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グリコメット(GLYCOMET)が15錠入ったシート(表面)
グリコメット(GLYCOMET)が15錠入ったシート(裏面)
グリコメット(GLYCOMET)が15錠入ったシート(表面)
グリコメット(GLYCOMET)が15錠入ったシート(裏面)
商品の写真(医薬品のパッケージ)に関するご注意事項
メトグルコのジェネリック(有効成分メトホルミン)にあたる2型糖尿病治療薬。1000mgの徐放錠タイプで、低血糖や体重増加が起こりにくく長期の血糖管理に向きます。

グリコメットの体験談記事

グリコメット

Atsu 薬剤師が執筆
看護師 医療系国家資格を有する専門家(看護師)が確認済み
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グリコメット(ダイエット・糖尿病薬:メトグルコ ジェネリック)

グリコメット(Glycomet)は、2型糖尿病の治療に広く用いられている経口血糖降下薬です。有効成分はメトホルミン塩酸塩で、日本で処方されるメトグルコ錠と同じ成分を含むジェネリック医薬品にあたります。海外ではグルコファージ(Glucophage)のジェネリックとしても広く知られています。

メトホルミンには、主に2つの作用があります。1つは肝臓での糖の産生を抑えること、もう1つは小腸での糖の吸収をおだやかにすることです。これらの作用によって、血糖値を適切な範囲にコントロールします。インスリンの分泌を直接促すタイプの薬ではないため、低血糖を起こしにくく、体重が増加しにくいという利点があります。

グリコメットは1錠あたり1000mgの高含有量タイプです。必要に応じてピルカッターで分割し、500mgや250mgとして服用できます。1日2〜3回に分けて、食事の前後に服用します。

なお、本ページは薬剤師が執筆しております。

本ページを執筆した薬剤師
Atsu

薬剤師資格をもち、現在でも調剤薬局で勤務しています。また医療雑誌の編集にも携わっております。

さらに、医学誌編集経験を持つ看護師が最終確認を行い、医療の専門家による二重のチェック体制で情報の正確性を担保しています。

本ページを確認した医療系国家資格を有する専門家
Ray

看護師資格を有し、総合病院で勤務。退職後、出版社に勤務し、医学誌の編集も担当しておりました。

※本ページの初稿は薬剤師が執筆しております。メドノア編集部が必要に応じて加筆・修正を行いますが、その際も情報の正確性と信頼性を損なわないよう細心の注意を払っています。

グリコメットの概要

  • メトホルミン塩酸塩1000mgを含有する、メトグルコのジェネリック医薬品
  • 肝臓での糖産生抑制と小腸での糖吸収抑制により血糖値をコントロール
  • 低血糖のリスクが低く、体重増加を起こしにくい
  • USVプライベートリミテッド製

グリコメットの製造元はUSVプライベートリミテッド(USV Private Limited)です。USVプライベートリミテッドは1961年にインド・ムンバイで創業した製薬企業で、糖尿病・循環器領域に強みを持ち、メトホルミン原薬の世界的なサプライヤーとして65か国以上で事業を展開しています。

商品名グリコメット(Glycomet)
内容量15錠〜105錠
効果・効能・2型糖尿病の治療
・血糖値のコントロール
有効成分メトホルミン塩酸塩 1000mg
副作用・下痢
・悪心
・食欲不振
・腹痛
形状・剤形徐放錠
ブランドUSVプライベートリミテッド(USV Private Limited)
⚠️薬剤師による補足
Atsu

グリコメット(Glycomet)は、日本で広く処方されているメトグルコ錠と同じメトホルミン塩酸塩を有効成分とするジェネリック医薬品です。

メトホルミンはインスリンの分泌を直接促すタイプの薬ではないため、単独で使用する場合は低血糖を起こしにくいという特徴があります。

ただし、他の糖尿病治療薬と併用する場合には低血糖のリスクが高まるため注意が必要です。

また、服用を始めたばかりの時期は下痢や悪心などの消化器症状が出やすい傾向があります。こうした症状を抑えるためにも、少量から徐々に増量していくことが大切です。

グリコメットはこんな方におすすめ

  • 2型糖尿病の治療で低血糖のリスクを抑えたい
  • 食事療法や運動療法だけでは血糖コントロールが難しい方
  • 体重増加を避けながら血糖管理を行いたい方
  • メトグルコと同じ成分のジェネリック医薬品を探している方
  • 糖尿病治療にかかる薬剤費を抑えたい方

グリコメットの有効成分について

グリコメットの有効成分はメトホルミン塩酸塩(Metformin Hydrochloride)1000mgです。メトホルミンはビグアナイド系に分類される経口血糖降下薬で、2型糖尿病の治療において第一選択薬として世界的に広く使用されています

メトホルミンが血糖値を下げる仕組みには、主に3つの作用があります。1つ目は、肝臓での糖新生を抑制すること。2つ目は、筋肉などの末梢組織でインスリン感受性を高め、糖の取り込みを促進すること。そして3つ目は、小腸からの糖の吸収をおだやかにすることです。

このように複数の作用メカニズムが組み合わさることで、血糖値を総合的にコントロールします。

グリコメットの効果・効能

  • 2型糖尿病における血糖コントロールの改善

グリコメットは、食事療法や運動療法だけでは十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病の方に使用される医薬品です。肝臓での糖の産生を抑え、末梢組織でのインスリン感受性を改善することで、食後血糖値と空腹時血糖値の両方に作用します。

メトホルミンはインスリンの分泌を直接促すタイプの薬ではないため、単独で使用する場合は低血糖のリスクが低いという特徴があります。また、体重増加を起こしにくく、むしろ体重が減少するケースもあるため、肥満を伴う2型糖尿病の方にも適した薬剤です。

海外の大規模臨床試験(UKPDS)では、肥満を伴う2型糖尿病の方において、メトホルミンが心血管イベントのリスクを低減させたことが報告されています。

⚠️薬剤師による補足
Atsu

メトホルミンは世界的に2型糖尿病治療の第一選択薬とされており、長い使用実績のある薬剤です。インスリンの分泌に依存しない作用メカニズムのため、単独使用では低血糖を起こしにくいことが大きなメリットといえます。

また、他の糖尿病治療薬と比較して体重が増えにくい点も利点の一つです。

ただし、薬の効果を十分に得るためには、食事療法と運動療法をあわせて継続することが大切です。

グリコメットの服用方法・使用方法

1回の用量250mg〜750mg(用量に応じてピルカッターで分割)
1日の服用回数2〜3回
服用するタイミング食事の前後

1日500mgから服用を開始し、750〜1,500mgを維持用量として1日2〜3回に分けて食事の前後に水またはぬるま湯で服用してください。1日の最大用量は2,250mgです。

グリコメットは1錠1000mgの高含有量タイプのため、ピルカッターなどで分割して用量を調整してください。初めて服用する場合は、消化器系の副作用を軽減するため少量から開始し、1〜2週間かけて徐々に増量することが一般的です。

使用上の注意

  • 食事と一緒に服用することで、消化器症状(下痢・悪心など)を軽減できます
  • 服用中は過度の飲酒を避けてください(乳酸アシドーシスのリスクが高まります)
  • 脱水状態にならないよう、十分な水分補給を心がけてください
  • ヨード造影剤を用いる検査を受ける場合は、検査前に服用を一時中止してください
  • 定期的に腎機能・肝機能の検査を受けてください
⚠️薬剤師による補足
Atsu

グリコメットは1錠あたり1000mgの徐放錠です。

服用を始めたばかりの頃は下痢や悪心などの消化器症状が出やすいため、まずは1日500mg(半錠)から開始し、1〜2週間ごとに体調をみながら徐々に増量していくのが一般的です。

食事と一緒に服用することで、胃腸への負担を和らげることができます。また、錠剤を分割して服用する場合は、ピルカッターを使って均等に割るようにしてください。

メトホルミンと体重管理

メトホルミンは糖尿病治療薬であるだけでなく、体重が増加しにくいという特徴を持っています。多くの糖尿病治療薬はインスリンの分泌を促す作用があるため体重増加を招きやすい傾向がありますが、メトホルミンはインスリン分泌に依存しない作用メカニズムのため、体重への影響が少ないとされています。

海外の臨床データでは、メトホルミンの服用により6か月間で約5.8kgの体重減少が報告されたケースもあります。この体重減少効果には、食欲の抑制や腸管でのカロリー吸収の変化などが関与していると考えられています。

ただし、メトホルミンはあくまで2型糖尿病の治療薬であり、体重減少を目的として承認された薬ではありません。体重管理の基本は、バランスのよい食事と適度な運動を継続することです。

グリコメットの警告・禁忌・副作用

警告

メトホルミン塩酸塩の服用により、まれに乳酸アシドーシスが報告されています。乳酸アシドーシスは致死的な経過をたどることがある重篤な副作用です。腎機能障害、肝機能障害、脱水、過度の飲酒、感染症などがリスクを高める要因となります。

以下の症状が現れた場合はただちに服用を中止し、医療機関を受診してください。

  • 胃腸症状(嘔吐・腹痛・下痢)
  • 倦怠感・筋肉痛
  • 過呼吸(異常に速い呼吸)
  • 低体温・意識障害

禁忌(服用してはいけない方)

  • 乳酸アシドーシスの既往がある方
  • 重度の腎機能障害のある方(eGFR 30未満)
  • 重度の肝機能障害のある方
  • 心血管系・肺機能に重篤な障害のある方
  • 1型糖尿病の方
  • 脱水症状のある方、脱水のリスクが高い方
  • 妊娠中または妊娠の可能性がある方

副作用

メトホルミンの服用で報告されている主な副作用は以下のとおりです。

副作用発現率
下痢40.5%
悪心15.4%
食欲不振11.8%
腹痛11.5%

これらの消化器症状は服用開始初期に出やすく、多くの場合は服用を継続するうちに軽減します。少量から開始して徐々に増量することで、症状を和らげることができます。

重大な副作用

  • 乳酸アシドーシス:頻度はまれですが、致命的になることがあります。上記「警告」の症状に注意してください
  • 低血糖:他の糖尿病治療薬との併用時に起こることがあります
  • 肝機能障害:黄疸を伴う場合があります
⚠️薬剤師による補足
Atsu

メトホルミンの副作用として最も多いのは、下痢や悪心などの消化器症状です。これらは服用を始めたばかりの時期に出やすい症状ですが、体が慣れるにつれて自然と軽減していくことがほとんどです。

一方、最も注意すべき副作用は乳酸アシドーシスです。発生する頻度は非常にまれですが、腎機能が低下している方や脱水状態の方ではリスクが高まります。日頃から十分な水分補給を心がけ、過度の飲酒を控えるようにしてください。

体調に異変を感じた場合は、速やかに医療機関を受診することをおすすめします。

グリコメットの他の薬との相互作用

併用に注意すること

糖尿病治療薬(SU薬、インスリン製剤など)

メトホルミンと他の糖尿病治療薬を併用すると、血糖降下作用が強まり低血糖を起こすことがあります。

  • 併用する場合は血糖値のモニタリングを頻繁に行ってください
  • 低血糖の症状(冷や汗、手の震え、動悸、めまいなど)に注意してください

ヨード造影剤

ヨード造影剤を使用するCT検査などを受ける場合、腎機能への影響を通じて乳酸アシドーシスのリスクが高まることがあります。

  • 検査前にグリコメットの服用を一時中止してください
  • 検査後48時間以上経過し、腎機能に問題がないことを確認してから服用を再開してください

アルコール

過度の飲酒は肝臓での乳酸代謝を妨げ、乳酸アシドーシスのリスクを高めます。

  • グリコメットの服用中は過度の飲酒を控えてください

利尿薬

利尿薬は脱水を引き起こす可能性があり、メトホルミンによる乳酸アシドーシスのリスクを高めることがあります。

  • 十分な水分補給を行い、脱水に注意してください

グリコメットの注意事項

  • 服用中は定期的に腎機能検査肝機能検査を受けてください
  • 発熱、下痢、嘔吐など脱水を起こしやすい状態のときは一時的に服用を中止してください
  • 手術前には服用を中止し、担当医に相談してください
  • 75歳以上の方は慎重に使用する必要があります
  • 授乳中の方は服用を避けてください
  • 直射日光・高温多湿を避け、涼しい場所で保管してください

グリコメットのよくある質問

グリコメットとメトグルコの違いは何ですか?

有効成分はどちらもメトホルミン塩酸塩であり、効果に大きな違いはありません。グリコメットはインドのUSVプライベートリミテッドが製造するジェネリック医薬品で、メトグルコと同じ成分を含んでいます。

ただし、グリコメットは1錠1000mgの高含有量タイプであるため、ピルカッターで分割して用量を調整する必要がある場合があります。

グリコメットの副作用で最も注意すべきことは何ですか?

最も注意が必要なのは乳酸アシドーシスです。頻度は非常にまれですが、倦怠感、筋肉痛、過呼吸、嘔吐などの症状が現れた場合はただちに服用を中止し、医療機関を受診してください。

また、腎機能が低下している方、脱水状態の方、過度に飲酒される方はリスクが高まるため、特に注意が必要です。日常的な副作用としては下痢や悪心がありますが、服用を続けるうちに軽減していくことがほとんどです。

グリコメットはダイエット目的で服用できますか?

グリコメットは2型糖尿病の治療を目的とした医薬品であり、ダイエット目的で承認された薬ではありません。体重減少の報告はありますが、あくまで糖尿病治療の過程で見られる副次的な効果です。

糖尿病でない方が体重管理のみを目的として服用することは想定されていない点は理解しておきましょう。

グリコメットは1錠1000mgですが、どうやって用量を調整すればよいですか?

ピルカッターを使用して錠剤を半分や4分の1に分割してください。半分に割ると500mg、4分の1にすると約250mgとして服用できます。

服用開始時は1日500mg(半錠)から始め、1〜2週間かけて徐々に増量していくことで、消化器症状を抑えながら適切な用量に調整できます。

グリコメットに関連する参考資料

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