ベルトリド(AGA治療薬:ザガーロ ジェネリック)
ベルトリドは、AGA治療薬ザガーロのジェネリック医薬品であり、有効成分デュタステリドを0.5mg含有する男性型脱毛症(AGA)の内服薬です。ザガーロと同じデュタステリドを同一量配合しているため、先発医薬品と同等のAGA改善効果が期待できます。
デュタステリド製剤の多くはカプセル剤ですが、ベルトリドは錠剤タイプのため飲みやすく、1箱100錠入りで長期治療のコストパフォーマンスにも優れています。ザガーロと比較して1錠あたりの価格を大幅に抑えられるため、経済的な負担を軽減しながらAGA治療を継続できるのが特徴です。
なお、本ページは薬剤師が執筆しております。
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また、ベルトリドの口コミ・効果・感想(レビュー)もございますので、こちらもぜひご覧ください。

ベルトリドの概要
- AGA治療薬ザガーロと同じ有効成分デュタステリド0.5mgを含有するジェネリック医薬品
- 1型・2型の5αリダクターゼを阻害し、AGAの原因物質DHTの産生を抑制
- デュタステリド製剤では珍しい錠剤タイプで、カプセルが苦手な方にも適している
- 1箱100錠入りで長期服用に適しており、先発薬ザガーロより大幅に費用を抑えて治療が可能
ベルトリドの製造元はインタスファーマシューティカルズ(Intas Pharmaceuticals)です。1984年にインドのアーメダバードで設立された大手製薬企業であり、WHO-GMP認証を取得した製造施設で高品質なジェネリック医薬品を世界各国に供給しています。
| 商品名 | ベルトリド |
|---|---|
| 内容量 | 100錠 |
| 効果・効能 | ・男性型脱毛症(AGA)の進行抑制 ・毛髪数の増加 ・毛髪の質の改善(軟毛化の改善) |
| 有効成分 | デュタステリド(Dutasteride)0.5mg |
| 副作用 | ・勃起不全(4.3%) ・リビドー減退(3.9%) ・精液量減少(1.3%) ※先発薬ザガーロの国内臨床試験に基づく発現頻度 |
| 形状・剤形 | 錠剤 |
| ブランド | Intas Pharmaceuticals(インタスファーマシューティカルズ) |
ベルトリドはこんな方におすすめ
- 男性型脱毛症(AGA)の進行を抑えたい方
- ザガーロと同等の効果を持つ治療薬を低価格で探している方
- フィナステリド(プロペシア)からの切り替えを検討している方
- カプセルよりも錠剤タイプの薬を希望される方
- 長期的にAGA治療を継続したい方
ベルトリドの有効成分について
ベルトリドの有効成分であるデュタステリド(Dutasteride)は、5α還元酵素(5αリダクターゼ)阻害薬に分類される成分です。AGAの原因物質であるDHT(ジヒドロテストステロン)の生成に関わる1型および2型の5αリダクターゼを阻害します。
DHTは男性ホルモンであるテストステロンから5αリダクターゼの作用で変換される物質であり、毛根の成長サイクル(ヘアサイクル)を短縮させて薄毛を引き起こします。デュタステリドがDHTの産生を抑制することで、乱れたヘアサイクルが正常化し、抜け毛の減少や毛髪の質の改善が期待できます。
フィナステリド(プロペシア)が2型のみを阻害するのに対し、デュタステリドは1型と2型の両方を阻害するため、より広範なDHT抑制効果を発揮します。
海外の第II相臨床試験(Olsen EA et al., 2006)では、デュタステリド0.5mgはフィナステリド5mgと比較して、頭頂部の毛髪数の増加において統計学的に有意な優越性を示したことが報告されています。
Atsuデュタステリドは1型・2型の両方の5αリダクターゼを阻害するため、フィナステリドよりも血中DHT濃度を大きく低下させます。
海外の薬物動態データでは、デュタステリド0.5mgの投与により血中DHT濃度が約90%以上抑制されることが示されています(GlaxoSmithKline社 添付文書データ)。
ただし、DHT抑制効果が高い分、副作用(性機能関連)の発現にも注意が必要です。
効果を実感するまでには最低でも6ヶ月の継続服用が推奨されており、自己判断での中断はAGA症状の再進行につながります。
なお、デュタステリドは血中半減期が非常に長く(約3〜5週間)、服用中止後も体内に長期間残留する点が他のAGA治療薬と大きく異なる特徴です。
この点は献血制限期間(6ヶ月)にも関わるため、把握しておいてください。
ベルトリドの効果・効能
- 男性における男性型脱毛症(AGA)の進行抑制および改善
ベルトリドの適応症は男性における男性型脱毛症のみです。円形脱毛症や脂漏性脱毛症など、他の脱毛症に対する効果はありません。
デュタステリドはDHTの産生を抑制し、短縮された毛髪の成長期(アナゲン期)を延長させることで、細く弱った毛髪を太く強い毛髪へと改善します。特に頭頂部や前頭部のAGAに対して高い改善効果が確認されています。
効果を実感するまでの目安は、服用開始から3ヶ月〜6ヶ月程度です。6ヶ月以上の継続服用でより顕著な改善が見られる傾向にあり、治療効果を維持するためには長期的な服用が欠かせません。
ベルトリドの服用方法・使用方法
ベルトリドを安全かつ効果的に服用するために、以下の用法・用量を確認してください。
| 1回の用量 | 1錠(デュタステリドとして0.5mg) |
|---|---|
| 1日の服用回数 | 1回 |
| 服用タイミング | 食事の有無に関わらず、毎日同じ時間帯 |
| 服用方法 | 水またはぬるま湯で服用 |
| 効果実感の目安 | 6ヶ月以上の継続服用 |
使用上の注意
- 錠剤は割らずにそのまま服用してください(割ると有効成分が放出され、女性・小児への接触リスクが生じます)
- 飲み忘れた場合はその分を飛ばし、次の服用時に1錠を服用してください(2錠をまとめて服用しないでください)
- AGA治療では、ミノキシジルを含む外用薬との併用も可能です
AtsuAGA治療は長期にわたる継続が前提となるため、毎日決まった時間に服用する習慣をつけることが重要です。
ベルトリドは食事の影響を受けにくい薬剤のため、朝食後・就寝前など、ご自身の生活リズムに合わせたタイミングで問題ありません。
服用を中止するとDHT濃度が徐々に元に戻り、AGA症状が再び進行します。
ただし、デュタステリドの血中半減期は約3〜5週間と非常に長いため、飲み忘れが1日程度であれば急激な影響は生じにくいでしょう。
とはいえ、安定した効果を得るためには毎日の服用が基本です。
ミノキシジル外用薬との併用は、「DHTの抑制(内側からのアプローチ)」と「毛包への血流促進(外側からのアプローチ)」で作用機序が異なるため、相乗効果が期待できます。
併用を検討される場合は医師にご相談ください。
ベルトリドのAGA治療における位置づけ
AGA治療薬には大きく分けて、5αリダクターゼ阻害薬(内服薬)とミノキシジル(外用薬)の2種類があります。ベルトリドは前者に該当し、AGAの原因であるDHTの産生を根本から抑制する作用を持っています。
同じ5αリダクターゼ阻害薬であるフィナステリド(プロペシア等)が2型のみを阻害するのに対し、デュタステリドは1型と2型の両方を阻害します。フィナステリドで十分な効果が得られなかった方がデュタステリドに切り替えることで改善が見られるケースも報告されています。
またベルトリドは錠剤タイプである点も大きなメリットです。先発薬ザガーロや他のデュタステリドジェネリック(デュタス、デュプロスト等)はカプセル剤であるため、カプセルの飲み込みが苦手な方にとってベルトリドは服用しやすい選択肢といえるでしょう。
ベルトリドの警告・禁忌・副作用
ベルトリドの服用にあたっては、副作用や禁忌について事前に確認してください。
禁忌
以下に該当する方はベルトリドを服用できません。
- デュタステリドまたは他の5α還元酵素阻害薬に対して過敏症(アレルギー)の経験がある方
- 女性(特に妊娠中、妊娠の可能性がある女性、授乳中の女性は禁忌です。男性胎児の生殖器発達に影響を及ぼす可能性があります)
- 小児
- 重度の肝機能障害のある方(デュタステリドの代謝が遅れ、作用が強く出る可能性があります)
副作用
ベルトリドの服用により、以下の副作用が現れる可能性があります。主な副作用は男性ホルモンに関連するものであり、気になる症状が現れた場合は医師にご相談ください。
主な副作用(発現頻度1%以上)
- 勃起不全(4.3%)
- リビドー(性欲)減退(3.9%)
- 精液量減少(1.3%)
その他の副作用(発現頻度1%未満)
- 発疹、頭痛、抑うつ気分
- 乳房障害(女性化乳房、乳頭痛、乳房痛、乳房不快感)
- 腹部不快感
重篤な副作用
- 肝機能障害:皮膚や白目が黄色くなる(黄疸)、尿が茶褐色になる、全身倦怠感、食欲不振などの症状が現れることがあります。異変を感じた場合は直ちに服用を中止し、医療機関を受診してください
Atsuデュタステリドの副作用は主に性機能に関連するもので、国内臨床試験における全体の副作用発現率は約16.7%(ザガーロ添付文書より)です。
多くは軽度であり、服用継続中に軽減・消失するケースも報告されています。
一方、肝機能障害は頻度こそ極めてまれですが、重篤な転帰をたどる可能性がある副作用です。
黄疸(皮膚や白目の黄染)、褐色尿、強い倦怠感、食欲不振といった症状が現れた場合は、直ちに服用を中止し医療機関を受診してください。
また、海外の市販後調査では、服用中止後も性機能障害が持続したとする報告(いわゆるポストフィナステリド症候群に類似した症状)が少数ながら存在します。
因果関係は確立されていませんが、性機能に関する症状が長期間続く場合は、泌尿器科を受診されることをおすすめします。
ベルトリドの他の薬との相互作用
併用禁忌(併用しないこと)
ベルトリドと併用が禁止されている薬は、現在報告されていません。
併用注意(併用に注意すること)
CYP3A4阻害薬
デュタステリドは主に肝臓の代謝酵素CYP3A4で代謝されます。CYP3A4の働きを阻害する薬剤を併用すると、デュタステリドの血中濃度が上昇し、副作用のリスクが高まる可能性があります。
- リトナビル(HIV治療薬)やケトコナゾール等のCYP3A4阻害薬を服用中の方は、ベルトリドの使用前に医師にご相談ください
- 該当する薬を服用中の方は、自己判断での併用を避けてください
ベルトリドの注意事項
- デュタステリドは皮膚からも吸収されます。女性や小児は割れた錠剤に触れないようにしてください。万が一触れた場合は直ちに石鹸と水で十分に洗い流してください
- ベルトリドの服用は前立腺がんの腫瘍マーカーであるPSA値を低下させます。健康診断やPSA検査を受ける際は、服用中であることを必ず担当医師に伝えてください
- 服用中および最後に服用した日から6ヶ月間は献血できません
- 高温多湿や直射日光を避け、小さなこどもの手が届かない場所に保管してください
- 錠剤シートに記載されている使用期限を過ぎた薬は服用せず廃棄してください
ベルトリドのよくある質問
ベルトリドとザガーロの違いは何ですか?
有効成分・含有量ともに同じであり、効果に違いはありません。ベルトリドはザガーロのジェネリック医薬品のため、1錠あたりの価格がザガーロの約1/3程度に抑えられています。
ただし剤形が異なり、ザガーロはカプセル剤、ベルトリドは錠剤です。カプセルが苦手な方にはベルトリドが飲みやすいでしょう。
フィナステリド(プロペシア)からベルトリドに切り替えられますか?
フィナステリドからの切り替えは可能です。フィナステリドで十分な効果が得られなかった方がデュタステリドに移行するケースは少なくありません。
ただし切り替えの際は自己判断ではなく、事前に医師へ相談してから行ってください。
ベルトリドを女性が服用することはできますか?
女性は服用できません。デュタステリドは男性ホルモンに作用する薬剤であり、特に妊娠中の女性が服用した場合、男性胎児の生殖器の発達に影響を及ぼす可能性があります。
また錠剤に触れるだけでも皮膚から成分が吸収される可能性があるため、女性は割れた錠剤を含めて直接触れないようにしてください。
ベルトリドの効果が出るまでどのくらいかかりますか?
最低6ヶ月の継続服用が推奨されています。3ヶ月程度で抜け毛の減少を実感される方もいますが、毛髪の増加や質の改善を確認するには6ヶ月以上が必要です。
効果を維持するためには継続的な服用が必要であり、服用を中止するとAGA症状が再び進行します。
ベルトリドの口コミ・効果・感想(レビュー)
当サイトが独自に取材したベルトリドの口コミ・効果・感想(レビュー)もございますので、こちらもぜひご覧ください。
