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ブプロンSR(BUPRON SR)(表面)
ブプロンSR(BUPRON SR)(裏面)
ブプロンSR(BUPRON SR)(表面)
ブプロンSR(BUPRON SR)(裏面)
商品の写真(医薬品のパッケージ)に関するご注意事項
ザイバンのジェネリック(有効成分ブプロピオン)にあたる非ニコチン型の禁煙補助薬です。海外で第一選択薬とされ、ニコチン製剤で禁煙が難しかった方にも役立ちます。

ブプロンSR

Jun 薬剤師が執筆
看護師 医療系国家資格を有する専門家(看護師)が確認済み
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ブプロンSR(禁煙補助薬:ザイバン ジェネリック)

ブプロンSRは、禁煙時の離脱症状をやわらげて禁煙の達成をサポートする薬です。禁煙開始時に起きるイライラ感や集中力の低下、喫煙欲求の症状を穏やかにする効果が期待できます。

有効成分のブプロピオンはニコチンを含まず、ニコチンガムやパッチとは別の経路で離脱症状を緩和できます。ニコチン製剤以外で禁煙を達成したい方にもおすすめです。

服用の際には注意点があるため、確認したうえで服用してください。

なお、本ページは薬剤師が執筆しております。

本ページを執筆した薬剤師
Jun

薬剤師資格取得後、CROにて臨床開発業務に従事。現在は複数の調剤薬局でエリアマネージャーを務めながら、医療系メディアにて記事執筆も担当しています。

さらに、医学誌編集経験を持つ看護師が最終確認を行い、医療の専門家による二重のチェック体制で情報の正確性を担保しています。

本ページを確認した医療系国家資格を有する専門家
Ray

看護師資格を有し、総合病院で勤務。退職後、出版社に勤務し、医学誌の編集も担当しておりました。

※本ページの初稿は薬剤師が執筆しております。メドノア編集部が必要に応じて加筆・修正を行いますが、その際も情報の正確性と信頼性を損なわないよう細心の注意を払っています。

また、ブプロンSRの口コミ・効果・感想(レビュー)もございますので、こちらもぜひご覧ください。

ブプロンSRの概要

  • ニコチンを含まない禁煙補助薬
  • 脳内の神経伝達物質の濃度を高め、禁煙時の離脱症状を穏やかにする
  • ニコチン受容体をブロックしてニコチン刺激をやわらげる

ブプロンSRの有効成分であるブプロピオンはニコチンを含まない禁煙補助薬で、海外では第一選択薬のひとつです。脳内の神経伝達物質の濃度を高めて作用を強め、禁煙時に起こりやすいイライラや集中力の低下(離脱症状)をやわらげる効果が期待できます。

さらに、ニコチンが結合する受容体をブロックする作用もあり、喫煙時の多幸感を低下させると考えられています。

商品名 ブプロンSR
内容量 10錠
効果・効能 禁煙時の離脱症状の緩和
有効成分 ブプロピオン 150mg
副作用 口の渇き、吐き気、嘔吐、便秘、体重減少、睡眠障害、発疹、頭痛、めまい、視界のぼやけ、興奮、抑うつ症状、自殺念慮、自殺企図など
形状・剤形 錠剤
ブランドサンファーマ

ブプロンSRはこんな方におすすめ

  • ニコチンを使用せずに禁煙したい方
  • 禁煙時の離脱症状をやわらげたい方
  • ニコチン製剤での禁煙サポートが合わなかった方
⚠️薬剤師による補足
Jun

ニコチン製剤は依存になるのではと心配される方がいますが、含まれる量はタバコと違ってごくわずかです。

正しく使えば依存は形成されないため安心してください。

心配な方はブプロンSRのような非ニコチン製剤を試してみましょう。

過去にニコチン製剤での禁煙が身体に合わず、禁煙を諦めた方にもおすすめです。

ブプロンSRの有効成分について

ブプロンSRの有効成分はブプロピオンです。神経伝達物質であるノルアドレナリンとドパミンの再取り込みをおさえて、これらの作用を増強させます。その結果、禁煙によるイライラや喫煙欲求をやわらげる効果が期待できるのです。

さらに、喫煙時にニコチンが結びつく受容体をブロックして、喫煙時の多幸感を感じさせない効果もあると考えられています。

⚠️薬剤師による補足
Jun

ブプロンSRの有効性は、先発品であるザイバンの臨床試験で実証されています。

1日15本以上の喫煙者の禁煙成功率はプラセボが17%に対し、ブプロピオン300mgは36%
その後、6ヶ月間の禁煙継続率はプラセボが11%、ブプロピオン300mgは19%

ブプロピオンとニコチンパッチの併用の効果も検証されています。ブプロピオン300mgが49%の禁煙成功率であったのに対し、併用時は58%でした。

ブプロピオンとニコチン製剤を併用すれば効果はさらに高まる可能性があります。

ニコチン製剤で禁煙が上手くいかなかった方にも禁煙の助けになるかもしれません。

しかし、併用時に高血圧を生じるおそれがあるため、まずは単独で試すのがよいでしょう。

なお、ブプロピオンは海外のガイドラインでは第一選択薬のひとつとして挙げられていますが、日本では未承認です。

有効性や安全性は海外と日本では異なるため、注意してください。

ブプロンSRの効果・効能

  • 禁煙時の離脱症状の緩和

禁煙時に離脱症状が起きる原因は、身体が喫煙でニコチンに慣れているためです。

喫煙でニコチンを摂取して脳の受容体に結合すると、ドパミンなどの神経伝達物質が放出されて多幸感を味わえます。慢性的に喫煙している方はドパミンを自分で作る能力が低くなっており、禁煙するとドパミン分泌量が急激に低下します。その結果、イライラや集中力の低下などといった離脱症状があらわれやすくなるのです。

ブプロンSRは、神経伝達物質のノルアドレナリンやドパミンの作用を高めます。そのため、外部のニコチンに頼ることなく離脱症状をおさえられると考えられています。ニコチン受容体をブロックして、喫煙時のドパミン放出をおさえる点も大きな特徴です。

ブプロンSRの服用方法・使用方法 

1日の服用回数
1回の用量
服用1〜3日目:1日1回、1回1錠
服用4日目以降:1日2回、1回1錠
服用間隔1日2回服用時は8時間以上空ける
服用するタイミング 食前または食後30分以内を推奨

使用上の注意

  • 禁煙予定日の1週間前から服用を開始してください。ブプロンSRを服用していても、禁煙予定日より前であれば喫煙してかまいません。
  • 服用日によって服用する量が異なるため注意しましょう。
  • 服用期間は、通常7〜12週間です。12週間以上を超える服用は避けてください。
  • 禁煙日以降に喫煙すると禁煙の成功率が低下するので注意しましょう。
  • 食事の有無にかかわらず服用できますが、胃の負担も考慮して食前または食後30分以内の服用を推奨します。
  • 薬は噛みくだいたりせず、錠剤ごと飲み込んでください。
⚠️薬剤師による補足
Jun

ブプロンSRが十分な効果をあらわすまでに、約1週間かかります。

離脱症状をおさえる効果を最大限得られるよう、禁煙予定日の1週間前から服用を開始してください

服用日によって服用量が変わるのは、副作用のリスクを減らすためです。

服用量が多いと副作用が出やすくなるため、決められた量をしっかり守りましょう。

ブプロンSRの警告・禁忌・副作用

警告

  • 24歳未満において自殺念慮や自殺行為のリスクを増加させる報告があります。服用時は症状の出現に注意してください。

禁忌

  • 有効成分であるブプロピオンに過敏症を起こしたことがある方
  • てんかん発作や摂食障害の既往歴がある方
  • 抗うつ薬としてブプロピオンを服用している方
  • アルコール、抗てんかん薬、鎮静薬を急に中止した方
  • MAO阻害剤(セレギリン、ラサギリン、サフィナミドなど)を服用中、あるいは中止後14日以内の方

副作用

重大な副作用

  • けいれん
  • 高血圧
  • 自殺企図、自殺念慮

その他に以下の副作用が認められています。

  • 口の渇き
  • 頭痛
  • 吐き気、嘔吐
  • 便秘
  • 体重減少
  • 睡眠障害
  • めまい
  • 視界のぼやけ

これらは、ブプロピオンによる交感神経刺激作用によるものと考えられています。

ブプロンSRの他の薬との相互作用

併用しないこと

  • MAO阻害剤(セレギリン、ラサギリン、サフィナミドなど)を服用中、あるいは中止後14日以内

どちらもドパミンの作用を強める効果があり、過度な高血圧を引き起こす危険があります。ブプロンSRを服用する場合は、MAO阻害剤中止後14日間隔を空けましょう。MAO阻害剤を服用する場合も同様に、ブプロンSRを中止後14日経過してから服用する必要があります。

併用に注意すること

  • CYP2B6阻害薬、CYP2D6で代謝される薬(チクロピジン、クロピドグレル、パロキセチン、セルトラリン、リトナビル、カルバマゼピン、メトプロロール、ノルトリプチリン、ハロペリドール、プロパフェノン、フレカイニドなど)

併用によって効果の強さが変わるおそれがあります。

  • ジゴキシン

併用するとジゴキシンの濃度が変化して治療に影響が出る可能性があります。

  • 痙攣閾値低下薬(抗精神病薬、抗うつ薬、テオフィリンなど)

けいれん発生のリスクが高まります。

  • ドパミン作動薬(レボドパ、アマンタジン)

中枢神経毒性(興奮、手足の震え、運動失調、めまいなど)が起こりやすくなります。

⚠️薬剤師による補足
Jun

CYP2B6やCYP2D6は薬物代謝酵素です。

同じ代謝酵素で代謝される薬を併用すると、薬の効果が変わるため注意が必要です。

さまざまな薬がこの酵素の影響を受けるため、何らかの薬物治療を受けている方はかかりつけ医に相談することをおすすめします。

ブプロンSRの注意事項 

  • 中〜重度の肝機能障害の方は、副作用のリスクを減らすため1回150mgを1日おきに服用しましょう。
  • 軽度の肝機能障害の方や腎機能障害の方は副作用が起きやすくなるため、投与量の減量を検討してください。
  • 高血圧の既往がある方は、血圧上昇が起こりやすい状態です。定期的に血圧を測定して異常がないか確認してください。
  • 急性緑内障が発症する場合があります。視界がぼやける、視力が低下するなどの症状に注意して服用しましょう。
  • 妊娠または妊娠している可能性のある方、授乳中の方でブプロンSRを服用したい方はかかりつけ医に相談してください。

ブプロンSRのよくある質問 

ブプロンSRとニコチンを含む禁煙補助薬を併用してもよいですか?

メカニズムが異なるため併用できますが、医師の管理下で行う必要があります。臨床試験ではブプロンSRとの併用で禁煙率が高い報告がありますが、高血圧が生じるリスクが高く自己判断での併用は推奨されません。

ブプロンSRを半分に割って服用できますか?

ブプロンSRは割らずに、錠剤のまま服用してください。ブプロンSRには、有効成分が少しずつ放出されるような設計がされています。錠剤を割ると、その設計がくずれて血中濃度が急激に上がり、作用が強く出るおそれがあります。

禁煙に失敗した場合はどうすればよいですか?

まずは服用方法や禁煙開始時期が適切であったか確認してください。問題ない場合は、他の方法を検討する必要があります。行動面からも適切なアドバイスを受けられるため、一人で悩まずに禁煙外来の受診やカウンセリングも検討してみましょう。

ブプロンSRの口コミ・効果・感想(レビュー)

当サイトが独自に取材したブプロンSRの口コミ・効果・感想(レビュー)もございますので、こちらもぜひご覧ください。

ブプロンSRに関連する添付文書等の参考資料

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