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パーソルACジェル(Persol AC)2.5%のチューブ(表面)
パーソルACジェル(Persol AC)2.5%のチューブ(側面)
パーソルACジェル(Persol AC)2.5%のチューブ(裏面)
パーソルACジェル(Persol AC)2.5%の箱(表面)
パーソルACジェル(Persol AC)2.5%の箱(側面1)
パーソルACジェル(Persol AC)2.5%の箱(側面2)
パーソルACジェル(Persol AC)2.5%のチューブ(表面)
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パーソルACジェル(Persol AC)2.5%の箱(側面2)
商品の写真(医薬品のパッケージ)に関するご注意事項
パーソルACジェルは、ベピオゲルのジェネリックにあたるニキビ治療用の外用ジェルです。2.5%と5%の2規格があり、肌の状態に合わせて濃度を選んで使用できます。

パーソルACジェル

Atsu 薬剤師が執筆
看護師 医療系国家資格を有する専門家(看護師)が確認済み
2.5% 2.5%
1g 32
5% 5%
1g 43
正規品保証 正規品保証
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パーソルACジェル(ニキビ治療薬:過酸化ベンゾイル)

パーソルACジェル(Persol AC Gel)は、有効成分過酸化ベンゾイル(BPO)を配合したニキビ(尋常性ざ瘡)治療用の外用ジェルです。

過酸化ベンゾイルは、毛穴に詰まった古い角質を剥離するピーリング作用と、ニキビの原因菌であるアクネ菌を殺菌する抗菌作用を併せ持つ成分で、海外では数十年にわたりニキビ治療の標準薬として使用されてきました。日本でも同成分を配合した「ベピオゲル2.5%」が2015年に承認され、ニキビ治療の第一選択薬の一つとして広く処方されています。

パーソルACジェルには2.5%と5%の2規格があり、症状や肌の状態に応じて濃度を選択できます。抗菌薬と異なり耐性菌を生じにくいため、長期的な使用にも適した外用薬です。

なお、本ページは薬剤師が執筆しております。

本ページを執筆した薬剤師
Atsu

薬剤師資格をもち、現在でも調剤薬局で勤務しています。また医療雑誌の編集にも携わっております。

※本ページの初稿は薬剤師が執筆しております。メドノア編集部が必要に応じて加筆・修正を行いますが、その際も情報の正確性と信頼性を損なわないよう細心の注意を払っています。

パーソルACジェルの概要

  • 過酸化ベンゾイル(BPO)を配合したニキビ治療用外用ジェル
  • 角質剥離(ピーリング)作用とアクネ菌に対する殺菌作用を併せ持つ
  • 2.5%と5%の2規格あり(各30g入り)
  • 抗菌薬と異なり耐性菌を生じにくく、長期使用に適している
  • ウォレスファーマシューティカルズが製造

パーソルACジェルの製造元はウォレスファーマシューティカルズ(Wallace Pharmaceuticals Pvt. Ltd.)です。ウォレスファーマシューティカルズはインドのムンバイに拠点を置く製薬企業で、皮膚科領域の外用薬を中心にジェネリック医薬品の製造・販売を手がけています。WHO-GMP準拠の製造施設を有していることが同社の公式情報で示されています。

商品名パーソルACジェル(Persol AC Gel)
内容量30g
効果・効能尋常性ざ瘡(ニキビ)の改善
有効成分過酸化ベンゾイル 2.5% / 5%
副作用・乾燥、皮むけ
・赤み、ヒリヒリ感
・かゆみ
形状・剤形ジェル(外用薬)
ブランドウォレスファーマシューティカルズ
(Wallace Pharmaceuticals)
⚠️薬剤師による補足
Atsu

パーソルACジェルの有効成分である過酸化ベンゾイルは、日本ではベピオゲル2.5%として2015年に承認されたニキビ治療薬です。

過酸化ベンゾイルの最大の特徴は、抗菌薬とは異なり耐性菌を生じにくい点にあります。

ニキビ治療で長期間にわたり抗菌薬(クリンダマイシンなど)を使用すると、アクネ菌が耐性を獲得し治療効果が低下するリスクが知られていますが、過酸化ベンゾイルはフリーラジカル(活性酸素種)による酸化的な殺菌機序を持つため、薬剤耐性の問題が生じにくいとされています。

こうした特性から、日本皮膚科学会の「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」においても、急性期の炎症改善後に行う維持療法の第一選択薬の一つとして位置づけられています

パーソルACジェルはこんな方におすすめ

  • 繰り返すニキビ(白ニキビ・赤ニキビ)に悩んでいる方
  • 毛穴の詰まりやザラつきを解消したい方
  • 抗菌薬の長期使用による耐性菌が心配な方
  • 日本のベピオゲルと同等の成分をより手頃な価格で使用したい方
  • ニキビの維持療法として長期的に使える外用薬を探している方

パーソルACジェルの有効成分について

パーソルACジェルの有効成分は過酸化ベンゾイル(Benzoyl Peroxide / BPO)です。過酸化ベンゾイルは、ニキビ治療において「角質剥離作用」と「抗菌作用」の2つの薬理作用を発揮する成分です。

角質剥離作用では、毛穴の出口付近に蓄積した古い角質を穏やかに剥離し、毛穴の詰まり(面皰:コメド)を解消します。これにより皮脂の排出がスムーズになり、ニキビの発生を予防します。

抗菌作用では、過酸化ベンゾイルが皮膚上で分解される際に生成されるフリーラジカル(活性酸素)が、アクネ菌(Cutibacterium acnes)の細胞膜やDNAを直接損傷し、殺菌的に作用します。この作用機序は抗菌薬とは根本的に異なるため、耐性菌が生じにくいのが大きな特徴です。

⚠️薬剤師による補足
Atsu

過酸化ベンゾイルは皮膚に塗布されると、表皮内のシステインなどのチオール基を持つ物質により速やかに安息香酸へと代謝されます。

安息香酸は食品添加物としても広く使用されている物質であり、全身性の毒性リスクは極めて低いと考えられています。

濃度間の有効性の差については、米国での無作為化比較試験において、2.5%、5%、10%の過酸化ベンゾイル製剤間でニキビ改善率に統計学的有意差は認められなかった一方、高濃度ほど皮膚刺激が増強したと報告されています

この知見も踏まえ、日本では2.5%が標準的な使用濃度として採用されています。

パーソルACジェルの効果・効能

  • 尋常性ざ瘡(ニキビ)の改善:炎症性ニキビ(赤ニキビ)および非炎症性ニキビ(白ニキビ・黒ニキビ)の両方に有効

臨床試験では、過酸化ベンゾイル2.5%製剤の12週間の使用により、炎症性・非炎症性ニキビの病変数が有意に減少したことが報告されています。効果が現れ始めるまでには個人差がありますが、通常2〜4週間の継続使用で改善を実感し始める方が多いとされています。

過酸化ベンゾイルは炎症性ニキビだけでなく、毛穴の詰まり(面皰)にも作用するため、ニキビの初期段階から使用できます。また、ニキビが改善した後の維持療法としても有効であり、再発予防を目的とした長期使用にも適しています。

パーソルACジェルの使用方法

パーソルACジェルは1日1回、就寝前の洗顔後にニキビのある部位に薄く塗布します。

使用部位ニキビのある部位(顔、背中など)
1回の使用量適量(薄く塗布)
使用回数1日1回(就寝前)
使用タイミング洗顔後、肌が乾いた状態で

使用上の注意

  • 洗顔後、肌が完全に乾いた状態で使用してください(濡れた肌に塗布すると刺激が強くなることがあります)
  • 衣類や寝具、髪に付着すると漂白・脱色するおそれがあります(過酸化ベンゾイルは酸化剤のため)
  • 使用中は紫外線への感受性が高まるため、日中はSPF30以上の日焼け止めを使用してください
  • 初めて使用する場合は、目立たない部位でパッチテストを行ってください
  • 目の周囲、唇、粘膜には塗布しないでください
⚠️薬剤師による補足
Atsu

パーソルACジェルの使用で特に注意していただきたいのが、衣類やタオル、枕カバーへの付着による漂白・脱色です。

過酸化ベンゾイルは強力な酸化剤であるため、ジェルが付着した布地が色落ちすることがあります。

就寝時は白い枕カバーを使用するか、ジェルが十分に乾いてから就寝することで被害を最小限に抑えられます。

また、使い始めの1〜2週間は肌の赤みや乾燥、皮むけが生じやすいですが、これは過酸化ベンゾイルの角質剥離作用が発揮されている過程で起こりうる反応であり、多くの場合は一過性のものです。

症状が強い場合は使用頻度を2〜3日に1回に減らし、肌が慣れてきた段階で毎日の使用に移行することをおすすめします。

パーソルACジェルの警告・禁忌・副作用

禁忌(使用できない方)

  • 過酸化ベンゾイルに対して過敏症の既往歴がある方

副作用

パーソルACジェルの使用で以下の副作用が現れることがあります。

  • 皮膚の乾燥、カサつき
  • 皮むけ(落屑)
  • 赤み(紅斑)
  • ヒリヒリとした刺激感
  • かゆみ

これらの副作用は使い始めに現れやすく、通常は肌が慣れるにつれて軽減していきます。症状が強い場合は使用頻度を減らすか、一時的に使用を中止して保湿ケアを行ってください

まれに、強い腫れや水疱、広範囲の発赤が生じた場合は接触皮膚炎(アレルギー反応)の可能性があるため、直ちに使用を中止し、患部を水で洗い流したうえで皮膚科を受診してください。

⚠️薬剤師による補足
Atsu

過酸化ベンゾイルによる乾燥や皮むけは、角質剥離作用が発揮されている過程で生じるもので、多くの場合は使用開始から2〜4週間で軽減していきます。

刺激を軽減するためには、保湿剤との併用が効果的です。

ジェルを塗布して十分に乾いた後に、セラミドやヒアルロン酸を含む保湿剤を重ねることで、乾燥やバリア機能の低下を補えます。

なお、過酸化ベンゾイルに対するアレルギー性接触皮膚炎と、使い始めの一時的な刺激反応(刺激性接触皮膚炎)は区別が必要です。

アレルギー性の場合は塗布部位を超えて強い腫れや水疱が広がり、使用を続けるほど悪化する傾向があります。

このような症状が現れた場合は、直ちに使用を中止し皮膚科を受診してください

パーソルACジェルの他の薬との相互作用

併用に注意すること

他のピーリング作用を持つ外用薬

アダパレン(ディフェリン)やトレチノイン(Aレットジェル等)など、角質に作用する外用薬と同時に塗布すると、過度な角質剥離により強い刺激や乾燥が生じるおそれがあります。

  • アダパレン(ディフェリン):同時塗布を避け、朝晩で使い分ける
  • トレチノイン(Aレットジェル等):併用時は医師に相談

刺激性の強い外用製品

高濃度のAHA/BHA製品やスクラブ洗顔料など、皮膚に刺激を与える製品との併用は、過度な乾燥や刺激の原因となるおそれがあります。

  • グリコール酸・サリチル酸を含むピーリング製品
  • スクラブ洗顔料、アルコール含有の化粧水

パーソルACジェルの注意事項

  • 衣類、タオル、髪に付着すると漂白・脱色します(白い寝具の使用を推奨)
  • 使用中は紫外線への感受性が高まるため、日中はSPF30以上の日焼け止めを使用してください
  • 妊娠中・授乳中の方は使用前に医師に相談してください
  • 12歳未満の小児への安全性は確立されていません
  • 傷や湿疹のある部位、粘膜には使用しないでください
  • 直射日光を避け、涼しい場所で保管してください
  • こどもの手の届かない場所に保管してください

パーソルACジェルのよくある質問

パーソルACジェルの2.5%と5%はどちらがよいですか?

初めて過酸化ベンゾイル製品を使用する方には2.5%から始めることをおすすめします。臨床試験では2.5%と5%でニキビの減少率に統計的な有意差は認められておらず、5%のほうが皮膚への刺激が強い傾向があります。

日本で承認されているベピオゲルも2.5%であり、まずは低濃度から試して肌の反応を確認するのが安全です。

パーソルACジェルとベピオゲルの違いは何ですか?

ベピオゲルは日本国内で処方される過酸化ベンゾイル2.5%の先発外用薬(製造販売元:マルホ)であり、パーソルACジェルは同じ有効成分を含む海外製のジェネリック製品です。有効成分と濃度が同じ2.5%製品であれば、同等の効果が期待できます。

パーソルACジェルには5%製品もあるため、2.5%で効果が不十分と感じた場合に濃度を上げるという選択肢がある点が大きな違いです。

衣類が色落ちするのは避けられませんか?

過酸化ベンゾイルは酸化剤であるため、衣類や寝具に付着すると漂白・脱色する性質があります。これは成分の特性上、避けることはできません。

就寝時は白い枕カバーやタオルを使用し、ジェルが十分に乾いてから布団に入るようにしてください。色落ちしても構わない古い衣類を着用するのも対策の一つです。

効果が出るまでどのくらいかかりますか?

早い方で2週間程度、一般的には4〜6週間の継続使用で効果を実感し始めるとされています。ニキビの改善には肌のターンオーバー(約28日周期)を考慮した継続使用が大切です。

使い始めに一時的に赤みや乾燥が生じることがありますが、これは過酸化ベンゾイルが作用している証であり、肌が慣れるにつれて軽減します。

長期間使い続けても大丈夫ですか?

過酸化ベンゾイルは抗菌薬と異なり耐性菌を生じにくいため、長期的な使用に適しています。日本皮膚科学会のガイドラインでも、ニキビが改善した後の維持療法として過酸化ベンゾイルの継続使用が推奨されています。

ただし、長期使用中も皮膚の乾燥には注意し、保湿剤の併用を心がけてください。

パーソルACジェルに関連する添付文書等の参考資料

パーソルACジェルの有効成分(過酸化ベンゾイル)に関する参考資料を以下に掲載します。

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