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インボカナ
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商品の写真(医薬品のパッケージ)に関するご注意事項
インボカナはカナグリフロジン300mgを配合した米国FDA承認の2型糖尿病治療薬です。日本未承認の強化用量で、100mgより血糖降下や体重減少が期待できます。

インボカナ

Atsu 薬剤師が執筆
看護師 医療系国家資格を有する専門家(看護師)が確認済み
100mg 100mg
1錠 161
300mg 300mg
1錠 573
正規品保証 正規品保証
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インボカナ(2型糖尿病治療薬:カナグル ジェネリック)

インボカナ(Invokana)は、2型糖尿病治療薬として海外で販売されているSGLT2阻害薬で、有効成分としてカナグリフロジン300mgを含有します。日本で承認されている先発薬「カナグル錠100mg」と同一成分の海外版先発薬であり、日本未承認用量である300mg規格が特徴です。

腎臓の近位尿細管でブドウ糖の再吸収を阻害し、余分な糖を尿中に排泄することで血糖値を低下させる作用機序を持ちます。300mgは100mgと比較してHbA1cの低下幅・体重減少・血圧低下の効果がより大きい強化用量として位置づけられており、血糖コントロールが不十分な方への選択肢となります。

なお、本ページは薬剤師が執筆しております。

本ページを執筆した薬剤師
Atsu

薬剤師資格をもち、現在でも調剤薬局で勤務しています。また医療雑誌の編集にも携わっております。

※本ページの初稿は薬剤師が執筆しております。メドノア編集部が必要に応じて加筆・修正を行いますが、その際も情報の正確性と信頼性を損なわないよう細心の注意を払っています。

インボカナの概要

  • 日本で承認されているカナグル(田辺三菱製薬)と同一成分の海外版先発薬
  • カナグリフロジン300mgを含有するSGLT2阻害薬で米国FDA承認済み
  • 腎臓でのブドウ糖再吸収を阻害し尿中に糖を排泄する作用機序を持つ
  • 日本未承認の300mg規格で100mgより強い血糖降下・体重減少効果が期待できる
  • ヤンセンファーマ(Janssen Pharmaceuticals)製

インボカナの製造元はヤンセンファーマ(Janssen Pharmaceuticals)です。ヤンセンファーマは米国ジョンソン・エンド・ジョンソン傘下の大手製薬企業で、SGLT2阻害薬カナグリフロジンの開発元であり、Invokanaのブランド名で世界各国に供給しています。

なお日本国内では、田辺三菱製薬がヤンセンファーマからライセンス供与を受けて「カナグル錠100mg」として2014年に承認を取得しましたが、日本では100mg規格のみが承認されており、300mg規格の本剤は未承認です。

商品名インボカナ(Invokana)
内容量30錠
効果・効能2型糖尿病、2型糖尿病を合併する慢性腎臓病
有効成分カナグリフロジン 300mg
副作用・頻尿
・尿路感染症
・性器感染症
・低血糖
・脱水
形状・剤形フィルムコーティング錠
ブランドJanssen Pharmaceuticals(ヤンセンファーマ)
⚠️薬剤師による補足
Atsu

インボカナ300mgは、米国FDAが承認しているカナグリフロジンの強化用量製剤です。

米国の添付文書(Prescribing Information)では、eGFR 60 mL/min/1.73m²以上の患者において100mgから開始し、忍容性を確認したうえで300mgへ増量する段階的な投与が原則とされています。

なお、eGFRが60 mL/min/1.73m²未満の場合、300mgへの増量は推奨されていません。

日本国内で承認されているのは100mg規格のみであり、300mg規格の本剤は日本国内で正規流通していない点にご留意ください。

インボカナはこんな方におすすめ

  • カナグリフロジン100mgでは血糖コントロールが不十分だった方
  • より強い血糖降下作用を求める2型糖尿病の方
  • 2型糖尿病に慢性腎臓病を合併し、腎保護作用を期待している方
  • カナグルの海外版先発薬を選びたい方
  • 300mg規格を服用したい方

インボカナの有効成分について

インボカナの有効成分はカナグリフロジンです。カナグリフロジンはSGLT2(ナトリウム・グルコース共輸送体2)阻害薬に分類され、腎臓の近位尿細管でブドウ糖の再吸収を担うSGLT2の働きを選択的に阻害する作用を持っています。

通常、腎臓の糸球体でろ過されたブドウ糖の大部分(約90%)はSGLT2によって血中へ再吸収されます。カナグリフロジンはこのSGLT2を阻害することで、再吸収されずに尿中へ排泄される糖の量を増やし、血糖値を低下させるのです。

インスリン分泌や感受性に依存しない独立した作用機序のため、単剤投与時の低血糖リスクが低い点が特徴です。ただし、スルホニルウレア系薬剤やインスリン製剤と併用する場合は低血糖リスクが高まるため注意が必要です。

また、糖の尿中排泄に伴いカロリーが失われるため、体重減少や血圧低下の副次的効果も報告されています。

300mgと100mgの違い

カナグリフロジンは100mgが標準用量、300mgが強化用量として位置づけられています。FDAが公開しているINVOKANA添付文書によると、300mgは100mgと比較してHbA1cの低下幅・体重減少・収縮期血圧低下のいずれも大きいと報告されているのです。

一方、300mgは副作用発現率も100mgよりやや高くなる傾向があり、尿路感染症・性器感染症・脱水関連事象などのリスクが増加する点に注意が必要です。米国の添付文書では100mgから開始し、忍容性がある場合に300mgへ増量する段階的な投与が推奨されています。

⚠️薬剤師による補足
Atsu

カナグリフロジンは、日本では2014年に「カナグル錠100mg」として承認されたSGLT2阻害薬です。

近位尿細管において糖の再吸収を担うSGLT2を選択的に阻害し、尿中に糖を排泄させることで血糖値を低下させます。

カナグル錠100mgのインタビューフォームによると、100mg単回投与時の24時間累積尿糖排泄量は、2型糖尿病患者で反復投与時に1日あたり100g程度と報告されています。

300mgではSGLT2阻害率がさらに高まるため、尿糖排泄量が増加し、血糖降下・体重減少効果が大きくなると考えられます。

ただし、SGLT2阻害薬にはSGLT2に対する選択性の指標があり、カナグリフロジンはSGLT2選択性がエンパグリフロジンやダパグリフロジンと比較してやや低い(SGLT1に対する阻害作用もある程度認められる)とされている点も特徴の一つです。

インボカナの効果・効能

  • 2型糖尿病における血糖コントロールの改善
  • 2型糖尿病を合併する慢性腎臓病の進行抑制
  • 血糖コントロール改善に伴う副次的な体重減少・血圧低下

インボカナは2型糖尿病における血糖コントロール改善を主な適応として米国FDAに承認されています。食事療法や運動療法のみでは十分な改善が得られない場合に、単独または他の糖尿病治療薬と併用して使用されるのが一般的です。

カナグル錠100mgの国内臨床試験、およびINVOKANA 300mgの海外臨床試験では、いずれもプラセボと比較してHbA1cの有意な低下が認められています。また、2型糖尿病を合併する慢性腎臓病に対する進行抑制効果も、CREDENCE試験等の大規模国際臨床試験で確認されているのが特徴です。

これらの作用に加え、尿中への糖排泄に伴うカロリー損失によって体重や腹囲が減少することも報告されています。ただし、体重減少はあくまで副次的な効果であり、肥満症への適応は承認されていない点にご留意ください。

300mg投与時の臨床効果

FDAのINVOKANA添付文書によると、300mgを26週間投与した単独療法試験(Study 1)では、プラセボと比較してHbA1cが約1.0%低下し、空腹時血糖値も有意に改善したと報告されています。100mg群と比較しても、300mg群の方が血糖降下作用は大きい傾向が認められました。

体重についても、300mg群ではベースラインから数%の体重減少が認められています。尿糖排泄量の増加に伴うカロリー損失が主な要因と考えられており、この副次的効果から服用開始後数週間から数か月にかけて徐々に体重が低下していくのが一般的です。

⚠️薬剤師による補足
Atsu

カナグリフロジンの体重減少効果は、あくまで尿糖排泄によるカロリー損失に起因する副次的な作用であり、痩身目的での使用は適応外です。

SGLT2阻害薬全般に共通する注意点として、過度な糖質制限との併用は正常血糖ケトアシドーシス(血糖値が正常範囲内でもケトアシドーシスを発症する病態)のリスクを高めることが、国内外の添付文書で注意喚起されています。

日本糖尿病学会からも「SGLT2阻害薬の適正使用に関するRecommendation」として、極端な糖質制限を行っている方への投与は慎重に判断するよう求められています。

バランスの取れた食事と適度な運動を前提とし、体重減少のみを目的として本剤を使用することは避けるべきでしょう。

インボカナの服用方法

インボカナは1日1回、朝食前に水またはぬるま湯とともに服用してください。FDAのINVOKANA添付文書では、1日1回100mgから開始し、忍容性があり追加の血糖コントロールが必要な場合に300mgへ増量することと定められています。

1回の用量1錠(カナグリフロジンとして300mg)
1日の服用回数1回
服用間隔24時間
服用するタイミング朝食前

服用時間はなるべく毎日同じ時間帯に固定することで、安定した血糖コントロールが期待できます。300mgは強化用量のため、100mgでの忍容性を確認してから切り替えるのが安全な使用方法であり、自己判断でいきなり300mgを開始することは避けるべきです。

飲み忘れた場合の対応

インボカナを飲み忘れた場合は、気づいた時点で1回分を服用してください。ただし、次の服用時間が近い場合は飲み忘れた分は服用せず、次回から通常通り1日1回の服用に戻すのが原則です。

飲み忘れを補うために1度に2回分を服用することは避けるべきです。2回分を同時に服用すると血糖降下作用が過度に強まり、低血糖や脱水を起こすリスクが高まります。

使用上の注意

  • 脱水を予防するため、1日を通してこまめな水分補給を心がけてください
  • 特に高齢の方や利尿薬を服用中の方は、脱水リスクが高まるため注意が必要です
  • 過度な糖質制限との併用は正常血糖ケトアシドーシスのリスクを高めるため避けてください
  • 300mgは強化用量のため、可能であれば100mgでの忍容性を確認したうえで移行してください
  • 尿路感染症や性器感染症の症状が現れた場合は、早期に医療機関を受診してください
⚠️薬剤師による補足
Atsu

カナグル錠100mgインタビューフォームによると、カナグリフロジンの血中濃度半減期は約11から12時間と報告されています。

服用タイミングを毎日一定にすることで血中濃度の変動が小さくなり、安定した血糖コントロールが期待できるでしょう。

朝食前に服用することで、SGLT2阻害作用が日中の食後血糖上昇に対して効率的に作用するため、特段の事情がない限り朝食前の服用が推奨されます。

また、SGLT2阻害薬には浸透圧利尿作用があるため、就寝前の服用は夜間頻尿の原因となる可能性がある点にもご注意ください。

インボカナとカナスマート・カナグルの比較

インボカナはカナグリフロジンの海外版先発薬です。同じカナグリフロジンを含有する製剤として、先発薬のカナグル(田辺三菱製薬)、ジェネリック医薬品のカナスマートがあります。主な違いは用量規格・製造元・分類にあります。

項目インボカナカナスマートカナグル
分類先発医薬品(海外版)ジェネリック医薬品先発医薬品(日本版)
有効成分カナグリフロジン 300mgカナグリフロジン 100mgカナグリフロジン 100mg
製造元Janssen PharmaceuticalsHealing Pharma田辺三菱製薬
入手方法個人輸入個人輸入医療機関での処方
用法・用量1日1回300mg1日1回100mg1日1回100mg

インボカナ最大の特徴は300mgの高用量規格が選択できる点です。日本で承認されているカナグルは100mgのみであるため、300mgでの治療を希望する場合にはインボカナが選択肢となります。一方、標準用量の100mgで十分な方にはカナスマートが経済的な選択肢となるでしょう。

インボカナの禁忌・副作用

禁忌(服用できない方)

  • カナグリフロジンに対して過敏症の既往歴がある方
  • 重症ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡の症状がある方
  • 重症感染症、手術前後、重篤な外傷がある方
  • 1型糖尿病の方(本剤は2型糖尿病治療薬のため)
  • 重度の腎機能障害、末期腎不全、透析中の方

慎重投与(服用前に確認が必要な方)

  • 低血糖を起こしやすい方(脳下垂体機能不全、副腎機能不全、栄養不良状態など)
  • 脱水を起こしやすい方(高齢の方、利尿薬併用中の方など)
  • 尿路感染症、性器感染症の症状がある方
  • 中等度の腎機能障害がある方
  • 重度の肝機能障害がある方
  • 妊婦または授乳中の方

副作用

インボカナの服用により、以下のような副作用が報告されています。FDAのINVOKANA添付文書およびカナグル錠100mgの添付文書における頻度区分に基づいて記載します。なお300mgでは100mgと比較して一部副作用の発現率が高い傾向にある点に留意してください。

主な副作用(頻度1%以上)

  • 頻尿、多尿、口渇
  • 尿路感染症、性器感染症(女性の外陰部カンジダ症含む)
  • 便秘
  • 血中ケトン体増加

その他の副作用(頻度0.1から1%未満)

  • 低血糖、無症候性低血糖
  • めまい、頭痛
  • 起立性低血圧、血圧低下
  • 腹痛、下痢、悪心
  • そう痒症、発疹
  • 倦怠感

重大な副作用

  • 重症低血糖
  • ケトアシドーシス(正常血糖ケトアシドーシスを含む)
  • 脱水、脳梗塞などの血栓・塞栓症
  • 腎盂腎炎、外陰部および会陰部の壊死性筋膜炎(フルニエ壊疽)

低血糖症状(ふるえ、冷や汗、動悸、強い空腹感など)を感じた場合は、すぐにブドウ糖10gまたは砂糖20gを摂取し安静にしてください。症状が改善しない場合は追加で糖分を摂取し、速やかに医療機関を受診することが望ましいでしょう。

⚠️薬剤師による補足
Atsu

SGLT2阻害薬の代表的な副作用は、尿路感染症と性器感染症(特に女性の外陰部カンジダ症)です。

尿中に排泄された糖が細菌や真菌の栄養源となり、感染リスクが上昇します。

清潔を保ち水分を十分に摂取することで、リスクをある程度低減できるでしょう。

また、ごくまれにフルニエ壊疽(外陰部・会陰部の壊死性筋膜炎)が報告されています。

会陰部の痛み・発赤・腫脹・発熱を伴う場合は、緊急性の高い疾患であるため、ただちに医療機関を受診してください。

さらに、カナグリフロジンに関してはCANVAS試験において下肢切断リスクの増加が報告されており、末梢血管疾患や神経障害の既往がある方、足潰瘍の既往がある方は特に注意が必要です。

足の痛み・変色・潰瘍形成などの異常を感じた場合は速やかに医師に相談すべきです。

インボカナの他の薬との相互作用

併用禁忌薬

カナグル錠100mgの添付文書上、併用禁忌薬は設定されていません。ただし、併用注意薬は複数存在するため、他剤を服用している方は必ず事前に医師または薬剤師に相談してください。

併用注意薬

以下の薬剤との併用では、低血糖や脱水などのリスクが高まる可能性があるため注意が必要です。

他の糖尿病治療薬

スルホニルウレア系薬剤(グリメピリド、グリベンクラミド等)、速効型インスリン分泌促進薬、ビグアナイド系薬剤、インスリン製剤などとの併用では、血糖降下作用が増強されることにより低血糖のリスクが高まります

  • 特にスルホニルウレア系薬剤・インスリン製剤との併用時は、必要に応じて先行薬の減量を検討すべきです
  • 低血糖症状が現れた場合は、ただちにブドウ糖または砂糖を摂取してください

血糖降下作用を増強する薬剤

β遮断薬、サリチル酸系薬剤、モノアミン酸化酵素(MAO)阻害薬、フィブラート系薬剤などは、血糖降下作用を増強する可能性があります。これらの薬剤を併用している方は、低血糖症状の出現に注意が必要です。

  • 併用開始直後や用量変更時は、自己血糖測定による確認が望ましいでしょう

血糖降下作用を減弱する薬剤

アドレナリン、副腎皮質ホルモン、甲状腺ホルモンなどは血糖降下作用を減弱させる可能性があります。これらの併用中はインボカナの効果が弱まる可能性があるため、血糖値のモニタリングが重要です。

  • 血糖値が上昇傾向にある場合は、自己判断で増量せず医師に相談してください

利尿薬

ループ利尿薬(フロセミド等)、サイアザイド系利尿薬(ヒドロクロロチアジド等)との併用では、カナグリフロジンの利尿作用と重なることで脱水のリスクが高まるとされています。300mgでは特に尿糖排泄量が多く脱水リスクが顕在化しやすいため、注意が必要です。

  • 併用時は水分摂取を意識的に増やし、めまいや立ちくらみに注意してください

UGT誘導薬

リファンピシン、フェニトイン、フェノバルビタール等のUGT誘導薬と併用すると、カナグリフロジンの代謝が促進され血中濃度が低下し効果が減弱する可能性があります。併用が必要な場合は血糖コントロール状況を慎重にモニタリングしてください。

  • UGT誘導薬との併用中に血糖コントロールが不良な場合は、医師に相談のうえ用量調整を検討してください
⚠️薬剤師による補足
Atsu

カナグリフロジンは主にUGT1A9およびUGT2B4によるグルクロン酸抱合で代謝されるため、CYP450を介した薬物相互作用は比較的少ないとされています。

一方で、リファンピシンやフェニトイン等のUGT誘導薬と併用すると血中濃度が低下し、十分な血糖降下効果が得られなくなる可能性が報告されています。

また、FDAの添付文書ではジゴキシンとの併用においてジゴキシンの血中濃度上昇が示唆されており、ジゴキシンはTDM(治療薬物モニタリング)対象薬でもあるため、併用時には血中濃度の定期的な確認が推奨されます。

服用中の薬がある方は、処方薬・市販薬・サプリメントを問わず、すべて医師または薬剤師にお伝えください。

インボカナの注意事項

  • インボカナは2型糖尿病治療薬であり、1型糖尿病の方は使用できません
  • 300mgは日本国内で未承認の用量であり、本剤は日本国内で正規流通していません
  • 尿量が増えるため、1日を通してこまめに水分を補給し脱水を予防してください
  • 過度な糖質制限や極端な低炭水化物食との併用は正常血糖ケトアシドーシスのリスクを高めるため避けるべきです
  • 尿路感染症や性器感染症の症状が現れた場合はただちに使用を中止し、医療機関を受診してください
  • 低血糖症状が現れる可能性があるため、自動車の運転や高所作業の際には注意が必要です
  • 手術前後や重篤な感染症、脱水時には一時休薬が望ましいでしょう
  • 高温多湿を避け、直射日光の当たらない場所で保管してください
  • お子様の手の届かない場所に保管してください

インボカナのよくある質問

インボカナ300mgと100mgはどちらを選べばよいですか?

米国FDAの承認情報では、カナグリフロジンは100mgから開始し、忍容性があり追加の血糖コントロールが必要な場合に300mgへ増量する段階的な投与が推奨されています。

300mgは100mgと比較して血糖降下作用や体重減少効果はやや大きいものの、副作用発現率もやや高くなる傾向があります。まずは100mg規格のカナスマートで開始し、効果や忍容性を確認してから切り替えるのが安全でしょう。

インボカナはどのくらいで効果が現れますか?

インボカナは服用後すぐに尿糖排泄作用が発現し、この作用は約24時間持続します。

ただし、HbA1c(過去1から2か月の平均血糖の指標)の改善を評価するには数週間から数か月の継続服用が必要です。体重や腹囲の変化についても、多くの方で数週間から数か月を要する点にご留意ください。

インボカナは日本で承認されていますか?

有効成分のカナグリフロジン自体は日本でも「カナグル錠100mg」として田辺三菱製薬から2014年に承認を取得していますが、日本国内で承認されているのは100mg規格のみです。本剤の300mg規格は日本未承認であり、国内で正規流通していません。

一方、米国FDAはINVOKANAとして100mgと300mgの両規格を承認しており、インボカナは米国で2013年の承認以降使用実績のある製剤です。

インボカナを飲み忘れた場合はどうすればよいですか?

気づいた時点で1回分を服用してください。ただし、次の服用時間が近い場合は飲み忘れた分は服用せず、次回から通常通りの服用に戻してください。

1度に2回分を服用することは絶対に避けてください。2回分を同時に服用すると、低血糖や脱水のリスクが高まる可能性があります。

インボカナをダイエット目的で使用してもよいですか?

インボカナは2型糖尿病治療薬であり、日本でも米国でも肥満症に対する適応は承認されていません。ダイエット目的での使用は適応外となるため、使用を検討される場合は必ず医師に相談してください。

また、過度な糖質制限との併用はケトアシドーシスのリスクを高めるため、バランスの取れた食事と適度な運動を前提に服用すべきです。

インボカナに関連する添付文書等の参考資料

本ページの内容は、以下の公的機関・添付文書等の資料に基づいて作成しています。

カナグル(日本名)/インボカナ(海外)ジェネリックランキング

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