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アジダームクリーム(Aziderm Cream) 20%のチューブ(表面)
アジダームクリーム(Aziderm Cream) 20%のチューブ(側面1)
アジダームクリーム(Aziderm Cream) 20%のチューブ(裏面)
アジダームクリーム(Aziderm Cream) 20%のチューブ(側面2)
アジダームクリーム(Aziderm Cream) 20%の箱(表面)
アジダームクリーム(Aziderm Cream) 20%の箱(側面1)
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商品の写真(医薬品のパッケージ)に関するご注意事項
アゼライン酸を有効成分とするニキビ・酒さ治療薬で、抗菌・角質融解・メラニン抑制の3作用を併せ持つ外用クリームです。10%と20%の2規格から選択できます。

アジダームクリーム

Atsu 薬剤師が執筆
看護師 医療系国家資格を有する専門家(看護師)が確認済み
10% 10%
1g 105
20% 20%
1g 127
正規品保証 正規品保証
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アジダームクリーム(ニキビ・酒さ治療薬:アゼライン酸)

アジダームクリーム(Aziderm Cream)は、有効成分アゼライン酸を含有し、ニキビ(尋常性ざ瘡)や酒さ(ロザケア)の治療、さらにニキビ跡の色素沈着やシミ・肝斑の改善に使用される外用クリームです。アゼライン酸は抗菌作用、角質融解作用、メラニン生成抑制作用の3つの作用を併せ持つ多機能な成分です。

10%と20%の2つの濃度があり、肌の状態や治療目的に応じて選択できます。穀物由来の天然成分であるため、レチノイド系薬剤と比較して皮膚刺激が穏やかな傾向があり、妊娠中も比較的安全に使用できるとされています。

なお、本ページは薬剤師が執筆しております。

本ページを執筆した薬剤師
Atsu

薬剤師資格をもち、現在でも調剤薬局で勤務しています。また医療雑誌の編集にも携わっております。

※本ページの初稿は薬剤師が執筆しております。メドノア編集部が必要に応じて加筆・修正を行いますが、その際も情報の正確性と信頼性を損なわないよう細心の注意を払っています。

また、アジダームクリームの口コミ・効果・感想(レビュー)もございますので、こちらもぜひご覧ください。

アジダームクリームの概要

  • アゼライン酸を含有した外用ニキビ・酒さ治療薬
  • 抗菌・角質融解・メラニン抑制の3つの作用を併せ持つ
  • 10%と20%の2つの濃度から選択可能
  • 1本15g入り
  • マイクロラボが製造

アジダームクリームの製造元はマイクロラボ(Micro Labs Limited)です。マイクロラボはインド・バンガロールに本社を置く製薬企業で、1973年の設立以来、ジェネリック医薬品を中心に世界各国へ医薬品を供給しています。WHO-GMP認証を取得しており、品質管理体制が国際基準を満たしている点が信頼性の根拠となります。

商品名アジダームクリーム(Aziderm Cream)
有効成分アゼライン酸(Azelaic Acid)10% / 20%
内容量15g(1本)
効果・効能・尋常性ざ瘡(ニキビ)
・酒さ(ロザケア)
・ニキビ跡の色素沈着
・シミ・肝斑
用法・用量1日2回(朝・夜)、洗顔後に患部へ薄く塗布
副作用・かゆみ・刺激感
・紅斑(赤み)
・皮膚乾燥・皮むけ
形状・剤形外用クリーム
ブランドマイクロラボ(Micro Labs Limited)
⚠️薬剤師による補足
Atsu

アジダームクリームの有効成分アゼライン酸は、小麦やライ麦などの穀物に自然に含まれるジカルボン酸(炭素数9の飽和ジカルボン酸)です。

ニキビ治療薬としては、過酸化ベンゾイルやアダパレン(ディフェリン)と並ぶ選択肢の一つとして位置づけられており、日本皮膚科学会の「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」でも面皰・炎症性皮疹に対してアゼライン酸外用の推奨が記載されています。

アゼライン酸の大きな特徴は、従来の抗菌薬のように耐性菌を生じにくい点にあります

これは、アゼライン酸の抗菌作用が細菌のタンパク質合成阻害ではなく、細胞内のエネルギー代謝やDNA合成への影響を介するためと考えられています。

また、FDAの旧妊娠カテゴリーではBに分類されていました。

現在FDAは旧カテゴリー分類(A/B/C/D/X)を廃止しており、個別のリスク評価に基づく判断が推奨されていますが、動物実験において催奇形性が認められなかったことから、妊娠中のニキビ治療薬としても比較的安全な選択肢とされています。

ただし、使用にあたっては必ず医師にご相談ください。

臨床試験では、アゼライン酸20%クリームを12週間使用した結果、炎症性皮疹の減少率が約60%であったと複数の報告があります(Kircik LH. J Drugs Dermatol. 2011など)。

プラセボ群との比較で有意差が認められており、中等度のニキビに対する有効性が確認されています。

アジダームクリームはこんな方におすすめ

  • 赤ニキビや白ニキビの治療をしたい方
  • 酒さ(ロザケア)による顔の赤みや丘疹に悩んでいる方
  • ニキビ跡の色素沈着(茶色い跡)やシミ・肝斑を改善したい方
  • レチノイド系薬剤の刺激が強すぎると感じている方

アジダームクリームの有効成分について

アジダームクリームの有効成分はアゼライン酸(Azelaic Acid)です。アゼライン酸は穀物由来の天然ジカルボン酸であり、以下の3つの作用メカニズムでニキビや酒さ、色素沈着に対応します。

抗菌作用 ── アクネ菌(Cutibacterium acnes)や表皮ブドウ球菌(Staphylococcus epidermidis)に対して殺菌的に作用します。従来の抗菌薬とは異なるメカニズム(細菌のエネルギー代謝やDNA合成への干渉)のため、耐性菌が生じにくい点が特徴です。

角質融解作用 ── 毛穴の角質細胞の異常な角化を正常化し、毛穴の詰まり(面皰形成)を防ぎます。穏やかなピーリング作用とも表現されます。

メラニン生成抑制作用 ── チロシナーゼ活性を阻害し、メラニンの産生を抑制します。この作用により、ニキビ跡の色素沈着やシミ・肝斑の改善が期待されます。

⚠️薬剤師による補足
Atsu

アゼライン酸のメラニン抑制作用は、異常に活性化したメラノサイトに対して選択的に作用するとされています。

具体的には、チロシナーゼ活性の阻害に加え、異常メラノサイトのミトコンドリア機能への影響が報告されており、正常なメラノサイトへの影響は限定的です。

そのため、正常な皮膚を白くするいわゆる「漂白作用」はなく、色素沈着が生じている部分を正常な肌色に近づける方向に働きます。

この選択性により、ハイドロキノンで懸念される白抜け(脱色素斑)や、長期使用による外因性組織黒変症のリスクが低い点がアゼライン酸の利点といえます。

また、アゼライン酸は光線過敏症を引き起こしにくいことが知られています。

レチノイド外用薬(トレチノイン・アダパレン)では紫外線による刺激増強が懸念されるため日中使用時の遮光が重要ですが、アゼライン酸にはそのような制限がなく、朝の使用にも適しています。

ただし、ニキビや色素沈着の悪化を防ぐため、日焼け止めの使用自体は推奨されます。

なお、過酸化ベンゾイルについては光線過敏症のリスクが低いとされる一方で、衣類やタオルの脱色を引き起こす点で注意が必要です。

アゼライン酸にはこのような脱色作用もありません。

アジダームクリームの効果・効能

  • 尋常性ざ瘡(ニキビ) ── 炎症性ニキビ(赤ニキビ・膿ニキビ)および面皰(白ニキビ・黒ニキビ)
  • 酒さ(ロザケア) ── 顔面の丘疹・膿疱を伴う酒さ
  • 色素沈着の改善 ── ニキビ跡の色素沈着、シミ(老人性色素斑)、肝斑

複数の臨床試験において、アゼライン酸20%クリームを12週間使用した結果、炎症性皮疹の有意な減少が確認されています。

効果が現れるまでには通常4週間程度の継続使用が必要であり、焦らず4〜12週間の継続を目安にしてください

アジダームクリームの使用方法

アジダームクリームは1日2回(朝・夜)、洗顔後に患部へ薄く塗布します。

使用回数1日2回(朝・夜)
塗布タイミング洗顔後、余分な水分を拭き取ってから
塗布量の目安人差し指の第一関節程度を顔全体に
効果発現の目安4週間程度で改善を実感

使用上の注意

  • 目、口、鼻の粘膜には塗布しないでください
  • 使用開始初期に刺激感(ピリピリ感)が生じることがありますが、多くの場合は継続使用で軽減します
  • 刺激が強い場合は、保湿剤を先に塗布してからアジダームクリームを使用してください
  • 10%で肌を慣らしてから20%に移行する方法も有効です
⚠️薬剤師による補足
Atsu

アジダームクリームの使い始めに刺激感(ピリピリ・ヒリヒリ)や軽度の紅斑が生じることがありますが、これはアゼライン酸の薬理作用に伴う一時的な反応であり、必ずしも過敏症を意味するものではありません。

多くの場合、継続使用により1〜2週間程度で軽減していきます。刺激が気になる場合は、以下の対策が有効です。

保湿剤を先に塗布する: セラミド配合やワセリンなどの保湿剤で皮膚バリアを補強してからアゼライン酸を塗布すると、刺激を緩和できます

低濃度から開始する: 初めての方は10%から始め、2〜4週間かけて肌を慣らしてから20%に移行する方法が推奨されます

使用頻度を減らす: 1日2回が刺激に感じる場合は、1日1回(夜のみ)から開始し、耐容性を確認しながら朝の使用を追加してください

なお、使用開始から2週間以上経過しても刺激が軽減しない場合や、強い腫脹・水疱などが生じた場合は、アレルギー反応の可能性があるため使用を中止し、医師に相談することをおすすめします。

アジダームクリームの副作用

一般的な副作用

以下の症状は使用開始初期に生じやすく、継続使用により軽減する傾向があります。

副作用症状の詳細頻度
刺激感・ピリピリ感塗布直後の一時的な刺激中程度
紅斑(赤み)塗布部位が赤くなる中程度
皮膚乾燥・皮むけ皮膚が乾燥し、薄い皮がむける低頻度
かゆみ塗布部位のかゆみ低頻度

禁忌(使用できない方)

  • アゼライン酸に対して過敏症の既往歴がある方

アジダームクリームと他の薬との相互作用

アジダームクリームは外用薬のため、全身的な薬物相互作用はほとんど報告されていません。

他の外用ニキビ治療薬との併用

過酸化ベンゾイルやトレチノインなど他の刺激性のある外用薬との同時塗布は、皮膚刺激が増強されるおそれがあります。

  • 併用する場合は塗布時間をずらすか(朝にアジダーム、夜に他剤)、医師に相談してください

アジダームクリームの注意事項

  • 妊娠中・授乳中の方は使用前に医師にご相談ください
  • 目、口、鼻の粘膜、傷のある部位には塗布しないでください
  • 使用開始初期の刺激が強い場合は、使用頻度を1日1回に減らすか保湿剤との併用で対応してください
  • 使用期限を過ぎた製品は使用しないでください
  • 高温多湿・直射日光を避け、涼しい場所で保管してください
  • こどもの手の届かない場所に保管してください

アジダームクリームのよくある質問

10%と20%はどちらを選べばよいですか?

初めてアゼライン酸を使用する方や敏感肌の方は10%から始めることをおすすめします。

肌が慣れてから20%に切り替えることで、刺激を最小限に抑えながら効果を高めることができます。ニキビ治療を目的とする場合は20%がより効果的です。

どのくらいで効果が出ますか?

通常4週間程度の継続使用で改善を実感し始める方が多いです。

ニキビ治療では12週間の継続使用が推奨されています。色素沈着の改善にはさらに長期の使用が必要な場合があります。

アジダームクリームとスキノレンの違いは何ですか?

アジダームクリームはスキノレン(Skinoren)のジェネリック医薬品に相当し、有効成分アゼライン酸の種類は同一です。

スキノレンは20%のみの展開ですが、アジダームクリームは10%と20%の2規格があり、肌の状態に合わせて選択できる点がメリットです。

ディフェリンゲルやベピオゲルと併用できますか?

アゼライン酸とアダパレン(ディフェリン)や過酸化ベンゾイル(ベピオ)の併用は可能ですが、同時に塗布すると皮膚刺激が強くなるおそれがあります。

併用する場合は、朝にアジダームクリーム、夜にディフェリンゲルなど塗布時間をずらすことで刺激を軽減できます。

妊娠中でも使えますか?

アゼライン酸はFDAの旧基準でカテゴリーBに分類されており、動物実験で催奇形性は認められていません。

レチノイド系薬剤(トレチノイン、アダパレンなど)が妊娠中に使用できないのに対し、アゼライン酸は比較的安全とされていますが、使用前に必ず医師にご相談ください。

アジダームクリームの口コミ・効果・感想(レビュー)

当サイトが独自に取材したアジダームクリームの口コミ・効果・感想(レビュー)もございますので、こちらもぜひご覧ください。

アジダームクリームに関連する添付文書等の参考資料

アジダームクリームの有効成分アゼライン酸に関する参考資料を以下に掲載します。

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