デメランクリーム(美白クリーム:アルブチン)
デメランクリームは、グリコール酸10%・アルブチン5%・コウジ酸ジパルミチン酸2%の3つの有効成分を配合した美白クリームです。角質ケアと美白ケアを同時に行うことで、シミや肝斑、ニキビ跡、くすみなどの色素沈着を改善へと導きます。
グリコール酸のピーリング作用により古い角質を穏やかに除去しながら、アルブチンとコウジ酸がメラニンの生成を抑制するため、既にできたシミと新たなシミの予防を同時にケアできます。1本20gのチューブタイプで、夜の洗顔後に気になる部分へ塗布するだけの手軽さも魅力です。
なお、本ページは薬剤師が執筆しております。
Atsu薬剤師資格をもち、現在でも調剤薬局で勤務しています。また医療雑誌の編集にも携わっております。
さらに、医学誌編集経験を持つ看護師が最終確認を行い、医療の専門家による二重のチェック体制で情報の正確性を担保しています。
Ray看護師資格を有し、総合病院で勤務。退職後、出版社に勤務し、医学誌の編集も担当しておりました。
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また、デメランクリームの口コミ・効果・感想(レビュー)もございますので、あわせてご覧ください。
デメランクリームの概要
- グリコール酸・アルブチン・コウジ酸の3成分配合で、角質ケアと美白ケアを1本で実現
- シミ、肝斑、ニキビ跡、くすみ、小じわなど幅広い肌トラブルに対応
- 夜の洗顔後に気になる部分へ塗布するだけの簡単ケア
- 製造元はインドの大手製薬企業グレンマークファーマシューティカルズ
デメランクリームの製造元はグレンマークファーマシューティカルズ
(Glenmark Pharmaceuticals Limited)です。1977年にインド・ムンバイで設立された同社は、80カ国以上で医薬品を展開するグローバル製薬企業であり、米国FDAの承認を多数取得しています。皮膚科領域を主力分野の一つとしており、品質の高い製品を提供しています。
| 商品名 | デメランクリーム(Demelan Cream) |
|---|---|
| 内容量 | 20g |
| 効果・効能 | ・シミ(雀卵斑) ・肝斑 ・ニキビ跡 ・炎症後色素沈着 ・くすみ ・小じわ |
| 有効成分 | ・グリコール酸:10% ・アルブチン:5% ・コウジ酸ジパルミチン酸:2% |
| 副作用 | 発赤、かゆみ、灼熱感(ヒリヒリ感)、皮膚の炎症 |
| 形状・剤形 | クリーム(外用薬) |
| ブランド | グレンマークファーマシューティカルズ (Glenmark Pharmaceuticals Limited) |
Atsuデメランクリームは、ピーリング成分(グリコール酸)と美白成分(アルブチン・コウジ酸ジパルミチン酸)を1つのクリームにまとめた製品です。
ピーリングで古い角質を取り除きながら、同時にメラニンの生成を抑えるため、単一成分の美白クリームよりも効率的なケアが期待できるでしょう。
ただし、グリコール酸は肌への刺激が生じる場合があります。
最初の1週間は2日に1回の使用から始めることをおすすめします。
デメランクリームはこんな方におすすめ
- シミや肝斑が気になり、美白ケアを始めたい方
- ニキビ跡の色素沈着をケアしたい方
- くすみやそばかすを改善して肌のトーンを明るくしたい方
- ピーリングと美白を1本で済ませたい方
- 小じわや肌のざらつきが気になる方
デメランクリームの有効成分について
デメランクリームには、それぞれ異なるメカニズムで肌の色素沈着にアプローチする3つの有効成分が配合されています。グリコール酸が肌のターンオーバーを促し、アルブチンとコウジ酸がメラニンの生成を抑えることで、総合的な美白効果が期待できます。
グリコール酸(Glycolic Acid)10%
グリコール酸はフルーツ酸(AHA)の一種で、分子量が小さく肌への浸透性に優れています。古い角質を穏やかに除去するピーリング作用があり、肌のターンオーバーを正常化します。
メラニンを含む古い角質が排出されやすくなるため、シミやくすみの改善に加え、肌のざらつきや小じわの軽減にも役立ちます。また、他の美白成分の浸透を高める働きもあります。
アルブチン(Arbutin)5%
アルブチンは1989年に厚生省(現 厚生労働省)から医薬部外品の美白有効成分として承認された成分です。コケモモやウワウルシなどの植物に含まれるハイドロキノンの誘導体にあたります。
メラニン合成に関わる酵素「チロシナーゼ」の活性を阻害し、メラニン色素の生成を抑制します。ハイドロキノンと比較して肌への刺激が少なく、30年以上の使用実績がある安定した美白成分です。
コウジ酸ジパルミチン酸(Kojic Acid Dipalmitate)2%
コウジ酸は日本の醸造技術から発見された美白成分で、1988年に医薬部外品の美白有効成分として厚生省に承認されました。チロシナーゼの活性部位に存在する銅イオンをキレート(除去)し、メラニン合成を阻害します。
Atsuデメランクリームの3成分は、それぞれ異なる段階でメラニンにアプローチします。
グリコール酸は「既にできたメラニンの排出」、アルブチンとコウジ酸は「新しいメラニンの生成抑制」を担っており、明確な役割分担がなされています。
なお、アルブチンとコウジ酸はどちらも厚生労働省に承認された医薬部外品の美白有効成分であり、複数の臨床試験で肝斑や色素沈着への有効性が報告されています。
デメランクリームの効果・効能
デメランクリームは、以下の肌トラブルへの効果が期待できます。
- シミ(雀卵斑)・そばかす:メラニンの生成抑制と古い角質の排出促進により、既存のシミを薄くし新たなシミを予防します
- 肝斑:コウジ酸とアルブチンの美白作用で、ホルモンバランスに起因する色素沈着を改善へと導きます
- ニキビ跡(炎症後色素沈着):グリコール酸のピーリング作用でメラニンを含む古い角質を除去し、色素沈着の改善を促します
- くすみ・肌のざらつき:ターンオーバーの正常化により、肌の透明感やなめらかさを取り戻す効果が期待できます
- 小じわ:グリコール酸が角質層を整えることで、浅い小じわの目立ちを軽減します
インドの皮膚科学誌(Indian Journal of Dermatology)に掲載された臨床研究では、アルブチン・グリコール酸・コウジ酸を含む外用クリームが肝斑の改善に有効であることが報告されています。デメランクリームはこれらの成分を同様の濃度で配合しており、複合的なアプローチで色素沈着をケアします。
ただし、効果の実感には個人差があります。一般的に4週間以上の継続使用が目安とされており、肌のターンオーバー周期を考慮すると、2~3ヶ月の使用で変化を感じる方が多いでしょう。
デメランクリームの使用方法
| 1回の使用量 | 適量(気になる部分に薄く塗布) |
|---|---|
| 1日の使用回数 | 1回 |
| 使用するタイミング | 夜・洗顔後 |
| 使用開始時の頻度 | 最初の1週間は2日に1回 |
基本的な使用手順
- 夜の洗顔後、化粧水で肌を整えてからデメランクリームを使用してください
- 清潔な指先に適量を取り、シミや色素沈着が気になる部分にのみ薄く塗布してください
- 顔全体に塗り広げる必要はありません
- 塗布後は自然に乾燥させ、そのまま就寝してください
使用上の注意
- 使用開始時は2日に1回の頻度から始めてください。肌が慣れてきたら(1週間後を目安に)1日1回に増やします
- 目、口、鼻の周辺には塗布しないでください
- 使用中および使用を中止してから1週間は、日焼け止めの塗布など紫外線対策を必ず行ってください
- 敏感肌の方は使用前にパッチテストを行うことをおすすめします
Atsuグリコール酸にはピーリング作用があるため、使用中は肌が紫外線の影響を受けやすくなります。
朝のスキンケアでは必ずSPF30以上の日焼け止めを塗布し、長時間の屋外活動を避けるよう心がけてください。
紫外線対策を怠ると、かえってシミが濃くなるおそれがあるため十分ご注意ください。
デメランクリームの効果を高めるポイント
デメランクリームの美白効果をより実感するために、以下のポイントを意識してください。
継続使用が重要
肌のターンオーバー周期は一般的に約28日です。シミや色素沈着は表皮の深い層にメラニンが蓄積しているため、最低でも4週間、できれば2~3ヶ月の継続使用が効果を実感するための目安となります。
紫外線対策の徹底
グリコール酸の角質除去作用により、使用中は肌のバリア機能が一時的に低下します。日中の紫外線対策はデメランクリームの効果を左右する最も重要な要素といえるでしょう。日焼け止めの塗布を習慣化してください。
保湿ケアとの併用
グリコール酸のピーリング作用で肌が乾燥しやすくなるため、デメランクリームの使用前に保湿化粧水や美容液でしっかり保湿してから塗布すると、肌への負担を軽減できます。
デメランクリームの警告・禁忌・副作用
使用できない方(禁忌)
- グリコール酸、アルブチン、コウジ酸ジパルミチン酸、またはその他の配合成分に対して過敏症の症状が出た経験がある方
- 傷、すり傷、湿疹、炎症がある部位への使用は避けてください
使用に注意が必要な方
- 妊娠中・授乳中の方(安全性が確認されていないため、使用前に医師へ相談してください)
- 敏感肌の方やアレルギー体質の方
- 18歳未満の方
副作用
デメランクリームの使用に伴い、以下の副作用が生じる場合があります。
- 発赤:塗布部位が赤くなる場合があります
- かゆみ:一時的なかゆみが生じることがあります
- 灼熱感(ヒリヒリ感):グリコール酸のピーリング作用による一時的な刺激です
- 皮膚の炎症:症状の改善が見られない場合は使用を中止してください
- 皮むけ:ピーリング作用により古い角質が剥がれる場合があります
使用開始直後に軽い赤みやヒリヒリ感が出ることがありますが、これはグリコール酸のピーリング作用による一過性の反応であり、多くの場合は肌が慣れると落ち着きます。ただし、症状が持続する場合や悪化する場合は速やかに使用を中止し、医師に相談してください。
Atsu使用開始初期に感じるヒリヒリ感や赤みは、グリコール酸が古い角質に作用している反応で、多くの場合は一過性のものです。
もし強い痛みや腫れ、水ぶくれ、広範囲にわたる炎症が生じた場合は、すぐに使用を中止して皮膚科を受診してください。
はじめて使う方は腕の内側など目立たない部分でパッチテストを行い、24時間後に異常がないことを確認してから顔に使用すると安心でしょう。
デメランクリームと他の製品との併用注意
デメランクリームに含まれるグリコール酸はピーリング作用を持つため、同様の作用を持つ製品と併用すると肌への刺激が強くなる場合があります。以下の製品との併用には注意してください。
他のピーリング製品(AHA・BHA配合品)
サリチル酸やグリコール酸を含む洗顔料、化粧水、美容液などと併用すると、角質が過剰に除去され、肌荒れや炎症を引き起こすおそれがあります。
- デメランクリーム使用中は他のピーリング製品の使用を控えてください
- やむを得ず使用する場合は、別の日に使い分けてください
レチノイド(トレチノイン・レチノール)配合品
トレチノインやレチノールには肌のターンオーバーを促進する作用があり、グリコール酸との併用で刺激が増強される場合があります。
- 併用する場合は、デメランクリームとレチノイド製品を交互に使用するなど、同時塗布を避けてください
- 肌の状態を観察しながら慎重に使用してください
ハイドロキノン配合品
ハイドロキノンはアルブチンの元となる成分であり、併用するとメラニン抑制作用が過度に強まる場合があります。
- ハイドロキノンクリームとの併用は避けてください
- 白斑(色素が抜け落ちる症状)のリスクがあるため、医師の指導なく併用しないでください
デメランクリームの注意事項
- 外用のため内服(飲む)しないでください
- 使用中および使用中止後1週間は、日焼け止め(SPF30以上)を毎日塗布してください
- 目に入った場合は、すぐに大量の水で洗い流してください
- 高温多湿・直射日光を避け、涼しく乾燥した場所に保管してください
- 使用後はキャップをしっかり閉めてください
- 使用期限が過ぎた製品は使用しないでください
- 小児の手の届かない場所に保管してください
デメランクリームのよくある質問
デメランクリームはどのくらいの期間で効果が出ますか?
一般的に4週間以上の継続使用が目安とされています。肌のターンオーバー周期は約28日であり、メラニンを含む古い角質が排出されるには時間がかかります。
より明確な変化を感じるには2~3ヶ月の継続使用をおすすめします。ただし、効果の実感には個人差があるため、焦らず毎日のケアを続けてください。
デメランクリームは顔全体に塗ってもよいですか?
顔全体への塗布は避け、シミや色素沈着がある部分にのみ使用してください。グリコール酸のピーリング作用があるため、気になる部分だけに薄く塗布するのが適切な使い方です。
広範囲に塗布すると肌への刺激が強くなり、赤みや乾燥が生じやすくなります。
デメランクリームの使用中に日焼け止めは必要ですか?
必ず日焼け止めを使用してください。グリコール酸には角質を除去するピーリング作用があり、使用中は肌が紫外線の影響を受けやすい状態になります。
SPF30以上の日焼け止めを毎朝塗布し、長時間の屋外活動はできるだけ避けることが大切です。紫外線対策を怠ると、シミがかえって濃くなるおそれがあります。
デメランクリームはニキビ跡にも効果がありますか?
ニキビ跡による色素沈着(茶色いシミ状の跡)には効果が期待できます。グリコール酸がメラニンを含む古い角質の排出を促し、アルブチンとコウジ酸が新たなメラニンの生成を抑制します。
ただし、凹凸のあるクレーター状のニキビ跡には対応していません。また、活発なニキビがある部位への使用は炎症を悪化させるおそれがあるため、ニキビが落ち着いてから使用を開始してください。
デメランクリームの口コミ・効果・感想(レビュー)
当サイトが独自に取材したデメランクリームの口コミ・効果・感想(レビュー)もございますので、あわせてご覧ください。
デメランクリームに関連する参考資料
- アルブチンの基本情報・配合目的・安全性 – 化粧品成分オンライン
- コウジ酸の臨床試験データ:日光黒子・肝斑・炎症後色素沈着 – 三省製薬
- Glenmark Pharma Demelan Cream ingredients – Incidecoder
- FADING CREAM SNOW BLEACH FOR BODY Cream – DailyMed/NIH
- Arbutin as a Skin Depigmenting Agent with Antimelanogenic and Antioxidant Properties – PMC
- Alpha-Arbutin 5% and Kojic Acid 2% vs Triple Combination Cream for Melasma: Split-Face RCT – PubMed
- A Clinical Study of Melasma and Comparison of Topical Treatment Modalities – PMC
- Amended safety assessment of kojic acid as used in cosmetics – CIR(PDF)
