リビドー(性欲)減退(1.1%)
1%未満
- 勃起機能不全(0.7%)
- 射精障害
- 精液量減少
頻度不明
- そう痒症、じん麻疹、発疹
- 血管浮腫(口唇、舌、咽喉及び顔面腫脹を含む)
- 睾丸痛、血精液症
- 男性不妊症・精液の質低下
- 乳房圧痛、乳房肥大
- めまい
重篤な副作用
以下の副作用は頻度こそ低いものの、重篤化するおそれがあるため注意が必要です。異常を感じた場合は速やかに医師にご相談ください。
- 肝機能障害(AST、ALT、γ-GTPの上昇)
- 抑うつ症状
エフペシアの他の薬との相互作用
フィナステリドに関して、現在のところ臨床上問題となる薬物相互作用は報告されていません。
併用しないこと
フィナステリドと併用禁忌とされる薬は、現時点では報告されていません。
併用に注意すること
フィナステリドと併用注意とされる薬も、現時点では特定されていません。ただし、他の薬を服用中の方は念のため医師または薬剤師にご相談ください。
なお、外用のミノキシジル製剤との併用は安全に行えます。フィナステリドはDHTの産生を抑制し、ミノキシジルは毛根への血流を改善するため、作用機序が異なる両者の併用はAGA治療において一般的な方法です。
エフペシアの注意事項
- 肝機能障害のある方は、服用前に医師にご相談ください
- 前立腺がんの検診(PSA検査)を受ける際は、フィナステリド服用中であることを必ず医師に申告してください。フィナステリドはPSA値を約50%低下させるため、検査結果に影響を及ぼします
- 服用を中止するとDHTの産生が再開し、AGAが再び進行します。治療効果は服用を継続している間のみ持続します
- 服用中および服用中止後1ヶ月間は献血を控えてください
- 20歳未満の方における安全性・有効性は確認されていません
エフペシアのよくある質問
エフペシアの効果が出るまでどのくらいかかりますか?
フィナステリドの薄毛改善効果を実感するまでには、少なくとも6ヶ月の継続服用が必要です。早い方では3ヶ月程度で抜け毛の減少を感じる場合もありますが、明確な改善効果の目安は6ヶ月以降です。
また、1年以上の継続服用でより多くの方に毛髪量の増加が確認されています。効果が感じられなくても自己判断で中止せず、継続してください。
エフペシアとフィンペシアの違いは何ですか?
エフペシアとフィンペシアはどちらもシプラ社が製造するプロペシアのジェネリック医薬品で、有効成分はフィナステリド1mgで同一です。薄毛改善効果に差はありません。
エフペシアは発売当初からキノリンイエロー(黄色203号)を使用していない点が特徴です。着色料を気にされる方はエフペシアを選ぶとよいでしょう。
エフペシアを服用すると初期脱毛が起きますか?
服用開始後に一時的な抜け毛が増える「初期脱毛」が起きる場合があります。ヘアサイクルが正常化する過程で、今生えている毛髪が新しい毛髪に押し出されて抜ける現象であり、薬の効果が現れはじめたサインです。
通常1〜3ヶ月で収まりますので、服用を中止せず継続してください。ただし、長期間にわたる場合や頭皮に異常がある場合は医師にご相談ください。
エフペシアは女性でも服用できますか?
女性はエフペシアを服用できません。フィナステリドは男性ホルモンに作用する薬であり、女性のAGA(FAGA)には効果がありません。
特に妊娠中の女性がフィナステリドを服用または破損した錠剤に触れた場合、男子胎児の生殖器官の発育に影響を及ぼすおそれがあります。錠剤はコーティングされているため通常の取り扱いでは問題ありませんが、割れた錠剤には触れないようご注意ください。