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ジプラックス(Ziprax)200mg(表面)
ジプラックス(Ziprax)200mg(裏面)
ジプラックス(Ziprax)200mg(表面)
ジプラックス(Ziprax)200mg(裏面)
商品の写真(医薬品のパッケージ)に関するご注意事項
ジプラックスはセフスパンのジェネリックで、淋病や膀胱炎など幅広い細菌感染症に効果を発揮します。1日2回・3日間の短期服用で淋菌感染症に対応できます。

ジプラックス

Yuu 薬剤師が執筆
看護師 医療系国家資格を有する専門家(看護師)が確認済み
100mg 100mg
1錠 72
200mg 200mg
1錠 95
正規品保証 正規品保証
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ジプラックス(抗生物質:セフスパン ジェネリック)

ジプラックスは、淋病をはじめとする幅広い細菌感染症に有効な経口セフェム系抗生物質「セフスパン」のジェネリック医薬品です。有効成分セフィキシムが細菌の細胞壁合成を阻害することで殺菌的に作用し、淋菌・大腸菌・インフルエンザ菌など、主要な細菌に対して効果を発揮します。

100mgと200mgの2規格があり、多くの場合、淋病治療には1回200mgを1日2回、3日間にわたり服用します。膀胱炎や気管支炎、中耳炎などにも幅広く使用されており、先発品セフスパンと同等の効果を持ちながら費用を抑えられるのが特徴です。

なお、本ページは薬剤師が執筆しております。

本ページを執筆した薬剤師
Yuu

総合病院で院内薬剤師として勤務し、糖尿病病棟の担当や患者さん向けの講座開催を経験しました。その後は調剤薬局にて在宅訪問や無菌調剤にも携わり、幅広い現場での知識と実践を積んでいます。

また、食と健康のつながりを深めるため薬膳アドバイザーの資格も取得しています。

※本ページの初稿は薬剤師が執筆しております。メドノア編集部が必要に応じて加筆・修正を行いますが、その際も情報の正確性と信頼性を損なわないよう細心の注意を払っています。

ジプラックスの概要

  • セフスパンのジェネリック医薬品で、有効成分セフィキシムを含有する経口セフェム系抗生物質
  • 淋病・膀胱炎・気管支炎・中耳炎など幅広い細菌感染症に有効
  • 100mgと200mgの2規格で症状に応じて用量調整が可能
  • 細菌の細胞壁合成を阻害する殺菌的な作用機序を持つβラクタム系抗生物質
  • インドのCipla(シプラ)社が製造・販売

ジプラックスの製造元はインドのシプラ(Cipla)社です。シプラはインドの大手ジェネリック製薬企業として、世界170ヶ国以上に医薬品を供給しています。GMP認証を取得した製造施設で、国際的な品質基準に準拠した製品を製造しています。

商品名ジプラックス(Ziprax)
内容量100mg:10錠
200mg:10錠
効果・効能・淋菌感染症(淋病)
・膀胱炎
・腎盂腎炎
・気管支炎
・肺炎
・中耳炎
・副鼻腔炎 など
有効成分セフィキシム水和物(セフィキシム / Cefixime)
副作用・下痢、軟便
・発疹
・胃部不快感
・肝機能検査値の上昇
形状・剤形分散錠
ブランドシプラ(Cipla)

ジプラックスはこんな方におすすめ

  • 淋病(淋菌感染症)の治療を必要とされている方
  • 膀胱炎や腎盂腎炎などの尿路感染症でお悩みの方
  • 気管支炎や中耳炎などの細菌感染症を経口薬で治療したい方
  • セフスパンと同じ有効成分を含むジェネリック医薬品で、費用を抑えたいと希望されている方
⚠️薬剤師による補足
Yuu

ジプラックスは、先発品であるセフスパンと同様の有効成分「セフィキシム水和物」を含むジェネリック医薬品です。

同じ用量・同じ服用方法であれば、先発品と同等の薬理作用が期待されるため、費用面でのメリットが大きくなります

ただし、抗生物質は「症状の有無にかかわらず、必要な日数・用量を最後まで服用すること」が非常に重要です。

途中で中止すると、感染が再発したり、耐性菌のリスクが高まったりする可能性があります。

また、淋病の治療では、セフィキシム製剤でも効果が得られないケースがあるため、治療後には必ず医療機関で感受性検査や再検査を受けることが推奨されます。

ジプラックスの有効成分について

ジプラックスの有効成分は、第3世代セファロスポリン系(セフェム系)抗生物質に分類される「セフィキシム水和物(セフィキシム / Cefixime)」です。セフィキシムはβ-ラクタム系の抗菌薬に属し、細菌の細胞壁を構成するペプチドグリカンの合成を阻害することで、増殖を阻止し殺菌的に作用します。

細菌は増殖する際に細胞壁を新たに合成する必要がありますが、セフィキシムはこの過程に不可欠な酵素(ペニシリン結合タンパク質)に結合して働きを阻害します。その結果、細菌は正常な細胞壁を形成できなくなり、増殖が停止します。

セフィキシムは経口投与が可能なセフェム系抗生物質であり、レンサ球菌・肺炎球菌・淋菌・大腸菌・クレブシエラ属・インフルエンザ桿菌など幅広い細菌に対して抗菌活性を示します。注射に頼らず口から服用できるのが大きな特徴です。

⚠️薬剤師による補足
Yuu

セフィキシムは「第3世代セファロスポリン」と呼ばれるグループに属する抗生物質です。

従来の第1世代・第2世代と比べて、グラム陰性菌(大腸菌やインフルエンザ菌など)への効果がより強力になっています。

また、経口で服用できるセフェム系抗生物質のため、注射が苦手な方や通院が難しい方でも自宅で治療に取り組めるのが大きなメリットです。

ジプラックスの効果・効能

  • 淋菌感染症(淋病)
  • 急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染
  • 膀胱炎、腎盂腎炎、尿道炎(淋菌性尿道炎を含む)
  • 胆嚢炎、胆管炎
  • 中耳炎、副鼻腔炎
  • 猩紅熱

ジプラックスは上記の感染症に対して有効性が確認されています。先発品「セフスパン」の臨床試験では、尿道炎(淋菌性)で約92%、猩紅熱で100%、胆嚢炎で約95%の有効率が報告されています。

特に淋病治療においては、セフィキシムは経口で服用できる抗菌薬のひとつです。

ただし、近年セフィキシムに対する耐性を持つ淋菌が増加しており、一定割合の方には期待通りの効果が得られない例もあるため、治療後には必ず医療機関で再検査や感受性検査を受けることが推奨されています。

ジプラックスの服用方法

淋病治療セフィキシムとして200mg(200mg錠×1錠)を1日2回、3日間服用
その他の感染症セフィキシムとして50〜100mgを1日2回(朝・夕)服用
※症状に応じて適宜増減
服用のタイミング朝・夕の食後
服用間隔約12時間間隔
服用方法水またはぬるま湯と一緒に服用
(分散錠のため水に分散させての服用も可能)

服用上の注意

  • 処方された期間は症状が改善しても最後まで飲み切ってください。途中でやめると菌が残り、再発や耐性菌の発生につながるおそれがあります
  • 飲み忘れた場合は気づいた時点で1回分を服用してください。ただし、次の服用時間が近い場合は忘れた分は服用せず、2回分を一度に飲まないでください
  • 淋病治療の場合は、服用終了後に医療機関で淋菌が消失したかどうかの検査を受けてください
⚠️薬剤師による補足
Yuu

抗生物質は「症状が治まったからもう飲まなくていい」と自己判断で中止してしまう方が少なくありません。

しかし、症状が改善していても体内に菌が残っている場合があります。

途中でやめてしまうと菌が再び増殖したり、薬が効きにくい「耐性菌」が生まれる原因となります。

そのため、処方された日数分は必ず最後まで飲み切ることが大切です。

ジプラックスの警告・禁忌・副作用

使用上の警告

  • まれにショックやアナフィラキシー(呼吸困難・全身の蕁麻疹・血圧低下など)が起こることがあります。異常を感じたら直ちに服用を中止し、医療機関を受診してください
  • 淋病治療においてはセフィキシムに対する耐性菌が増加しており、1割以上の方には効果が得られないとの報告があります。服用後は、必ず医療機関で淋菌の消失を確認する検査を受けてください。

禁忌

  • セフィキシム水和物に対して過敏症(アレルギー)の既往がある方は服用できません
  • セフェム系抗生物質に対して過敏症の既往がある方は原則として服用を避けてください

使用前に相談が必要な方

  • ペニシリン系抗生物質(サワシリン・オーグメンチンなど)に対して過敏症の既往がある方
  • ご本人やご家族に気管支喘息・発疹・蕁麻疹などのアレルギー体質がある方
  • 腎臓の機能が著しく低下している方(高度な腎障害)
  • 口から十分に栄養を摂取できない方、点滴による栄養補給を受けている方
  • 高齢の方(特に70歳以上や、他の疾患・薬物を併用している方)

副作用

ジプラックスの服用により、以下のような副作用が現れることがあります。主な副作用は消化器症状や皮膚症状です。

これらは抗菌作用が腸内細菌のバランスに一時的に影響を与えることで生じるもので、多くの場合は軽い症状で終わります。

頻度症状
0.1〜5%未満・下痢、軟便、胃部不快感
・発疹、蕁麻疹、紅斑
・好酸球増多
・AST(GOT)・ALT(GPT)・Al-P上昇
0.1%未満・悪心(吐き気)、嘔吐、腹痛、食欲不振
・そう痒(かゆみ)、発熱
・頭痛、めまい
・口内炎、カンジダ症

重篤な副作用

以下の症状が現れた場合は直ちに服用を中止し、医療機関を受診してください。

  • ショック、アナフィラキシー:呼吸困難、全身の潮紅、蕁麻疹、血管浮腫
  • 中毒性表皮壊死融解症(TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群):高熱、目の充血、口や陰部のただれ、広範囲な水疱
  • 急性腎不全:尿量の減少、むくみ、倦怠感
  • 血液障害(無顆粒球症、溶血性貧血、血小板減少):突然の高熱、のどの痛み、出血しやすい症状
  • 大腸炎(偽膜性大腸炎など):頻回の下痢、腹痛、血便
  • 間質性肺炎、PIE症候群:発熱、咳、呼吸困難
⚠️薬剤師による補足
Yuu

ジプラックスで最も多い副作用は下痢や軟便です。

これは抗生物質が感染の原因菌だけでなく、腸内の善玉菌にも影響を与えるために起こる一時的な症状で、ほとんどの場合は軽い症状で終わります。

ただし、水のような下痢が続いたり血便が出た場合は「偽膜性大腸炎」の可能性がありますので、すぐに服用を中止して医療機関を受診してください。

ジプラックスの他の薬との相互作用

ジプラックスと一緒に服用することが禁止されている薬(併用禁忌薬)は現在のところ報告されていません。ただし、以下の薬との飲み合わせには注意が必要です。

併用に注意すること

ワルファリンカリウム(血液を固まりにくくする薬)

ジプラックスが腸内細菌に影響を与えることでビタミンKの産生が低下し、ワルファリンの血液を固まりにくくする作用が強まるおそれがあります。

  • 併用する場合は血液凝固能検査(プロトロンビン時間など)を定期的に行い、ワルファリンの用量を調整してください
  • 鼻血や歯茎からの出血など、出血しやすい症状が現れた場合は医師に相談してください

カルバマゼピン(抗てんかん薬)

セフィキシムとカルバマゼピンを併用した際に、カルバマゼピンの血中濃度が上昇したとの報告があります。

  • カルバマゼピンを服用中の方は、併用前に医師や薬剤師に相談してください

ジプラックスの注意事項

  • 処方された期間分は最後まで飲み切ってください。症状が改善しても自己判断で中止すると、耐性菌の発生や再発の原因となります
  • 高温多湿を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください
  • 長期間にわたって服用する場合は、定期的に肝機能・腎機能・血液検査を行ってください
  • 妊娠中や授乳中の方は、使用前に医師に相談してください
  • PTPシートから取り出して服用してください。シートのまま飲み込むと食道粘膜を傷つけるおそれがあります
⚠️薬剤師による補足
Yuu

ジプラックスに限らず、抗生物質の服用中は腸内フローラ(腸内細菌のバランス)が乱れやすくなります。

下痢や軟便が続く場合は、整腸剤の併用について医師や薬剤師に相談してみてください。

また、ジプラックスはビタミンKの産生に影響を与えることがあるため、長期服用の場合は出血傾向にご注意ください。

ジプラックスのよくある質問

ジプラックスと先発薬セフスパンの違いは何ですか?

ジプラックスはセフスパンのジェネリック医薬品で、有効成分・効果・効能は先発品と同等です。開発費用が抑えられているため、セフスパンより安価に購入できます。

有効成分セフィキシムの含有量や作用のメカニズムは同じですので、効果に違いはありません

ジプラックスで淋病を治療する場合、どのくらいの期間服用すればよいですか?

淋病治療の場合は、200mg錠を1日2回、3日間服用します。100mg錠の場合は1回2錠ずつの服用となります。

ただし、セフィキシムに対する耐性を持つ淋菌が増えており、約1割の方には効果が得られないとの報告があります。服用後は必ず医療機関で治癒確認の検査を受けてください。

ジプラックスの100mgと200mgはどう使い分ければよいですか?

淋病治療には200mg錠が適しています。1回200mg(200mg錠×1錠)を1日2回・3日間の服用が標準的な用法です。

膀胱炎や気管支炎などの一般的な細菌感染症には、症状の程度に応じて100mg錠を1日2回服用するのが基本です。症状が重い場合は医師の判断で増量されることもあります。

ジプラックスを飲み忘れた場合はどうすればよいですか?

飲み忘れに気づいた時点で、できるだけ早く1回分を服用してください。ただし、次の服用時間が近い場合は飲み忘れた分は服用せず、次の時間に1回分を服用します。

2回分を一度に飲むことは絶対に避けてください。抗生物質は規則正しく服用することで血中濃度を一定に保ち、効果を発揮します。

ジプラックスの副作用で下痢になった場合、服用を中止した方がよいですか?

軽い下痢や軟便は抗生物質の服用中によく見られる症状で、腸内細菌のバランスが一時的に変化することで起こります。軽度であれば服用を継続して問題ありません。

ただし、水のような激しい下痢が続く場合や血便が出た場合は、偽膜性大腸炎の可能性があるため、直ちに服用を中止して医療機関を受診してください。

ジプラックスに関連する添付文書等の参考資料

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